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私が留学したいと強く願った日のこと 1

 今年の4月。家族でハワイ旅行に行った。

 もう家族全員社会人になり、それぞれがお金を稼げるようになって、まさか、自分の力でハワイにも行けるようになるなんて。

 そして、ずっと私たちを守ってくれた母への親孝行・プレゼントを兼ねた旅行だった。

 私は、自分で言うのもなんだけど、人生のどん底のような時間を学生時代に過ごしてきたような人生だったので、そんな私達がハワイ!!?と、夢か現実かもわからないほどに現実離れした特別な日を迎えることができた。

 家族全員飛行機が離陸した時に握手を交わしたことは一生忘れない。「ハワイ旅行って私でも受け取れる現実なんだな」と、ほんの少し自己肯定感が上がったような気がして嬉しかった。

 ハワイについてまずびっくりしたことは、人から感じられる「許し」のような優しい雰囲気だった。「許し」と言っても悪いことをしてもなんでも許されるとか、倫理的にNG がOK になるということではもちろんない。簡単にいうと、「私は私のままでいいんだな」「特別なものを何も持っていなくても、ただ二本の足で立っているそのままの自分を愛していいんだな」と感じられるような、自己否定ばかりの自分にとってはまさに「許し」とも捉えられるような、温かな関わりを、どの人もしてくれた。

 そして、現地の人は私にしてくれたように、自分にも愛をたくさんつぎ込んで生きているのだなと感じた。自分のときめきや喜びに緩やかに従って生きていると強く感じた。

 税関は怖い顔してしっかりと任務を遂行していたけど、ふとデスクを見るとヴェンティサイズの抹茶クリームフラペチーノ(今アメリカで大流行中とのこと)が置いてあって普通に飲んでいたし、同僚が横切るとチェックは一旦止まり、私たちには見せてくれないような可愛らしい笑顔で挨拶しあい、「今日はどう?」と会話も楽しんでいた。

 日本ではあり得ないことを、ここの人たちは普通にしてて、でも大切なことはしっかり守って生きている。生きることができている。そしてなんだかとても楽しそうだ。心地よさそうだ。見ていてワクワクする。

 そしてすぐに、日本を思い出す私。世界レベルのサービスを誇る日本のおもてなし文化。真面目な気質。実に誇らしいこと。でも、全てにおいてそこまで真面目にやる必要があるのか?そこまでしなくても、日本の本質・良いところってなくなることはないのでは?

 もっと小さな目線で言うと、自分は普段の生活において、信頼や立場を失う恐怖に支配されるばかりに、何かを得る幸せに焦点を当てていなかったのでは?と思いを巡らせた。私が日本の中で「こうあるべき」と思っていることって、本当はそうでもないのでは?と、ホノルル空港からワイキキまでのバスの中で猛烈に考えさせられた。

 ここの人たちともっと話したい。話してみたい。意見を交換してみたい。相手の話を理解したい。噛み砕いて自分のものにしたい。生活を知って、小さなことでもそのエッセンスを取り入れたい。学びたい。もっと軽やかに生きることが出来るきっかけをここで得たい。

 「私にも、もしかしたらできるのかもしれない。」

 そうすごくすごく感じた。願った。希望を感じた。そして、留学することを決意した。

続く

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ではまた次回のnote でお会いしましょう!

 

 



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yukari.

東北生まれ、東京一人暮らし。ハワイ留学を目指しています。ハワイのこと、英語勉強のこと、将来の夢や目標。仕事やライフスタイル。全てありのままに記録していきます。
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