ラジオはガストで聞くのが最高

ラジオは面白い。

僕は佐久間さんのANN0や、ファーストサマーウイカANN0、オードリーANN、霜降りANN0、不毛な議論、メガネびいきを中心に聞いている。周囲の友達は全くラジオを聞かない。映像がないのに何が楽しいのと問われることがある。それについて、ちょっとだけ書いてみる。

僕はラジオの面白さは、スターとダチになって談笑できることだと思う。ファミレスでだべってる感じ。

こう考える理由を、ラジオを形式と内容に分けて考えてみたい。

まず形式。テレビや映画など映像を見ていると、ある人が他の演者に向けて話しているのを私達が見ている。まっちゃんが浜ちゃんに顔を向けて声を発し、自分がいるこのリビングでなく色調の強い豪華なスタジオという空間的隔たりも目の当たりにする。そのため、視覚的に自分は部外者なのだという認識が生まれる。つまり、これは交わることのない他人のやりとりを傍観しているというイメージ。しかし、ラジオは視覚が存在しないので聞こえてくる言葉が素直に自分に届く。まるで大スターたちが直接自分に話しかけてくれるような気分になってくる。そこに「です、ます」などの敬語表現は存在しないし、等身大の関係を築いてやりとりしている気になる。

そして内容。内容はテレビではとてもじゃないけど、おしゃべりできない内容(笑)下ネタに始まり、誰かの悪口、出演した番組や映画の裏話など、オモテでは話せないウラの会話をする。菅田将暉が下ネタを言っていたり、山ちゃんが名指しで誰かの悪口を言っていたり。そんな刺激を伴った内容は深夜の時間帯にふさわしく、いい子ぶっていない姿、信頼している友達とぶっちゃけ合っているような気分になる。また、ラジオはライブで配信しているのでタイムリーな事柄に触れてくれる。その日オンエアされたテレビの裏話、その日バズったツイートや週刊誌に出たゴシップ内容。そうだよそれそれ!それについて今気になってんだよ!!と同じ時間を味わっている。しかしテレビはオンエアの一か月前に収録しているため話題のタイムラグが生じたり、企画が優先なので何気ない会話はカットされたりする。でも僕たちが求めることって、そんなだらだらした、とりとめもない話だったりする。飾らない姿と壁を作らない会話。そんな緩さのある会話が欲しかったりする。


だから僕は、今日もダチとだべっている。

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