東京

東京生まれ、東京育ちである

一駅で隣の県に行けるようなところで育ったので、あまり都会に住んでる感覚はない。大人になっていろいろなところへ行くようになって、ああ便利なところに住んでいるな、と思うようになった。

東京といえば

と言われるといろいろ思い浮かぶが、わたしにとっての東京は首都高だ。一般道の上に高速道路が走る。同じところに向かうのに2つの視点で走ることができるのが好き。

一般道は信号につかまるけど、歩く人やお店を眺められるのがいい。あの服かわいいな。お、マリオカートの集団だ。あ、あそこ今度行ってみよう、とぼんやり思いながらGoogleにポイントを登録する。

首都高にのれば、まったく同じ道を高い目線で見ることができる。あそこの看板、こんな高いところにあるんだ。あのビルの壁ってこんな色だったんだ。上から見ると釣りしている人が多いね。目的地が同じなのに目につくものが変わる。

なんだかすごく、子供っぽい言い方だけど、ちょっとだけ空を飛んでるような気分になるのだ。

一番好きなのは、夜の湾岸線から四つ木方面に向かう、荒川を横断するあの景色。

東京タワーもスカイツリーも見える。川は暗く両側の街が明るいコントラストが綺麗。大きくカーブをしながら川を渡るのは、本当に空を飛んでるみたい。

今日のドライブは、あの道をリクエストしてみよう。


#1週間チャレンジ
#場所にこだわる

いち会社員のくだらない話がメインですので、スキやフォローをいただけるだけで十分です。もしサポートいただけた場合には、あしたのランチの味噌汁を豚汁にグレードアップします。