代表退任とこれからのこと。

先程コーポレートサイトにて発表があったとおり、2018年3月30日付けでスナップマート株式会社の代表取締役を退任することになりました。今後も関わりがなくなるわけでなく、非常勤顧問という形で会社やプロダクトに関わってまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

突然のことで、少し驚かれた方もいらっしゃるかと思います。子会社社長の退任は親会社のインサイダー情報になる可能性があったため、今日までほとんどの方には黙っておりました。

お世話になった皆さまにつきましては、ご報告がこのような形になってしまい申し訳ございません。ご挨拶はこれからさせてもらえればと思います。

なぜ、今のタイミングで代表を降りることにしたのか?ということなんですが、ありきたりで恐縮ですが、新しいチャレンジをしたくなったからです。

Snapmartの着想から丸3年が経ち、1年7ヶ月ほど前に現在の親会社であるピクスタ傘下に入りまして、まもなく法人会員が3000社に達するところまできました。最初こそ人もいなくて忙しかったのですが、去年の夏頃から商売の「型」が出来上がり、とりわけプロダクトオーナーを立てて権限を委譲してからは、私でなければできない仕事がだんだんなくなっていきました。これは、すでに同種のプラットフォームを10年以上も運営しているピクスタの中に入ってノウハウを共有していただけたことと、現場を回す社員が成長したこと、2つの理由によるものだと思います。

また、よく言われる話でもありますが、買収された会社の社長というのは、本体の社員から子会社社長に昇格したケースとは異なり、なかなか先のキャリアを考えにくい、というのもあります。生え抜き社員のように「本体に戻って出世したい」というような野心もなく、といって会社としてのイグジット(上場や売却)があるわけでもなく、個人としては目標を見失っているような状態が続いていました。

そんなわけで、ある時期から「いつかは自分はここからいなくなる」という前提で会社経営をするようになったのですが、これが思いがけず良い方向にハマりまして。少なくとも日々のルーティンな業務からは、完全に私自身をリストラすることに成功したわけです。

となると私の性格上、じっとしているのが難しくなるんですよね。別にこのままぼんやりと社長の椅子に座り続けて役員報酬をもらいながら毎日ツイッターをやっててもいいのですが、「何か新しいことにチャレンジしたい」という気持ちが日増しに強くなっていきました。

実はこれには、弊社の従業員の影響もあります。

現在、弊社の従業員は大半が「複業家」なのですが、彼らはインスタグラマーだったり、パーティプランナーだったり、オンラインサロン運営だったりと、本業でも副業でも「趣味レベルで好きなこと」を仕事にしています。就職氷河期に社会に出た世代の私には、彼らの生き方がとても新鮮に映りました。

そして、いつの日からか「私も、次にもし違う仕事をするなら、彼らのように生きてみたい」「好きなことを仕事にしてみたい」と思うようになりました。

ここに至るまで、親会社であるピクスタ代表の古俣さんには本当に何から何までお世話になりました。社内で別の新規事業ができるように予算をつけていただいたり、経営者としてアドバイスや励ましをいただいたりと、薄っぺらい感謝の言葉では言い尽くせないほどの恩義を感じています。

一時は会社に留まって新しい事業を立ち上げるということも真剣に考えたのですが、リソース的にどうしても写真やコンテンツビジネスに寄ってしまうため、今の私にはSnapmartを着想したときのような「これ」というアイデアが浮かんできませんでした。考えた末に「無理やりひねり出すものでもないな」と思い、外に出ることにしました。

今後の進路につきましては、少しの間充電期間をいただきまして、公表できる段階になりましたらまたFacebookやツイッター等でお知らせさせていただきたいと思います。

というわけで、また冒頭の話に戻って恐縮ですが、体は1つしかないので社長の座は降りますが、これからもスナップマートには関わりを持ち、営業・広報活動などにも微力ながら尽力する所存です。

関係各位におかれましては、引き続きよろしくお願いいたします。

また、4月中は比較的時間があると思うので、ご新規・旧友問わず可能な限り人に会いたいと思っております。飲み会などどしどし誘ってください😇

おまけ:この件について後ほどVoicyでゆるく語ってみようかなと思っております。興味のある方がいらっしゃいましたらこちらへどうぞ(フォローしていただければ更新時にお知らせが飛びます)。

えとみほのツイッターはこちら。

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やったー!
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コメント2件

お疲れ様でした。たぶん、また違うことやるんだろうなぁと思っていましたw
゛買収された会社の社長というのは、本体の社員から子会社社長に昇格したケースとは異なり、なかなか先のキャリアを考えにくい。゛
私も同感です。こうした状況で働き続けて、疲弊していくよりは潔く次へ向かうのもありではないでしょうか。
という私も、その一歩が未だ踏み出せておりません。
幸運を。
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