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“幸せになりたい”が口癖の私たち

2019年の上半期が終了した。7月に入り、梅雨の時期ももうすぐ終わる。そして梅雨の妖精である紫陽花はもう既に姿を消してしまいつつある。
私と親友は根本的な価値観は合致しているが、そこから派生するそれは逆を向いている。そんな彼女と私が集まる度に「幸せになりたい」とまるで互いが、敵か味方かを判断するとき使う合言葉かのように発する。かの有名なバンドであるback numberの清水依与吏さんは「幸せとは、大切な人が困難に苛まれたときに手を差しのべられること」と言っている。
「幸せ」は哲学だと思う。しかし、平均寿命のたった4分の1しか人生をしていない私たちが語るにはまだ早すぎる。それなのに正体が不明確なそれを追い続けている。

それでも、たった20年で私たちなりに見つけた幸せついて語り合う。
「何に幸せの重きを置く?」
「本質では無いかもしれないが、私たちが見出だせるのは<恋愛>だよね」という結論に至ったので、私たちに会話における幸せとは恋愛となった。
恋をすることが幸せなら私たちは確かに幸福の中に位置している。しかし、現状に納得していないということは恐らくそういうことである。「同じ気持ちを返してもらえる恋愛」がしたいのだ。
そう考えると自分の好きな人に同じ程度かそれ以上の気持ちを返してもらえるなんて奇跡に近い。そんな幸せを追い求めながら、現実から目を背けようと今日も仕事に励む。

最後にひとつだけ、私の尊敬する人がいっていた幸せの定義とは「人間関係の構築でどれだけ仲間に囲まれるか」だそうです。

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