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まだまだ一生懸命in鹿児島

鹿児島の宝山ホールだった。開演直前後方客席はガラガラ、約1500程のキャパだから1000弱しか入っていない、もっと少なかったかものイメージだ。ふとドタキャンした2018年のSSAの事が頭をよぎる。隣席は元ザ・タイガースのファンの方、お話すると「歌を辞めていたのに久しぶりにジュリーが歌うから見に来た」と衝撃発言。LIVEでよくジュリーは「TVに出てないから歌を辞めたと思われがち」と発言してたけど本当だったんだと今さらながらTVの力恐るべしだと感じる。ジュリー年代でTV以外の情報を集める気が無いと情報は入らないものね。

前方席はほぼ熱烈なジュリーファンで埋め尽くされててバンドとジュリーの登場前から拍手、登場した途端スタンディングでお迎えだ。“翼よあれがパリの灯だ”ばりのフードにゴーグル?姿でテンション高く歌い出すが前日にピー、タロー、サリーとの宴会幹事をしていたせいかちょっと声がかすれる。徐々にいつものパワフルなジュリーの声に戻るのはさすが長年歌ってるプロだね。
SNSで段取り間違えたり歌い出しがあやふやだったりと言われてるけどそんなのはご愛嬌だ。
ご挨拶ではジュリーはまいど!(私達)おいど!まいど!おいど!まいど!おいど!まいど!おいど!あぁ途中からかぞえられなかったけどジュリーがまいど!おいど!の応酬ご挨拶で場を温めてくれる。嬉しいなぁの一言が優しい。後方の空席も見えてるのに優しいジュリーがそこにいた。
50周年で衣裳の早川タケジさんと別れご本人曰く吊しの衣裳だがやっぱりソコにいるのはジュリーなのだ。
片膝を床について挨拶してくれるのはキュンキュンキュンとなってそのまま失神しそうに(しないけど)なるのは私だけ?最前列には大大大サービスでジュリーに触れるんじゃないかくらいに近くまで走っている。
舞台の端から端まで走ってヘドバンも岡山より多くしてる印象だ。
アンコールのお話ではさいたまスーパーアリーナのチケットが完売したこと、映画賞を4つももらった事、なん~でなんで~僕が~?と言いながら満面の笑みだ。土を喰らう十二ヶ月に出演したことでジュリーの魅力が再認識された形だ。真知子とツトムが交わす会話、
真知子「いい男ね」
ツトム「せやろ」
ジュリーファンの私は「ええ男に決まってるやろ」と毎回心で呟く。U-NEXTの先行も含めれば20回くらい見てるが3回目辺りからはもうツトムと言う名のジュリーに愛に行ってる感じだった。

ツァーの話から逸れてしまったがこの映画のおかげでジュリーに戻れた私にとって老いらくの恋を復活させてくれた大切な映画。円盤化されるのでもうすぐ家で会えるがスクリーンでアップになるジュリーの顔が好き。
そしてこの映画の『いつか君は』をもっと甘く切なく歌ってくれる。
”過ごしたそばから過去に変わる“
そうなんだ。ジュリーと過ごす時間は過去に変わりまた会える未来を求めてしまう。
アンコール曲も終わり手を振りながら去っていったジュリー
またね。
さいたまスーパーアリーナまで元気で頑張ると約束したから仕事も生活も真面目にして愛に行こう。
#まだまだ一生懸命ツァー
#LIVEツァー
#ロッカー
#JULIE
#沢田研二

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