過去があって

2023年12月10日
Yogibo HOLY MOUNTAIN
Axelight Oneman Live
「Noisy night」💫

大盛況に終わったAxelightにとって3回目のワンマンライブ。
それから早3か月、
場所を倍以上のキャパシティを誇る隣のYogibo META VALLEYに移して行われた初の主催ライブ「ILLUMINATE」✨

西から東から、今をときめくアイドルグループが参加して大阪を彩った。

結末を先に言ってしまうと大成功、の一言でおさまってしまうにはあまりにも勿体ない。
ということで、というのと、久々にわたくしほぼほぼぶっ通しでアイドルを見続けるということをしまして、とちゅうふつうにつかれたんですけど、忖度誇張抜きにしてもよかったなあと思えたのでレポを残しておこうかなと。



PLEVAIL🍔さんの休止に伴い、急遽feelNEOさんが代打に抜擢。
タイテを見た瞬間に思いました。
「やっぱり(特典会行く時間なく)ね」

そのとき考えるかーと思い、迎えた当日。

雨。

雨なのである。

ちょっとパラついてるな、とかいうレベルではなくガチ雨。
寒いし。
さらに前売券完売の為、難民が続出。
そして初めて来た人が多かったであろう、皆さんが思ったことを代弁します。

「え?せまくね?」

端見えないじゃん、d●oよりやばいなどなどいろいろ聞こえる中、オープニングを飾るのは主宰のAxelight🧬㌠。


エマージェンシーのサウンドをリミックスしたSEで会場のボルテージはいきなり上がった。
続けて眠れないほど楽しめよといわんばかりのSleeplessでオタク跳びのウォーミングアップ。
さらにたたみかけるように2曲を披露し、最高の一日の幕開けを予感させた。


続いて登場したのは関西代表格Quubi🦊

いきなりオタクに声を出させ、煽る村上華花。
この人すごいな、と改めて。
はじめは(どこまでやっていいのか)探り合うようなオタクたちだったが、村上大先生に言われて動かないのは人じゃない。
3曲目にもってきたKurogane、ここで流れがガラッと変わったような雰囲気があった。
オタクたちのリミッターが外れたのである。
それからはもう完全にキュービフロアのペース。
みんな大好きDear my…で自由に遊んだあとにはやっぱりこれがありました。
Legendary
2サビおわり前までは後方の壇上にいた私が、
なぜか次の瞬間にはフロア中央でハムスターの如く走り回っていました。。。トットコ🐾

いやー今日はせまいし無理かな。うん。大人しくしよと数秒前まで思っていただけに、条件反射っていうんですかね。パブロフの犬。レジェンダリーの狐。
そうして熱しきったフロアをBlue daysで冷ましていく。この緩急が整うってやつなのかもね。

アクセライトさんがキュービをトッパーに据えたのもこういう火付け役の大阪代表として信頼しているというのが伝わってくる抜擢でした。


続いても大阪のAZ-ON🎮


🧬→🦊の勢いそのままに熱気溢れるフロアと独創的なサウンドで魅了。
いろいろあったりするとオタクも険しくなりがちなんですが、ライブが始まればなんのその。ステージで歌う人たちがいて、フロアでそれを観ている人がいる、多分これだけで正解なんだろうなあと思いたいとちょっとエモーショナルな感じで見守りつつ。
個人的に聴きたかった2曲が最後に続けてきたので、焦らすな~とか思ったり。
みなさんは必殺技は最初に使う派?最後までとっておく派?

次は!feelNEO🎡岡山の勢いあるグループも参戦!!
急遽代打になり、おそらく今回最もチケ難民と化していたであろうfeelNEOのオタク㌠。

と、いうのもあり、もしかしたらいつもより専オタ(死語?)が少なかったかもしれませんが、なんのその。
7曲ぶっ通しでやるステージングや歌唱力には、驚かされたという人も多かったのでは。
かっこいい楽曲から、皮肉交じりのおもしろい王道寄りの曲もあって、自己紹介じゃない、参加しに来たんじゃなく、勝ちに来たという想いがこもっていました。
活動8年でメンバーが変わっていないというのもかなりすごいですよね。
翌日に結成8周年ライブが東京でも行われるなど、さらに勢いを増す地方組、負けてられないですね。

続くは~~マグメル🏝
不可逆ライブをコンセプトに東京でもりもり勢力を拡大、大阪にも不定期ですが単独や対バンでよく来てくれているおかげなのと、大阪に相性がいいのも相俟ってか、関西にも密かに勢力を広げているとかいないとか。
(セトリ部が見当たりませんでした🙏)
少し観るのが久々で、パフォーマンスが全体的に上がっていたのを観て思わず見入ってしまいました。
基本的に推し的な人を目で追いかける傾向があるのであまり全体で観ることは少ないのですが、
みんなうまくなってる……(毎回毎回誰目線ですみません)
とうっとり。

こちらもちょっといろいろあったりしますが、そこにあるステージとそこに立つアイドル、今自分の目で見ているものを信じたいねと言う思いが一層つよくなるというか、綺麗事かもですが、音楽が鳴り続ける限りはすべてを忘れて没頭できるというのは本当に素晴らしいですね。

キャンディホリックの2サビで跳ぶのがこの日の1,2を争う気持ち良さでした。


この流れのままにジエメイ👧が満を持して登場。
主催以外では一番か?と思うほどのフロアがパンパンに。
名古屋の刺客とは誰が言ったか。。。


このグループSEからもうフロアを持っていかんばかりの勢いですごいんですけど、一曲目から跳ばしたかと思うと次は緩急をつけるかのような、これぞまさしくツンデレ💢😉
な?やバランスブレイカーといった技も使っていないのにこれほど強いの??ここは名古屋か???と思わせるほど。
そして最後にはリバース、レアリゼをもってきてしっかり締める。
転がるオタク、沸くオタク、踏むオタク、跳ぶオタク、歌うオタク。
おーおーおーって声出す系の曲ってやっぱり良いですよねあれ。
この前対バンでご一緒したときは完全体じゃなかったのですが、この姿でこられてたらと思うと恐ろしい。いやそれにしてもこの勢いはすごいですね。

熱しきったフロアにふわふわがーるがやってくる。
Mirror,Mirror🪞
慎之甫さんという最強の楽曲メーカーを率いるダークホース。
王道?色物??どっちでもない?どっちでもある??

楽曲的にめちゃくちゃ難しいと思うんですけど、なぜかノれてしまう、そしてめちゃくちゃ楽しいのがミラミラの持ち味(な気がする)。
何回聴いてもエロいREM、なにこれと。
そしてそこに乗せられた繊細な歌詞がまた洒落ていて、ありそうで他にない唯一無二の世界観を表現している。先のジエメイのような熱!!という感じというよりはどちらかといえば徐か。幻想的という方が近い。まさに鏡の世界。(なのかな?)
そしてオタクがとにかく跳ぶ。
半分はそれを観に行っているようなところもありますね?
SLEEPYをもってきたのが🧬がはじめにSleeplessをもってきたのに意識してるのか、たまたまなのかはわかりませんが、おもしろい一致に一人でウケてました。

鏡の世界。そう、よくよくこの繋ぎも必然だったと思わされました。 

”囚われることのない様々な世界観を叙情的かつ繊細に歌い上げる”
Kolokol🔔のターン!!
満を持しての先輩グループをこの位置に据える度胸。
もう戦いは始まってるんだよね?

ミラミラさんの勢いそのままに登場するや後ろ向きになった4人。
いきなり行くよ?とアライグマが大暴れ。
跳んで踊ってみんなの身体をKolokolモードに強制的にしたらもうあとはずっと俺のターン。
さっきまでの明るさは?と思わせるような急な風と雨でその世界観に引きずり込み、他のオタク人気も高い(私調べ)かっこいい4人─Dead Endを─ぶっ放す。
思ったのですが、これ🔔→🧬への挑戦状っぽかったですね。やれんのか?みたいな。
終わりじゃないから希望があるよ流れ星。
こんな眠れない夜には子守唄を響かせる。
けどまだまだ物語は、僕たちの中で続くんだよと。

今ころこる楽曲の解釈がかなり進んでいる(気でいる)のですが、この日のセトリがまさにころこるという物語を世界観を表したほぼ完全と言って良いセトリなんですよ。
結構定番な、一見いつもやりがちとおもわれそうですで、🎪もMr.Aもカーニバルもそして新曲たちもないものだったのですが、全く色褪せることなく、むしろより新たな解釈と視点をわれわれに呈示してくれるような、6周年を迎え、改めてKolokolの楽曲を見つめ直し、その世界に浸る。メッセージを受け取る。
ああ、いま、わかったよ。
その瞬間がきっとあなたにも訪れると思います(宗教家?)

あとわりところこる聴いた後に、歌うまかったといってもらえることが多く、うれしいですね。ありがとう。

ちなみなまたインソムニアで眠れない縛り?とウケてました。
跳びポ気持ち良さトップクラス☝

大満足の後はエウロパデリック😎
ぱっと見の印象では色物か?と思いたくなる楽曲調と様相ですが、これがほんとにすごかった。

オタクがノるわノるわ。すごいことすごいこと。
何度か観たことはあったものの、この日はなんか違っているような感じがして本当に実際に違っていたと後からわかったのですが、その対応力と、それに触発されてメンバーもどんどんテンションが上がっていく、まさに「ライブ」という感じがしていました。
全部踊りきった出番(出番て言うな)の後で、力が抜けたように後方で観察しようとか思っていたのが、そのステージングに見入ってしまい、めちゃくちゃおもろいやんとなりましたね。
あんな難しそうな曲を歌いながらキレキレのダンスをするんですよ。
体感一番短かった30分だった気がします。
西のミグマと言っても過言ではないかもしれない。

リミッターが外れたオタクたちをいきなり破壊したのがsituasion🍲でした。

今回のライブは後ろの映像に
CLAP👏やHANDS UP🙋のような文字が踊る演出もところどころなされており、そこも注目のひとつでした。

(ちょっとクラブっぽい感じ?)


SE代わりのBel1ever映像で烏の声が響き渡るや、そこはもうシチュアシオンの世界でした。

千本桜景厳のあの感じです、伝わりますか。
あるいは万華鏡写輪眼。
フォロワーさんの言葉を借りるなら、あの瞬間に、そこにいる全員が、あれ?シチュのワンマン??と錯覚するような、思考の隙を与えないほど一瞬の出来事でした。
状況文学ともはや勝手に名付けて呼んでいます。
一発目の完璧と言って良い掴みが終わると次に見せる幻影は日本式怪談話。
正面から少し離れた位置で大人しく狂おうと思っていたのですが、またもや気がついたら円を描くようにフロアの中央を走り回っていました。
恐るべし。鏡花水月。
さらに樹海に引きずり込み、2種類の2nvyをお見舞い。これでもかというほどにシチュアシオンを体感させると、すべての闇が晴れ、I would prefer not toという福音の鐘が鳴る。
すこし理解が近づけたかなとか思っていたことさえ忘れさせるほどの圧倒的な世界観を見せつけた。
2週間後、同じ場所でワンマンライブが行われるのですが、前哨戦というにはあまりにも強すぎた勝ち方、というものでした。

もう、いみわからんわ、と理解を放棄し、感じろ!と。

余韻で動けなくなってしまい、少し休憩。
モニターでTHE ORCHESTRA TOKYO🎻を見つつ、チェックメイト♟待ってくれと思っていたらいきなり来たのを見て、🔔の特典会へ。

開幕から3曲続けてぶっ放した攻め攻めのセトリだったようで……。
着実にステップアップしている東京の雄、楽曲の良さもさることながら、楽しい、満足度の高いライブパフォーマンスが魅力的ですね。
こういうチームはなんというか、しっかり強い、みたいな印象があります。咲で言うと、姫松高校です。
バチバチ楽曲のように見えて、優しいんですよね。寄り添ってくれるようなメッセージ性の強い歌詞や鼓舞してくれるような元気がもらえるメロディ。
聴いてると泣いちゃいそうになるんすよ。
そして全員ルックスもモデルみたいでテニプリでいうともしかしたら立海大とかになるのではと。
もっとつよくなりそうで、楽しみでもあり、負けてられないですねというのもあり。

そして東京のつよいところ続き!
Ringwanderung🌀


初めて観たのがいつかの大阪に来てくれていたときで、初めて観たユレルナで一発で惹かれてから楽曲を漁るとどれもこれも良いとなった思い出があり、刷り込みのようにこれは好き、となります。
後半につれて勢いを増していくセトリが多いように感じますが、この日はパルスでいきなり盛り上がってからずっとリンワンワールド。
メロドラマの残り30秒の倫子ちゃんと音々ちゃんの掛け合いがめちゃくちゃいいんですよね。

で、やっぱり触れずにはいられないのですが、発表されたときは5人でここに立っていると私も思っていました。
急な体制変更、アイドル界では珍しくないとはいえ、あまりにも突然すぎました。
歌割りやフォーメーションの変更、できる曲、いろいろ変わることはありますが、本当に4人が全力でやって来たんだと思えたようなステージでした。
元々、歌がうまい娘が多いという印象があり、全員エース級、というような中でも一際存在を放っていたのが彼女だった。

盛り上がりのピークに達したなか、最後に歌われたLast Summer Daydreamの歌詞が期せずして現状に重なる気がして、モニター越しに俯瞰で観るとアンバランスにも思える立ち位置、ここは花琳ちゃん、ここは倫子ちゃん、覚えていたところを重ねるようにして観てしまうのは今のメンバーには失礼なのかもしれませんが、その影を追うことなく、走り出した4人の魂のこもった歌唱、ダンス、すべてが今のRingwanderungを観ろ、そう言っているような気がしました。

圧巻のステージング。
東の今のトップはこのグループだと、そう言わしめる存在感でした。

そしてバトンは繋がれ、いよいよ物語はクライマックス。
大トリを飾る主催、Axelight🧬

ここまででもうオタクの盛り上がりは最高潮、錚々たるメンツを拵えての最後で、やれんのか!?とものすごい重圧。


必殺技をいきなり繰り出す!!

ここでもうオタクは崩壊し、もうなんでもやってやらあ!という感じになったのだと思いますね。
続くKingdomは先のワンマンライブで披露されたものでしたが、3か月経って、ここまで育って盛り上がるようになっていたのは感慨深かったです。オドル~💃
そして勢いのままもうひとつの必殺技パズル🗺
パズル派とアンドロ派がいると思っていて、私こっち派なんですよ(?)(そうなんや)
振りコピめちゃくちゃ楽しいから。
上がりっぱなしのボルテージにDeep Vibrationでさらに刺激する。沸騰、もはや沸騰してました。フロアが。風呂!熱湯風呂!

新曲やりまーすとサプライズ的に披露したのがこれまたおしゃれでね。みんながカミヤさんという神に祈っていました。
私も。
すごいですよね、あの人。

(数時間前にチェキ撮ってもらってた人✌)

大フィナーレに空が落ちる。
Sky Fallという楽曲がこんなになるとは思いませんでしたね。
ええ歌やなあ~とか、大きな対バンとかで遊ぶ人たちと肩を組んで歌うというのがあって、そういった積み重ねで育っていったのを思うと、余所のオタクからしても凄まじいものだなあとひたってしまいます。
メロディやサウンドベースの曲が多く、そっちの印象強いAxelight楽曲はしかしながらそこに乗せられた歌詞は言葉が繊細に紡がれていて、ふとした拍子に思い出したり、背中を押してくれるような優しさで溢れているようです。


ワンマンライブから3か月、日々のライブや活動のなかで、進んでいるのかわからない、立ち止まっていいのか、もしかしたら後退するんじゃないか、とかいろいろな迷いや悩みがある中で、ステージに立って、しっかりと一歩一歩、歩みを進めていたことがこうして確実に繋がっている。道ができている。それについていく人たちがいる。
成長というと気恥ずかしいですが、そんなきもちで感慨深かったです。

そしてなにより、この規模のイベントでそれぞれのグループがそれぞれの想いを抱えながらもバトンをつないでいったこと。
いち大阪の小さなイベントかもしれませんが、そこに集う人たちがみんな、幸せになるような空間だったら良いなあと。ありきたりですが。

私個人としてはめちゃくちゃ楽しかったので。
アイドルってやっぱすごーとか。
推しメンスキーとか。
オタクってやっぱおもしろいわとか。

みなさんありがとうございました。

またライブハウスで会いましょう✋🔔


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?