京都 前編 緑に抱かれて
2023年9月2日~3日。
「そうだ 京都、行こう」と思い立ったのは数ヶ月前の事。
すごーく安いチケットを見つけたんです。
京都へ往復の新幹線(指定)と宿が付いて 21900円。
なので、少し遅くなりましたが、夏休みの気持ちで京都へと行って来ました。
新幹線の車窓からは富士山もバッチリ見えて、良い旅になる予感しかしない〜な2時間5分。
8時45分に京都駅に到着。
いつもの仲良しさんと待ち合わせ。
荷物をホテルへ届ける「キャリーサービス」をお願いして、いざ出発!
バスに乗り、目的地へと向かいます。
約1時間ほどで「苔寺 すずむし寺」バス停へと到着です。
「苔寺 こと 西芳寺」の11時からの見学予約をしていました。
少し時間があるので「鈴虫寺」へと行ってみると、入れ替え制なのか、待っていると11時を過ぎてしまいます。鈴虫寺は諦めて、少し戻った「竹の寺 地蔵院」へ。
ここに着くまで、全くノーマークだった「地蔵院」。
行ってみると
緑に囲まれた小さな山門が静かで素敵。
こちらで参拝料(500円)を納めて入ると
竹林と青紅葉が綺麗です。
1367年に細川賴之公(細川忠興とか総理大臣だった護熙とかの祖先)が建立、産まれてから幼少期の一休上人が育った場所なんだそうです。
足元には苔
門から中に進むと、庭園を楽しむための茶室がありました。
十六羅漢の庭という枯山水庭園で十六羅漢の修行の姿を現していて、石の一つ一つが羅漢なのだそう。
また、茶室には♡型のような可愛い窓がありました。
そうしている内に時間がやって来ます。
いざ、「苔寺」へ。
実はこちらを訪ねる事を決定したのは2日前。
仲良しさん、京都には何度も行っていて、かなり詳しいんです。それで、基本的には案内をしてもらうつもりで計画を立てていたんですけど、いろいろとあった候補の中で「苔寺」には行った事が無いと。
「それなら、行ってみようよ〜!」という訳で急遽決定。
↑にも書きましたが完全予約制。13歳以上しか入れず、参拝料も4000円とちょっとお高い。
受付を済ませ、最初に本堂で写経を行います。
本堂内は撮影禁止なので、帰りに遠景を。
「延命十句観音経」をなぞる様に写経し、写経したものは奉納する事も持ち帰る事も出来ます。
1290年以上も続く西芳寺。
今は「苔寺」の名前で有名ですが、現在のように苔むしたのは江戸末期頃。120種類もの苔が生育しているそうです。
庭園は二段に分かれているそうなのですが、見学は下段の池泉回遊式庭園で「心」の字を象る池が中心にあり、その周囲が散策できるようになっています。
苔の世界が広がっています。
海外からお客さまも「beautiful」と思ってる事でしょう。
苔と木々と池と…本当にステキな庭園です。
池を見ると
アメンボ
底に何かいっぱいいる〜!
大きなオタマジャクシでした。これが、大きくなる季節はちょっと嫌かな。
実は私、苔と保護色になるように緑のワンピースで来ました。
馴染んでる?
夏は苔も陽射しに耐え忍んでいる時期だとか。
雨の多い梅雨時、色づいた紅葉とのコラボレーションなど、他の季節に再訪したいです。
大満足の「苔寺」を後にします。
再び、バスに乗り、少し戻って(4~5駅)下車。
嵐山に来ました。超有名観光地だけあって、人がいっぱい。
可愛い小狐発見!
渡月橋は絵になりますね。
さて、お腹が空いたのでお昼ご飯にします。
川沿いの
こちらの「豆腐料理 松ケ枝」で
乾杯!実は、湿度が高くて、水分が足りてない状態。キン冷えのビールがすごく美味しい!
先付の写真は撮ったんですけど、その後は美味しい〜で撮り忘れ。美味しい蕎麦豆腐と抹茶豆腐はこちら↓参照。
お腹も満ちたので、散策スタート。
それにしても、観光地〜って感じで人が多い。
有名な天龍寺にちょっと立ち寄り
遠くから見ると山小屋みたいな参拝受付の庫裏の屋根にはゴッツイ顔の鬼瓦、入口には楽しい顔の達磨さん。
中には入らずにテクテク歩いて
竹林の道へ
緑が美しい…それを写真に収めようと思うのだけど、何か上手に出来ません。
うーん、難しいな。
↑は出来るだけ人を入れないように撮ってみたのですが
結構いますのよ〜!
専用道路を走る 力車 がちょっと羨ましい。
苔と竹林と…の緑に癒される前編はここまで。
中編に続きます。
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