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海外に行く意味って何??行く必要ある??

僕は海外に行くことにとても大きな意味を感じる。しかし、僕が周りから言われた言葉で印象的なのは「海外に行ってすごいね、けどなんで行くの?俺は海外怖いし、日本に居た方がいいな。地元すら出たくない。」という言葉。海外に対しすごいなと思うものの、行くという決断はハードルが高いらしい。

海外に必ず興味を持つべきだとは思わない。なぜなら日本が大好きなこと、地元が大好きな事は素敵だと思うから。実際日本という国は、平和で、教育に恵まれ、経済に恵まれ、海外に評価される美しい国である。ただ、そんな美しい国を一度でも外から見てみると気付きがあると思う。もっと日本を好きになるかもしれないし、もしくは日本の悪いところが見えてくるかもしれない。

日本人が海外に行くべき一番の理由は、日本を外から客観的に見る事。個人的意見だが、日本人は日本での幸せが当たり前と思っている人が多いと感じる。ご飯を食べられる事、学校に行ける事、お金がある事、家族と一緒にいる事、仕事ができる事、出来て当たり前と思っている事は別の国では当たり前じゃない。僕らはこの環境を与えられたのだから、遠慮して生きる必要はないし、他の国に同情するべきだとは思わない。ただ、どれだけ幸せな環境かという事を噛みしめるべきなのかなと。仕事に対して、お金に対して、人間関係、生活に対して不満が多いこの現代社会で、みんなが生きやすい世の中にする為に必要な事だと思う。僕たちがどれだけ恵まれた環境で生きているかという事を。

また、世界は広いという事を知ると、人生の選択肢が大きく変わる。定年まで働こうと思っているその会社以外にも働き口はたくさんある。今の苦しい環境が全てでは無いことに気付く。新しい人と出会うと、考えが変わる。今苦しんでいる大きな悩みも、実はちっぽけだったことに気付く。何十年かけて築き上げた常識は、日本という小さな島国でしか通用しないことに気付く。日本がどの国よりも美しい事を知る。日本人の真面目さは世界に通用する事を知る。自分がどういう人生を歩んだら幸せなのかを知ることができる。人の痛みを知ることができる。人に感謝することができる。

僕は海外に行って自分の世界観が大きく覆され、たくさん学び、今自信を持って幸せな人生だと言える。どこか元気がないと感じるこの日本の現代社会で、みんなが自身の幸せと向き合える世の中になっていけば良いなと思う。ただ、ここに記したものは海外という一つのきっかけに過ぎないので、他にも自分を成長させる何かを今後の人生で探していきたい。



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