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かたりばLabという最高な遊び

かたりばLabをやろうと思ったワケ

超絶だっさい理由なんですけど、この際白状させてください。

バイトしたかったんです。

は?って感じなんですけど、シフトに入りたかった。
だからなんかイベントを作ってシフトに入れるようにしたいなー、とそんなことを考えていました。
でも、いくらイベントを考えても、なんかやる気出なかったり、よくわかんなくなったりして迷走しちゃいました。
こう言ったことはよくあることなんだけど、いろんなやらない理由や頑張らない理由を考えついてしまう。
でもバイトしてお金を貯めなくてはならない理由があったので、シフトには入りたい。
そこで、同じバイト先にいる且つ福岡カタリバでインターンしてる子に相談してみたんだよね。どうしよう、って。
そこでいろんな話をしていく中で一番盛り上がったのがカタリバのキャストむけに何かしたいっていう話だった。

僕が毎回かたりばLabでいう「キャストライフにスパイスを」とか「キャストにワクワクを」とかいう大きいテーマは実際後付けです。
でも、考えれば考えるほどワクワクするし、すごくいいことをしているように思えてきたんですよね。

本当は怖かった

でも実際やるのって怖いじゃないですか。
かたりばって名前使っちゃってるし、
自分はもうインターンでもないし、
なんなら毎月2回くらいあるカタリ場(出張授業の方。通称カタリ場)にもそんなに行ってる訳でもない。
そんな訳で、一応福岡カタリバの代表をしてる人に相談してみたんです。
こうこうこういうのがやりたくて、でもこうなんじゃないかって懸念があるんですけど、って。
秒で返事きた。

『えつおがやりたいことやっていいよ』

本当に嬉しかった。
否定されるんじゃないかって思ってたから。
お前、インターンでもねえのに変なことすんなよ、とか言われたらどうしようとか変な不安を抱えてた。
でも、そのことについて言うと、
『なんでそんなに自信なさげに言うの?笑 もっと堂々とやっていいよ』って言ってくれてもう最&高すぎてやばい(語彙力)
つまり嬉しかったってことが言いたい。

僕がその時やりたかったこと

・キャスト(生徒とナナメの関係になれる対話できる人)のカタリ場で消化できない思いや考えをみんなでシェアし、深める。
・普段の福岡カタリバの人間としてではない、ありのままの自分で思ったことを思ったままに話せる第三の場所を作る。(物理的&精神的に)

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写真は毎回みんなにお願いしてるかたりばLabの時間内で大事にしてほしいことだ。
言葉にして、文字にしてもやっぱり今まで気になっていたことを気にしないのは難しい。
自分の言うことは、多くのキャストとは違って「間違って」いるのかもしれない。無意識でそう思ってしまって自分の思ってることが言えない。
それってちょーもったいなくない?
できないって言うのが怖いし、わからないって言うのが恐ろしい。
できるとかできないとか、わからないとかわかるとか、どうでもよくて。
あなたが思ってることやモヤモヤしていることを吐き出しても受け入れてもらえる、そんなカタリ場みたいな空間を求めてた。

Facebookイベントページを作って、実際に声かけをした時に、
めちゃめちゃおもしろそう!って言ってくれる人がたくさんいた。
本当に嬉しかった。
自分の考えが認められた気がした。
自分の行動が褒められた気がした。

僕こんなことがしたくて!と言うとみんなが『それめっちゃいいじゃん』って言ってくれる。
最高の環境がそこにはあった。
やっぱ福岡カタリバの人たちは最高だなって思った。

新しい第三の場所


実際に3回もやってみて、みんな本当に真剣にカタリ場で思ってたことや悩んでいたことを話してくれたし、真剣に問いについて向き合ってくれた。
例えば「対話ってなんだ?」とか「キャストが得るものって何?」とか、
「現代の高校生の課題ってなに?」とか「アンケートのあり方について」とか。
キャストにとって普段あんまり考えをシェアすることのないことにみんなで考えたり、その問いの中で普段モヤモヤしていることをシェアしたりする。
その空間がたまらなく面白くて、たまらなく居心地が良かった。
いつもみんなが利用するフリースペースや事務所じゃなくて、初めていくコワーキングスペースだからこそ、なんかここなら言ってもいいかもって思えるんじゃないかと思ってる。
もともと行った事もなかったフリースペースがいつの日かサードプレイスからセカンドプレイスになって行って、いろんなしがらみみたいなものが出来上がって、この場ではこうあらねばいけないと思ってしまってるからこそ、やっぱり物理的に場所を変えるのはいい試みだと思う。

かたりばLabは遊び

やりたいと声を上げるスイミーになると、みんながいいね!って集まってくれる。みんなが力を貸してくれて大きな魚みたいに、素敵な時間が出来上がっていく。
これって最高じゃないですか?
「遊び」って表現すると誤解もうんじゃうかもしれないけれど、僕にとっては適切な表現だと思ってる。
やらないといけないからやるんじゃない。やりたいからやるんだ。
だから遊びなんだ。
遊びだから、もっと楽しくやりたいし、もっとみんなと遊びたいからみんなに声をかける。

今後

正直、書きたいことはもっとあるんだけど、最後にこの文章の趣旨とは違う感じになっちゃう感じで恐縮な言いたいことがあります。
それは、言いたいことを言いたいと言うこと。
これ言ったら問題になるかな、嫌われるかな、怒られるかな、とか。不安になっちゃって飲み込んだ気持ちや言葉が気持ち悪いんです。

正直、僕は福岡カタリバに対して一定の不満みたいなものがあります。モヤモヤしていることがあります。
でも同時に、僕の人生を変えてくれたコミュニティのひとつでもあります。
大好きな人たちに出会えた場所でもあります。
だからこそ、あれがダメだーこれがダメだーもう関わりたくなーい、みたいな単純なことではなく、
自分が課題だと思うならなんとかしてみることが大事だと思ってます。

福岡カタリバを運営しているP+のミッションは『青春期世代が、自分には無限の可能性と選択肢があると信じ、行動できるように対話を通じて自分自身と向き合うきっかけを届ける』です。
めちゃくちゃ好きなミッションです。僕の親友たちが考えてくれました。
だからこそ、めちゃくちゃもったいないって思うところがある。
でもそれって代表や理事の人たち、インターンの人たちのせいってわけじゃない。僕を含め、みんなの問題だなって思う。

2年前は『圧倒的当事者意識』って言葉がそんなに好きじゃなかった僕が圧倒的に当事者意識を持ってやってる、でもやらなきゃいけないじゃなくてやりたいからやってること、それがかたりばLab。
ワクワクする世界を作りあう。それがこれからのかたりばLabの指針です。
もしかしたら間違ってることかもしれないし、もしかしたら見当違いな考えかもしれないけど、僕は今こう思ってるよ。

長々とかいて、話題がいろんな方に行っちゃって大変読みにくいものになってしまったけど、今の気持ちを忘れたくないので書き直そうと思ったけどやめました。

読んでくれてありがとうございます。



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