et sona の暮らし方改革 / 移住の記し no.5

労働力のシェア

前記事『no2:enjoy myselfなDIYでリノベはフリーダム!』にて、進行中の家のリノベのことを書いたけど、あの時は途中までだった床の下地作りが、先週末完了した。

今回の移住でお世話になっているDIY達人な一般社団法人みつぎさいこうのカジくんが、細部の高度な作業を引き受けてくれ、忙しいなか時間を作り、対応してくれた。

リノベに際しては、自由度高く、自分たちが楽しみながら、出来ることは自分たちでやってみる、なるべくコストはかけない方向で、などいくつか思っていることはある。そんなenjoy myselfでDIYなリノベを、尾道市の空き家バンクの仕事をポランティアで行なってもいるカジくんにお願いした、というと、これもボランティアで?、とちょっと勘違いされるかもしれないと思い、「労働力をシェアする」ということについて、あえて考えてみた。


労働力のシェア、とはいっても、ある作業/仕事の時間帯を区切るなどして複数人で同一の作業を行う、いわゆるワークシェアリングということではなく、流行りのシェアリングエコノミー的な、空いているないしは余剰な時間やモノ、アイデア等といったものを有効的に共有する、といった感じの、労働力の貸し借り、あるいは労働力の交換/トレードについて、と言ってもよいかもしれない。

今回、カジくんにお願いしたリノベに関する案件は、当たり前だけど「ボランティア」では「ない」。

彼は、このためにわざわざ時間を作り、プロではないにしろ(今後、一人の人間がいくつもの職種を持ち合わせるのが普通になり、都度その職種の割合が変動するなんて世の中になると、プロの概念は変わるだろうけれど)、これまでに蓄えた高度なスキルを使って作業にあたっているわけで、そこにはそれ相応の対価が発生するのが当然だし、それを、得意なんだから(ボランティアで)ちょっとやってくれない?、というのはおかしな話。

ここでの対価は、作業で拘束した時間、これまでに時間をかけて手にしたスキルを、どの程度使ったか、ということに対して払われるもので、互いが話し合い、納得できるところで折り合いをつければ良いだけ。

今回、必要資材の調達や、どれだけの時間が取れるか(彼の他の仕事とのパランス)が未定だったため、大まかに決め、請求時にもう一度確認しましょう、という話になっている。


「金(カネ)」の話、というのはどうにもえげつなく聞こえるし、なかなかしにくいものではあるけれど、現行の社会では、とても大切なことでもある。ここがまとまれば、いろいろなことがスムーズに動き出すし、ここが揉めれば泥沼状態だしw

余談だけど、個人的には、お金の話を最初に出来ない人は仕事の出来ない人、だと思っているw 原稿料の話を最初に出来ない編集者だとか、ギャラの明細をはっきりさせないままデザイナーをこき使う代理店だとか、契約書を交わさずに興行を行わせるイヴェンターだとか、等々。みんなひどいな!w ってこれ、メデイア関係の方々を非難するものではなく、今思いついたのがこんな感じというだけなので悪しからず!

労働に対してその対価が支払われるのは当たり前だと、おそらく100%の人が思っているだろうし、確実にそうあるべきなんだけど、今後、一人の人間がいくつもの職種を持ち合わせるのが普通な時代がやってくれば、あるひとつの成果物に対して、その過程で、足りないスキルの貸し借りや交換/トレードが行われることは普通に起こるだろうし、そこで都度対価を発生させてもいいが、頻度が上がれば、おそらくスキルトレードのプールの仕方が向上するんじゃないかと。スキルポイントやスキルレベルみたいな定量化された評価が出たりもして。片方に貯まり過ぎたポイントは、これだけ買い取って!、もありだろうしw、モノやアイデアと交換する、もありだろうし。

一方、足りないスキルを補うという「質」の観点ではなく、足りないパワーを補うという「量」の側面もあるかと。遠い昔の話をしなくても、50年ぐらい前(自分が生まれた頃)の日本の農村でも、今日は〇〇さんのところの田植えで明日は〇〇さんのところ、〇〇さんのところは来週といった感じで、集落(小さなコミュニティ)総出で皆の田植えをする、みたいなことはあったわけで、数件の集落の皆が、皆のために労働力を提供し合っていたという時代が存在していた。ある時期/タイミングに集中的に必要になる労働力は、同じ職種の同じようなスキルを持った人達が集まることで解決する、なんてことも考えられる。まぁ、その場合のトレードも偏る可能性はあるから、スキルにしろパワーにしろ、どのように蓄え交換するかの、プールの仕組みをきちんと設計出来るか、がポイントなのかなぁ、と。どなたか賢い方が考察しているものがあればちょっと読んでみたい気もする。


今後、リモートワークが定着し、組織に属している人ではあっても、時間の使い方の自由度が上がり、副業も一つや二つではなく複数なんてことになり、住居だって多拠点となれば、言ってみれば「皆が(ほぼ)フリーランス状態」という状況がやってくるかもしれない。言い換えれば、組織に属していたとしても、複数の組織に属している、とか。一億総フリーランス社会、はすぐには難しいだろうけれど、そうなった時には、税金や社会福祉関連の案件もトレードにして欲しいw

ちなみに、自分は、農業はスポーツだ!を合言葉に(これについてはまたおいおいw)「半農半〇〇な生活スタイル」を探る、と言っているけれど、これ、農業をやりながら、シェフもありだし、(前職の頃のように)イヴェントのオーガナイズをするのもありだし、編集の仕事をするなんてのもありだと思うから。その際に、対価は、なんだったら…3日でイヴェントのアイデア練って企画書まとめるから、その代わり来週3日ほど農作業手伝って!、みたいな単純なレベルのトレードでもいいんじゃないかと思っている。

必要な労働力を提供できる人間が提供し、必要な対価を選択する。そのためにわざわざ時間なりを削って提供するのか、しはらく予定ないからやるよ!、といった感じで余剰分を提供するのか、それぞれの状況によってその価値や評価は可変的なものではあるけれど、ボランティアで搾取されることのない、心にも身体にも優しいシェア/トレードw、は皆が望むところかと。

ひとまず、ここで言いたかったのは、今回のカジくんの「労働力の提供」は「タダではない」ということ。対価として自分たちが持っているものの中から別のモノと交換もあったかもしれないが、今回は金銭での対価とした、ということ。

話を戻して、東京オリンピックのボランティア…(いや、違うw)、家のリノベ。

この後、床材を施工して全面フローリングになれば、これもうルンバ大活躍だな!!

って、ルンバ買えばの話だけどw

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