キャンピングカーという選択肢

２回のキャンピングカーレンタルを経験し、やはり時間と場所が自由になるという選択肢は、私には合っているのだろうと感じた。
となると、やはりキャンピングカーが欲しくなるものだ。。。

キャンピングカーショーの見学

毎年、幕張メッセでは「キャンピングカーショー」という展示会が開催されている。そっち方面の方々にはとても有名な展示会ではあるが、知らない人は知らないだろう。
行ってみると、まぁ、豪華なキャンピングカーを始めとして、大小様々なキャンピングカーが展示されている。
大型バスのようなもの、トラックベースのもの、ハイエースベースのもの、そして軽自動車をベースとしたキャンピングカーもそこには展示されていた。

さてさて、いかほどか。。。
1,200万円・・・え？
700万円・・・ほぉ。。。
500万円・・・えっと。。。

そんなに高いの？
まぁ、そりゃそうだろう。
キッチンがついて、ソファーがあって、トイレやベッドまで装備されている。新車だけでも数百万するんだから、まぁ、そりゃそうだ。
しかし、たっけーーーー！！！

リセールバリューの高さ

とても数百万のものを買う勇気は出なかった。
自宅の中古軽自動車に80万円を出すでも一大決心だったので。
しかし、やっぱり気になる。。。ということで、あちこちのキャンピングカー専門店に見学に行った。
そこで教わったのが「リセールバリュー」というもの。
要は、需要の高い商品（=キャンピングカー）は、中古になったとしても普通の車ほど値下がりしないということだ。
つまり売りたい時に高く売れるということ。
例えば600万円で買って10年乗っても300万円で売れる。
（実際は乗り方や程度によるだろうけど）
となると、10年で300万円。。。1年30万円。。。月2.5万円。。。
おっ！？いけるのか？！

結局買ってしまう

とはいえ、ローンは好きではない。
中古の車でも、もちろんいいとは思っているが、先述のように中古であっても結構な金額する。
中古で500万円もするなら、新車で700万円の方がきっといいだろうと誰もが思うかもしれない。その狭間でウロウロと思考が巡ってしまう。

寝る前にはネットでキャンピングカーを探す日々が続いている中、ついに気になる１台を発見した。
走行距離10万km、10年落ちの中古車だ。レイアウトも希望通り。
物足りない部分としては、エアコンが付いていないのと、内装が古めかしいことだけ。。。値段は300万円。
その次の週末には見学に行き、そのままの勢いで購入決定してしまった。

購入後の変化

２ヶ月ほど納車までかかったが、今時のキャンピングカーの１〜２年の納車待ちに比べれば圧倒的に早い。
さて、納車後、使いやすいように手直しをした。
・ワイドモニター34インチの購入
・モニターアームの取付
・既存テーブルの撤去＆新規テーブルの購入
・ポータブル電源の購入
・クッションの合皮カバー取付
・棚のカッティングシート貼り
・床面のクッションフロア貼り

リモートワーク開始

まずはリモートワークが出来そうな場所を探すこと。探す前は、
「公園とかの駐車場や、川沿いの土手なんていいだろう」なんて思っていたが、意外や意外、それほど数が多くなく、駐車場も有料のところが多かった。特に23区内の公園駐車場はほぼ全て有料。
川沿いも土日祝日しか車両が入れないような場所も多かった。
そんな中でも都合の良い公園などはいくつか見つかるもので、色々と行ってみた。

結果としては、「非常に良い！！！」というのが感想だ。
良い点としては、仕事に疲れたら、車の外に出るだけで自然に囲まれ、一瞬でリフレッシュできる。また、10分ほど園内を散歩するだけでも気分が変わる。ハイエースの車内も十分な広さがあり、仕事をするには何の問題もない。もちろんデメリットもある。
・虫や砂埃が入ってくる
・トイレが近くにないと面倒臭い
・お腹が空いても近くに店がないと、わざわざ片付けてから移動する

事務所という閉鎖空間から解放された感覚は私にとっては非常に良いものであった。
もちろん、誰もがすぐにすぐに出来る訳ではないが、リモートワークが進む中、車中リモートワークという選択肢もオススメです。