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お金にならなくても諦めたくないこと

収支は基本マイナス

クラシックバレエをやっている、というと「お金持ちだね~」といわれることが少なからずありますが、決してお金に余裕があるからやっているわけではなく…ほとんどのダンサーが必死に収入源を見つけ、レッスン・リハーサルの合間を縫ってアルバイトをしていることがほとんどです。
私もちょうど今日掛け持ちのバイトが決まったところです。

バレエを続けていく上でかかるお金は、レッスンを受けるための月謝の他に、消耗品であるトゥシューズ代、レオタード代、衣装代、発表会参加費、公演に出ればチケットノルマがあることがほとんどです。また交通費も意外とかなりの出費となります。会社員のような給料が入ることは滅多にないのに、出費はかなりの額になるため、収支はマイナスとなってしまうことが多いです。

頑張れば頑張るほど・・・

公演に出ればその分チケットノルマが発生したり、練習が増えればその分ポワントが多く必要となったり、やはり頑張れば頑張るほどに出費は大きくなり、そして練習時間を作るためにアルバイトの時間を削ることになります。するとますます収入<支出という流れになっていきます。
この葛藤ほど心苦しいものはありません。

それでも夢を見て。諦められないバレエの世界

このように、舞台に出られるからといってリハーサル期間にかかるお金を上回るほどの出演料ををいただけることはほとんどありません。
それでもなおバレエを辞めることなく舞のは、バレエの魅力に魅了され、舞台上からしか見ることの出来ない景色と味わうことの出来ない気持ちを知っているからです。それは何にも代えることの出来ないものです。

この舞台での気持ちを味わい続けたい!と、たくさん舞台に出て活躍出来る日を夢見て、アルバイトを掛け持ちしてでも、バレエをしていきたいと日々頑張っています。

日本のバレエダンサーの経済状況については、谷桃子バレエ団の動画が話題になっていますね。今後そんな話にも触れていけたらと思っています。

今回もお読みいただきありがとうございました^^
では、指導のお仕事へ行ってきます☀



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