ころこるびより~13日目~
こんにちは。
こんばんは。
この挨拶、特に意味もなく、ころちゃんにも関係はありません。
(13日目の真実)
33曲あるうちのまだ10曲もご紹介していないのに、
あれやったっけ?と早くもなってきました。
ほぼその日の気分で決めているので、
頭の中で流したときに、
うーんまだ書けんな
と先延ばしにしていることも多々。
今日は
”千年樹物語”
です🌸
題名からして何やら壮大な感じがしますね。
佳凪きのちゃんの和歌を詠むときのような入りから、
藤本さきちゃんの返し、
二人のハーモニーと続き、和を感じさせるテイストの曲調で物語ははじまります。
紐解くと古文チックになるのですが、
千年樹が芽吹いたころから”愛してた”とあるように、
長く、それはとてつもない永い間、想い続けていた。
Kolokolにとっては実は珍しい(?)直截的な愛の歌という解釈です。
とこれくらいにして、
この歌、見せどころがかなり多い楽曲になっています。
(まあ言ってしまえば全部そうなのですが)
まず冒頭でもご紹介したように、語り部のような出だし。
この静かな始まりの後は、速いテンポで進み、
それぞれのパートが力強く繋がれていく。
まるで舞踊を思わせる振り付けで表現され、よりその世界に没入していけるようになっている。
かと思えばまた、樹木に覆われたような静寂が訪れる。
すなわち静と動の緩急こそがこの曲の世界観を支配し続けている。
ソロとハモリが交互に繰り返されるのも相俟って複雑に入りくみ、千年という壮大なスケールを描いていく。
そして最後に4人で叫ぶのは魂の”愛”の叫び。
何が言いたいのかわからなくなってきましたが、
当たり前のことばかり言っていても意味はないという、
歌詞にあるまさにそのとおりのことで、
千年という時をも超え、愛という物語はずっと続いていく。
そんなメッセージがある気がします。
なににせよ終始目が離せない聞き逃せない曲で、
永遠を歌っているが、その体感は本当に一瞬のことのように感じさせてくれる興味深い、まだまだ掘り下げ甲斐のある一曲になっています。
よしなに。
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