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スカイランタンイベント開催の仕方について

みなさん、こんにちは。
イベントエージェントのコダマです。

8月も終わり、夜が少し涼しい日もチラホラと出てきてる気がしますね。
まだまだ猛暑日が続くという予想もありますが、学生の夏休みも終わるので、各地の夏イベントもひととおり終わった印象を受けます。

そのような中で、今年の夏イベントで顕著だったのは、“スカイランタン”をあげる、イベントが各地で多かったことです。
夏の夜に多くのスカイランタンが空にあがっていく姿はとてもキレイで、
夏の夜のイベントにぴったりですよね。

そんなスカイランタンをあげるイベントがなぜ今年増えたのか、そして来年以降に実施したいと思っている方が、どのようにすれば実施できるのかについて、今回はご紹介していきたいと思います。


スカイランタンってなに?

そもそもスカイランタンをなんとなく聞いたこと、見たことがある方も多いと思いますが、スカイランタンとは何のことかわかりますか?

スカイランタンは、天灯とも呼ばれ、熱気球の一種で紙と竹を用いて内部に光源を入れる構造から提灯の一種ともみなされています。

スカイランタン

そんなスカイランタンを使用したイベントが世界各地でも開催されており、有名なのはタイのチェンマイで開催される「コムローイ」です。幻想的な光景は「塔の上のラプンツェル」のメインのシーンに使われるなど、その美しい光景をひとめ見ようと多くの観光客が訪れています。
コムローイって?

スカイランタンイベントの実施が難しかった理由とは

そんなスカイランタンを使ったイベントはイベント業界の関係者であれば実施したいと思った方も多いのでは、と思いますが、実施が難しい理由があり、国内で開催されることがありませんでした。
それは、想像つくと思いますが、
「火のついた提灯を空に無数に上げる」
という特性上、どうしても危険性が高く、ランタンが落ちた先での火災の恐れなどを考えるとイベント自体の実施の許可がおりなかったり、リスクを考えると実現にいたっていませんでした。

LEDスカイランタンの開発

そのような中、
世界初​ 火を使わない安全な​スカイランタン
が開発、商品化されたのです。
安全性に配慮された火を使わない「LEDスカイランタン」は、ランタンの落下先での火災などの危険を回避することができるため、今年に入って、この「LEDスカイランタン」を使ったスカイランタンイベントが全国各地で開催されました。

LEDスカイランタンを開発、販売しているのは、株式会社スターリーナイトカンパニーという国内の会社で、代表の木村さんがスカイランタン実行委員会として活動を開始し、兵庫県立但馬ドームにて世界初のLEDスカイランタン祭りを開催したことがはじまりとなったようです。

スターリーナイトカンパニーのLEDスカイランタン

また、LEDスカイランタンとは言え、空にあげてしまうと回収することが実質上、不可能なため、そのような未回収になってしまうという課題に対して、糸とおもりをつけてある種、凧揚げのようにスカイランタンを飛ばすことで、そのような課題をクリアしています。

LEDスカイランタンの商品情報はこちらから

LEDスカイランタンを使ったイベントについて

私自身、今年、ある団体の夏開催のイベントで、LEDスカイランタンを実際に使用し、イベントを開催しました。
開催日は1日で、700名ほどを参加人数として開催をしました。

湖のほとりで実施をしたのですが、参加するのが初めて、というお客様が多かったことから、皆さん、LEDスカイランタンをふくらませている事前の様子から興味をもっていただき、実際にスカイランタンを上げたときは、その幻想的な風景やSNS映えする様子に歓声が上がったり撮影する方も大変多く、とても良いイベントコンテンツになりました。

スカイランタン自体は、先ほどの会社から購入が可能で、ランタンをあげるためのヘリウムガスも依頼すれば手配・回収もしてくれます。
ランタンの作り方、上げ方もオンラインでレクチャーしてもらえるので、
そこまで難しいことはなく、上げることができると思います。

イベントを実施する際の注意点

LEDスカイランタンイベントを実施する際の注意点としては、
実施する際の運営計画をしっかりと立てて実施することが重要になります。

●何名の方が参加するのか
●ランタンを準備するスケジュールや人数の調整
●ランタンを上げる場所の確保や誘導方法
●イベント終了後のランタンの処分について

ランタンを上げる方がまだ初めてという方も多い中で実施をするため、参加者への説明をしっかりしないと、うまく上げることができなかったり、参加者同士のランタンが糸でからまったりと注意しなければならないことも多く、数多くのランタンを作るには時間との勝負にもなりますので短時間で大人数で一気に作り上げる必要もあります。

そのため、イベント自体になれているイベント制作会社に実施計画から運営まだ依頼をするか、綿密に計画を立てたうえで実施をする必要があると思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
夏の花火のように、今後、国内でLEDスカイランタンのイベントが定着するかどうかはまだ様子を見る必要がありますが、来年以降も参加したい方がまだまだ多いことが考えられるため、夏のイベントを計画する際の企画案として検討してみてはいかがでしょうか。

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