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11期 eumo Academy基礎コースを振り返って

【受講生 紹介】※写真の左から2番目の男性
やまうち しんやさん(あだ名:ぽてんしゃるくん)
大学生(休学中)。京都の大学に在学しながらアメリカ、ポーランド、アルゼンチン、日本の独立リーグなどで野球選手として活動中。

参加した経緯:
 僕には、今のお金に関心を奪われた社会への危機感があります。
それは、中学校の3年間をインドで過ごしたことがきっかけであり、そこから環境問題に強い関心を持つようになり、探求を続けていく中で結果的にこれは資本主義の仕組みの問題なのではないかというところにたどり着いたのです。
しかし、そのことを学校で話したところで、誰にも共感をされません。
当時の僕にとってこれは疑問で仕方がありませんでした。中には、「君は社会主義が良いと思うのか?その思考は危険だ。」などと言う人もいました。
僕はそんなことを一言も言っていないのに…。というか、社会主義が危険だと決めたのは誰だ? そんな中、ある友人が資本主義について「eumoというのをやっている新井さんという方がいたような気がする」と話していたことがeumoアカデミーを知るきっかけとなりました。 

eumoAcademyへ入る前の期待:
 当初は「共感資本社会」という言葉があまりピンと来ず、それほどeumoAcademyに興味を持つことはありませんでした。
しかし、1年半後の昨年10月。自分の頭のなかにeumoと言う言葉がずっと頭の中に残っていたことに気付きます。そこで、「わからないけれど、これはきっとeumoに入ってみたらというメッセージなのかもな。」そんな風に受け取ってeumoAcademyに入りました。入る時はなにかを期待していたというより、自身の本能に従うようなそんな感覚に近かったです。

1.講座で印象的だったこと、感じたことや学んだことはなんですか?
 印象的だったことは、アカデミーに入って最初の授業です。第1講座は、eumoを知ったきっかけでもある新井さんの授業でした。一発目の講義で新井さんは、ものすごく感動している様子。
何が何だかわからない(どこからくる感動なんだ?)という感覚と、自分の中で、「だから今のタイミングまで入ろうと思わなかったんだな」、「今入ったんだな」、そんなことを感じました。実際にこの11期しか経験していませんが、このタイミングで入ることができて本当に良かったと強く感じています。 
また、講座での学びに関しては、講師のお話から学んだことも色々とありますが、一番感じていることは、このeumoAcademyに関心を示し、大人になっても貪欲に学ぼうとする姿勢をもった大人たちと、一緒に会話をし、色んな価値感に触れることができたことが、僕にとっては何よりも大きな財産になったと思います。
このアカデミーの期間だけが学びの時間ではなかったのだと振り返ると感じます。eumoAcademyは入り口にしか過ぎず、そこから広がる世界は狭くて深くて、でも広くて。eumoAcademyはそんな素敵な場所でした。
 
2.Academyのおすすめポイント
もちろん、すべての人がeumoAcademyに入ればいいとは思いません。
だけど、eumoAcademyだからこそできること、eumoAcademyにしかない「あたたかさ」があると思います。それは人にハグをしてもらったような温もりで、孤独感の中でそっと寄り添ってくれるような優しいものです。
関係性が希薄になり、「ありがとう」を伝えることすら少しためらってしまうような世の中ではありますが、そんな社会に対して違和感がある人にはeumoAcademyはきっと特別な存在となるのではないでしょうか。
eumoがその違和感をまた違った角度から照らしてくれるはずです。


同期のAcademy生からは、ぽてくん(あだ名のぽてんしゃるくんを略した愛称)と呼ばれる山内さん。
野球選手として世界を飛び回る中でも、日本に滞在する期間は、同期生とも積極的に交流していました。
印象的だった思い出は、同期生が勤める学校で中高生向けに、ご自身の活動をお話されたこと。彼の活動を通しての想いを真剣に聞き、うなずく子の様子を伺えたそうで、話をしにきてもらえてよかったと同期生が後日その様子を共有してくれていました。
また、2024年は活動拠点となるポーランドで、「新しい野球を広げる」為にポーランド全土の小学校を回り、野球イベントを行うことや、野球の競争レベル向上を目指した海外選手の定着に取り組む予定だそう。しかし、この活動を行うには、どうしてもお金の課題がでてきます。
そこで思い切って、仲間である同期生に活動の内容、想いを伝えて、クラウドファンディングを行っていました。
彼の想いを受けた仲間からは、多くの支援を受けたようで、今後の活動へ向けて前進する一つの支援となったようです。

将来の夢は、「ありがとう」を恥ずかしげもなくいえる社会を作ること。
野球を通じて様々な国に行き、挫折や楽しみを経験しながら今をただただ楽しみながら生きる人間です!と語るポテくんの、これからの活躍がとても楽しみです!

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