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カタコトのポルトガル語が活きた日!!!

私は3年前にポルトガル語に出会いました。工場での現場実習を通してブラジル人の方達と仲良くなり、彼らが日本語が苦手だったことから、自分がポルトガル語を話せたらもっとコミュニケーションが取れると思い勉強を始めました。

もちろんすぐに話せるようになることはなく、仕事をする上でも通訳できたら助けられたのではないかという悔しい思いもたくさんしました。特に現場の日本人は、外国籍の方達に対して日本語が話せないという理由で突き放してしまう人も多くいます。

そんな悔しい思いをしてから3年が経ち、コロナの影響により再び現場に出て仕事をする機会を得ました。現場にはブラジル人、フィリピン人、ベトナム人など各国の方達がいます。その中でブラジルの方に作業を教える機会があり、日本語が苦手という事で、カタコトながらポルトガル語で教えてあげました。特にポルトガル語を話せる事へのリアクションはなく、素っ気ない対応だったので、ちょっと寂しい気持ちもありましたが、ポルトガル語による説明を頑張りました。しかし、その後に別のブラジル人から次のようなことを聞きました。

「あのブラジル人から話を聞いたけど、ポルトガル語を話せる日本人がいるって言っていてそれが誰か気になっていたの。あなただったのね。仕事を教える時もポルトガル語で話してくれたから、仕事がとても楽しかったって言っていたわよ」

これを聞いてとても嬉しくなりました。素っ気ない態度に見えたがそんなことを思ってくれていたなんて。3年前にポルトガル語を話せなくて悔しい思いをし、それからポルトガル語を少しずつ勉強し始め、今日一人のブラジル人を少しでも助けられていたと知りとても報われたように感じました。自分が3年前に目指していたものはこれだったと実感できました。ここ何年も仕事に何を求めるかを考えていますが、このような喜びを感じられるようなことを仕事にできたらと強く思います。

こんな感じで今日は努力が報われ、本当に嬉しい1日でした。日本に住む外国籍の人達に対し、生活や仕事を手助けできるいい仕事があれば、ぜひ教えてください!

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