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アーカイブを眺めてみる

このところ、自分のアーカイブデータを見て「へー」となっています。思いがけず、忘れていた古いデータと対面してみたら、時間の経過のせいか「へー、変わったもんだな」と他人事のように眺められている訳です。パソコントラブルがらみで、壊れそうな外付けハードからのデータ救出方法がコツコツ1フォルダづつコピーするしか方法がなかったため、フォルダーの中身を確認する必要がありまして。きっかけは情けない‥‥。

現在はデジタル制作ですが、以前は絵の具で描いておりました。スタイルもかなり迷走してます。絵本制作で不思議な生き物ばかり描いていたところからスタートし、仕事欲しさに人物へ移行、お仕事依頼がくるようになった辺り。名古屋→東京→大磯→東京に戻って「仕事採るぞー!」の頃。

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柳の下女性のイラストは、東京初個展の時のだから‥‥いつだっけか?。データは2014年保存。お仕事のイラストは、雑誌:和楽とSaitaです。廃刊になった雑誌が懐かしい。そういえば、落下する女性をよく描いていました。

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こちら、描き方を模索していた頃のもの。水彩っぽいタッチを試していました。この描き方が思いのほか大変で‥‥「デジタルだったら」と考え始めた頃です。期間が短いのであまりこの感じでお仕事受けておりません。今思えば、これかあって水彩タッチのスタイルに繋がったように思います。

このスタイルが続かなかったのは「神経使って描くの嫌ー!」と投げ出したからなのです(一発勝負技法はミスった時のダメージが大きいので)。水彩絵の具やカラーインクに手を出して続かなかった理由も同じだったなぁ。まだデジタルのブラシツールの種類は出現していませんでした‥‥。
そんな理由でこのタイプは数は少ないのですが、描く予定だった下絵だけはある。片付けしてたら、そんな下絵が出てきたので、デジタルで色入れてみました。

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以前見た映画のイメージで、長いおさげ髪の女性を描きたかったのを記憶しています。映画で長ーいおさげ髪を切る場面があって、タイトルが思いだせませんが、母娘ものでちょっと怖い感じのお話でした。(ラプンツェルではありません)

枝ぶりを整えたり、カラスを加えたり、線の調整をしたり、もう少し手を加える予定ですが、今週はここまででストップ時間切れです😆。つづきはまたの機会にアップするかもしれないし、しないかもです。

自分のアーカイブに向き合うのも新たな発見があったりして、たまには良いものです。


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