見出し画像

子どもを大学まで通わせるかどうか

こんにちは、えとろぐです。

世間は「大学無償化」に湧いているみたいですね。(妻から聞きました)
この政策の是非は隅に置いておいて、我が家にも二人の娘がいますので、他人事ではありません。

「大学に通わせること」について少し頭の整理をしたいと思います。

【結論】大学は有償だろうが無償だろうが、行きたい理由が明確なら通えばいい

今回の記事を作成するにあたり、マネープラザONLINE『大学の学費はどのくらいかかる?金額の目安や資金を確保する方法』を参考にさせていただきました。

記事を拝見していて驚いたのが、

”1990年頃の大学進学率は30%前後でしたが、今や過半数が大学に進学する時代になった”

同記事より引用

ということです。
文科省が公表している学校基本調査(※令和5年度速報)を見ても、高校卒業後の進学先として「大学」を選択した若者が年々増えていることが読み取れます。

学校基本調査ー令和5年度(速報)結果の概要ー
『令和5年度学校基本調査の公表について』より画像を引用

これだけの割合が「大学進学」を選択しているのですから、無償化の恩恵にあやかる人も多いだろうと考えられますね。

さてさて、肝心の費用についてです。
分かってはいましたが、国公立、私立大学で全く費用の概算が異なるみたいです。いやほんとにピンキリ・・・。

参考にさせていただいた同記事では

・国公立の初年度納付金額は817,800円
・私立は学部によって異なり1,188,991円〜4,890,539円

で医歯系が高額な費用がかかることを述べられていました。
初年度が費用として最も多くかかる年だとしても、240万円〜2,300万円もの金額が大学に通う上で必要な金額であるとも解説されていたのですが、これだけの金額がかかってしまうと分かってしまうと、かなり身構えてしまいます。

経済的な事由で大学進学を断念することのないように国としても制度を充実してくれているみたいですし、貸与型奨学金なるものも制度として揃えているようです。

文部科学省『奨学金事業の充実』
(独)日本学生支援機構 貸与型奨学金を引用

こういった制度のお世話になるにしても可能であれば「無利子」のものを選択していきたいところ。
そして、しっかりと学ぶ意欲を見せた上で大学に通ってほしいなと思います。

教育資金は人生の三大支出(住宅費・教育費・老後資金)の一つとも言われているので、子どもたちの将来の選択肢を狭めないように今のうちから準備をしていかないといけませんね。

そして、子どもたちには「大学に行くなら行く理由をはっきりしろ」と口すっぱく言い続ける必要があるかもしれません。

心から「行きたい」と言っているなら、私たち夫婦は支援するだけなんですけどね。

それにしても、今回の「大学無償化」、果たして出生率の低下の歯止めとして有効に機能するか見ものです。


えとろぐ

最後まで読んでいただきありがとうございます! 記事は読みやすかったですか?あなたのためになったでしょうか? 私が体験したこと、学んだことが少しでもあなたの心に残るととても嬉しいです。