上司に評価される(小手先の)仕事術

先日、ある20代の男性から、

「同じくらい働いているつもりなのに、同僚ばかりが評価されて納得がいかない」

という仕事の悩みを聞いた。なんでも、同僚は適当にサボったりもしているのに、要領がいいので上司からは評価されるのだと。一方で自分は、同じくらいの成果を出しているのにさほど評価されず、不満を抱いているのだと。

この話を聞いて私は、とある外資系企業で先輩に教わった「転職に成功する三原則」を思い出した。それは、

「入社して3ヶ月間は、平常時の1.5倍働く、勤怠管理をきっちりする(遅刻・欠勤・早退をしない)、朝早く会社に来る」

というものだった。

上司の評価は最初の3ヶ月で決まる

先輩いわく、この発言の主旨は「上司の評価は最初の3ヶ月でFixされてその後はなかなか覆らない。ということは、最初の3ヶ月で”こいつはデキる””よく働く”というイメージを植え付けられれば、その後多少サボったり失敗したりしても、許してもらえる(目につかない)ことが多い」というものだった。

実際、この助言の効果はてきめんだった。

最初の3ヶ月間、誰よりも働き、言われた以上のことをやり、朝は早くきて勤怠をきっちりしていると、まず間違いなく「この人は放っておいても大丈夫そうだ」というプラスの「烙印」を押される

この烙印は、少なくとも上司が変わるまでは消えない。不思議なもので、3ヶ月経過した後で多少パフォーマンスが下がっても、ほとんど評価は下がらないのだ。

ということは、逆に最初の段階で「入り」に失敗すると、上司が変わるまではなかなかこの一度押された烙印を拭い去ることができないということでもある。冒頭の男性は、いままさにこの状態にあるのだと思う。

「朝早い人は仕事ができそう」という偏見を活用する

上記の助言の中でも、私が特に「労力の割にリターンが大きい」と思ったのは、「朝早く会社に来る」ということだった。

これはなぜなのかわからないのだけど、朝早く来て早く帰る人と、朝遅く来て夜遅く帰る人だと、まったく同じ時間働いていても朝早く来る人のほうが圧倒的に仕事ができる人に見えるというマジックが存在するのだ。

であれば、どうせ同じ時間働くなら朝早く来るほうが断然お得だ。

逆に、遅刻を繰り返している人は、どれだけ長時間働いて仕事が出来てもなんとなくルーズな人に見えてしまい、いつまでも「要観察」を脱することができない。

正直、私自身はこんなエントリーを書いているくらいなので、勤怠と仕事の出来不出来はさほど関連性がないと思っているのだが、サラリーマンというのは直属の上司の評価が全てなので、同じだけ働くならば「頑張ってる」「きちんとしている」ふうに見せたほうがお得なのである。

マイナスの烙印をプラスに転じるには

ここまで書いたとおり、「入り」に失敗すると、正直なかなか挽回することが難しいのだが(だからこそ3ヶ月”だけ”頑張る意味があるのだが)、チャンスがまったくないわけではない。

1つあるのは、上司が変わるタイミングだ。学校のクラス替えと同じで、キャラを大胆にチェンジするまたとないチャンスなので、これは絶対に逃してはならない。

もう1つは、これは若手にしかできない芸当かもしれないが、「本を読んだ」とか「人からいい話を聞いた」とかなんとか理由をつけて、自分の意識が変わったことをアピールすることだ。前述のとおり、一度押された烙印は無意識レベルに刷り込まれているので、ちょっと行動が変わってもなかなか認識してもらえない。

そうすると「こんなに自分は頑張っているのにぜんぜん評価してもらえない」というやるせない気持ちになって、せっかくのやる気がくじけてしまう。そうならないために、いったん自分にアテンションを向けてもらう必要があるのだ。

それらが面倒くさいとか難しいということであれば、思い切って転職を視野に入れるのも良いと思う。

それくらい、一度貼られたレッテルを剥がすのは難しい、ということなのだ。

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例えば、同じ5時間かけて仕事を終えたとしても、7時始めて12時に終わった人と、9時に始めてランチまたぎで15時に終わった人では、上司に報告する時間が違ってくるので、朝早い人が仕事は早いと思われるし、事実早く終わってますからね。
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