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グッドバイ

シアタードラマシティで藤木直人君目当てに『グッドバイ』観劇。2020年1月24日

ストプレ弱者の私は予備知識ゼロで観劇。今回はパンフレットをかわなかったので後からちょっと調べてみました。


昭和23年、小説「グッド・バイ」は、太宰治が新聞連載を予定し13回分まで書いた時点で入水自殺を遂げ、絶筆となった。
田舎に妻子を残し単身東京に暮らす男・田島周二は、雑誌編集者という体裁の裏で闇商売でしこたま儲け、 はたまた何人もの愛人を抱えているという不埒な男。 しかし一転、妻子を呼び寄せ闇商売から足を洗い、真面目に生きようと愛人たちと別れる決心をする。
田島が愛人と別れるため手を組む美女・キヌ子がソニンちゃんで大食らいと言うキャラ。彼の多くの愛人たち、そして彼らを取り巻く人々は……と言うストーリー展開。

藤木直人を取りまくのは​真飛聖、朴璐美、​長井短、​能條愛未、​田中真琴、​MIO、​YAE 生瀬勝久の面々なので面白くないはずが無い。飽きずに観られる面白さではあるが、芸達者な俳優が集まる音楽劇の要素が少なくてもっとみんなにもっといっぱい歌って欲しかった。


前半でソニンちゃんを妻と偽って女達と手を切るも藤木直人君は男前で優しい。声まで二枚目なので不埒感が少ない。甘い系の二枚目の宿命だ。
休憩挟んで後半の展開はケラさんの創作なのか、ストーリーが力技の展開だと個人的には思う。ケラファンにはたまらない魅力なのかも。まあドタバタ感も楽しくハッピーエンドで終わる楽しい作品なので観劇後の清々しさは損なわれないので良し。

TV映像で『魔都夜曲』を偶然見て藤木直人君の舞台素敵‼️って感じてからようやく舞台で観ることが出来た。ストーリー云々は置いといて藤木直人ってほれぼれする二枚目。デビュー当時からハンサム君だったが年齢を重ねて益々いい男になった。映像も悪くないけど、舞台に立つと匂い立つ様な甘い二枚目感が劇場中に漂う。持って生まれた華と人としての優しさが溢れ出る。チャーミングを絵に描いた様な藤木直人君。チャンスがあればまた舞台で観てみたい。

ところで、感想を書こうとネット検索をしていたら同じ作品を映画で大泉洋ちゃんと小池栄子ちゃん主演で映画が公開されるそうだ。2月14日から全国ロードショーとのこと。
この喜劇感を表現するのは個性的なハンサムの洋ちゃんと頑強な力を持つ美女栄子ちゃんが似合う…と思う。
映画なら舞台の無理やり感も薄まって面白い作品に仕上がってるかも。比較するためにも絶対見に行行こうと決心したところだ。

ところで太宰はどんな結末を書きたかったのだろう。

#藤木直人 #ソニン #ケラ #シアタードラマシティ



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