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冬の木曽路

2024年1月7日。
元々は赤城大沼に出来るアイスバブルを撮りに行きませんか?という話から始まりました。
ただ、あまりの暖冬で大沼にアイスバブルどころか氷が張らない。
雪のある所ってどこ?
ロープウェイで山の上まで行けばあるんじゃない?
急遽、行先を変更しました。
まずは中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイを目指します。

集合は立川駅に6時。
始発に乗るために3時半起床。
眠い目をこすりながら電車で向かい、6時少し過ぎに出発です。

八王子料金所を過ぎたあたりから、空が白くなり始め

相模湖辺りでしょうか…朝焼けが綺麗です。

山が朝陽に染まるモルゲルロート。厳密には陽がちょっと昇り過ぎかな?
ま、雰囲気だけですが、高速道路から味わえました。

南アルプスの山々。

朝陽と富士山。車の中からスマホで撮ります。

こちらも南アルプスなのですが、雪が殆どありません。

八ヶ岳の方は雲がかかっていました。
こうやって山を見ながら進んで行くので中央道は大好きです。

岡谷ジャンクションからは南アルプスの反対側。
野焼きでしょうか、煙が綺麗。
なんてしている内に駒ヶ根ICを降りて、ロープウェイへと向かうバス停へ。

ロープウェイ乗り場へは一般車両は通行禁止なので、こちらからはバス。
バスとロープウェイの往復の運賃は3690円。
モンベル割引が10%オフでした。
(駐車場が800円)

バスはこちらが始発かと思ったら駒ヶ根駅発。既に何人か乗っています。登山の人、観光客と様々。
所要時間は約30分。

最初は雪が全然無いのですが、標高が上がってくると

小さな氷瀑。氷瀑って初めて見ました。
トリミングしてみると

氷柱がいっぱい。キラキラしてて綺麗。
自然のパワーに感動です。

気が付くと周りは雪景色。ワクワクします。

葉の落ちた林も陽の光を浴びて美しい。

ロープウェイ乗り場に到着。目指すはあの雪の山。

運良く、1番前に乗れました。
ロープウェイは動画にしましょ!とスマホで撮り始めます。
noteは動画を貼れないので↓みたいな感じで

アナウンスが流れます「最近はカモシカの目撃情報が多くあります。」

あっ、いた!
(ここまでは動画で撮ってた…約20秒…のをスクショ)
慌ててスマホのカメラを写真に切り替え、パシャ!

あれ?逆やん!気を取り直して(落ち着け私)

お食事中かな?こんな雪の中でも小さな枝を食べるんですね。
良く見ると、他にも小さな足跡が。
急斜面もチョンチョン、トコトコと登れる動物達が羨ましいな。

ロープウェイから見える景色は雄大です

雪の下を流れ落ちる滝

雪に覆われた山

大きな岩

上から見る霧氷の林

そして、千畳敷に到着。木曽駒ヶ岳登山の出発地として有名な場所。赤丸⭕️の所です。
気温-11度。

こちらは宝剣岳。トリミングすると

登って行く人達。楽しんで、そして安全登山を〜!
そんな宝剣岳を見上げる場所に

信州駒ヶ岳神社。お参りします。

そのみさん撮影

既に楽しい〜とハイテンション状態の私。

ただ、お天気は下り坂。

千畳敷カールから登山に向かう人達。吹雪いて来るかもなのでお気を付けて!
(実際に遭難があり、無事に救助されたそうです。)
登山者が登って行く姿はペンギンさんの行進に見えて、ちょっと可愛い。
ちなみにこの場所、雪が無いと

ヨシュアさんからお借りしました

こんな景色。八丁坂というらしく150m位一気に登ります。

反対側に広がる南アルプスを遠く望む景色と

目の前に広がる景色が対照的。

さて、今回ご一緒いただいたのは

こちらのようすけさんと

そのみさん。そのみさんと写真を一緒に撮るのは初めてです。

そのみさん撮影

デッキから撮影のそのみさんに比べ、ガツガツした2人。しかも、バラバラに動いてます。

ようすけさん撮影

今回の私は気合いが入っていて山に登れそうな服装と(足元と手袋は違うけど)、カメラは2台持ち。

雪山での撮影は初めてなんです。
少し勉強して来たつもりでも、すっかり忘れてしまってました。

ウヒョ〜!難しい!
そして、カールの中へと下って行きたい…気持ちを抑えて、戻ります。

そのみさん撮影

スリーショットです。

前を歩くお2人

宝剣岳は雲の中のようになって来ました。
さてさて、中に入って珈琲を飲みましょ。

楽しそうに何かを撮る2人です。
被写体は

こちらの珈琲。
そのバックに雪がうまく入らないかなぁ〜と頑張ってます。
私も真似て見ましたが…ご覧の通り。

もう一度、外に出てスマホで

次は夏から秋の時期に歩きに(登りに)来たいな。

ヨシュアさんからお借りしました
ヨシュアさんからお借りしました

秋にはこんなに素敵な世界が広がっているの。
「また来るよ〜」と再びロープウェイに乗り

山の景色は名残惜しいですが下山です。

そして、バスに揺られていると運転手さんが「横にカモシカがいます。」と停車。
車中からスマホで

やっぱり可愛い〜!
生まれ変わるならカモシカになりたい。

さて、車に乗って次の目的地に向かいます。

次に向かったのは

山間に佇む中山道の妻籠宿。

私が撮ったのは逆側を2人はそれぞれ撮っていました。どんな風に撮れたのでしょうか?

ようすけさん撮影

こちらではフィルムカメラも持ち出してます。おーい、何台持って来たの??って感じですよね。(結局、5枚しか撮ってないんですけどね。)

冬の妻籠宿は観光客も少なくてとても静か。

お店屋さんもまだお正月休みという所が多そう

小さな芽は何だろう?↓

春はまだまだ先

暖房用の丸太かな?

干し柿の作り方が独特ですね。藁でクルンと包んでいます

可愛い?物がぶら下がってたり

個性的な洋服屋さんがあったり

リノベーションされたカフェがあったり…あっ、干し柿の干し方が違いますね。

枝垂れ桜。春は綺麗だろうな。

ようすけさんが立ち止まって撮っていたので

そのみさん撮影

真似してみます。

どうでしょう?雰囲気あるかな?

お味噌の釜だとか。デカイ!

瓢箪に描かれたおかめとひょっとこ。

柿に描かれた達磨たち。
あれ?誰が齧った?

お腹も空いたのでどこかに入りましょ!
という事で伺ったのは「ゑび屋」という甘味処。
「少し時間がかかるから食べててね。」と

お漬物とお茶を出してくれました。
寒いので嬉しい心遣いです。

そして、いただいたのはかけそば。
黒くて太めのしっかりしたお蕎麦に甘いお揚げさんがのっていて、ホッとする味。
美味しくいただきました。

さて、戻ります。
途中でようすけさん「ちょっと食っていいっすか?」って

ソフトクリーム。旅のお決まり事だそうです。

それを楽しそうに撮るそのみさん。
実は小雪が舞い始めていて寒いんです。
お店の中にいた女子に「ソフトクリームなんて信じられない〜!」って言われてたらしい。

ホカホカのおやきはそのみさんがゲットしていました。

↑よく見て下さい。雪がチラチラと。

妻籠宿を後にします。

車で峠を越えると岐阜県。

私、後部座席でしたので「さよなら、長野県」って感じです。

車を降りたら、目に映った景色が綺麗

そして、ふと街の方を見下ろすと

天使の梯子が出来ていました。うわぁ〜、綺麗!

続いて来ましたのは、中山道の馬籠宿。

こちらの宿場町は坂道になっていて、こちらから下って行きます。

夕陽が傾いて来ていて、夕陽に向かって歩いて行きます。

こちらもお店は殆どやっていない様子

途中から見える恵那山は雲の中

夕陽が良い感じになって来ました。

どんどんと町がオレンジ色に染まって行きます

雪も舞い始めて、雪も撮れないかな〜とチャレンジ

光で丸く見えるのが雪。
ちょっとレタッチで遊んで色味を変えてみますと

より雪っぽく見える気がします。

でも、普通に黒バックの方がわかりやすいですね。

カップルも

チビッ子も

そのみさんも

そのみさん撮影


ようすけさん撮影

私も…みーんな夕陽の中。

町中がオレンジ色になった頃

山は幻想的に染まっていました。

夕陽の時間はあっという間

そろそろ戻ります

町に灯りがともりはじめ

夕焼け小焼けのメロディが流れて来ました。

先程、夕陽を撮っていたところから振り返ると

夜に向かうグラデーションへと姿を変え

駐車場に着く頃には暗くなっていました。

馬籠宿を後にして帰路へとつきます。

途中、駒ヶ根SAに立ち寄ると雪が降って来ました。
そんな訳で、フラッシュ使って雪の撮影。

フラッシュを使うとこんな風に撮れるんですね。
楽しい!

今回は雪山、宿場町を訪れ、今まで撮った事の無いものにチャレンジし、反省点もいっぱいだけど勉強になった写活でした。
そして何よりも楽しいお2人とご一緒出来て、素敵な時間となりました。

帰りは府中本町駅で皆さんと別れ、家路へと着きました。

おしまい。

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