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【Z/X】2023年環境1年史 前編

どうも、EveGokurakuです。
季節は移ろい、冬真っただ中。令和ちゃんのカスの行いで暖冬と厳冬を行き来している最中ですが、今年も残りわずか。
今の俺は大きめの決断の後、休息期間。次はどんなアクションを起こすべきか、勉強する対象を探している中途にあります。

さて、今回はゼクスの2023年振り返り。
1年間の環境を彩ったデッキたちをトピック・デッキリストと共に振り返っていきたいと思います。

今回は前編として、2022年終期まで~2023年6月までのトピック・デッキの掲載です。

(※注意※)
以下の内容には執筆者の知識・思想の偏りによる記述の偏り・実態からの乖離を含む場合があります。特にデッキリストについては筆者が各所の情報を基に再構成している物のため、十分に理解した上で閲覧ください。


~2022年終期:Crisis of Promise-Unite

トピック

〇約束イベント+パニッシャーの登場
〇世壊イベント+レヴィーの登場
〇ディンギル及びウェイカーへのフィーチャー

2022年10月の『約束<ユナイトアーク>』で約束イベントを獲得して豹変したニノ&イノセントスター数多ある青いデッキたち、同タイミングで登場し当初から高い存在感を発揮したプリンセス・マギカ レヴィー+ワールドアバター、11月発売の『神々の夜明け(エリュシオン・ウェイカー)』でフィーチャーされゼクス老人たちの心に火をつけディンギル及びウェイカーアニムスといった面々に、12月発売の『アイドル♪アメイジングギフト』によって凄まじい強化を獲得したペクティリスが風穴を開けんと殴り込んできた所で2023年に突入。
全体的に2022Q4で新登場したカードによる恩恵を存分に受けたデッキの支配率が高く、(ディンギル・ウェイカー系デッキ以外で)専門性の高いカードが収録の大多数を占めていた2021Q4~2022Q3までとは明らかに異なる、汎用カードの目覚ましいカードパワーの向上を感じられる結果となっています。

初動は3桁だったはずなのに…

ピックアップデッキ

レヴィー(~2022Q4)

当時まだ健在であったリソースブーストイベントを使用し、2ターン目の6リソ到達を目指しながら素早くビートダウンを完遂するのがレヴィーの骨子。

スカスカのデュナミスに詰め込める数々の選択肢、必滅のリセットボタン信長、斬撃から出す黒の6以下大喜利と、アグロ寄りながら非常に搦め手が多く、人によって何を重視するかも変わる変幻自在なデッキとなっています。

ディンギル(2022Q4)

所謂「タルフルスキニア型」の初期リストに近い形。赤がフィーチャーされるのはまだ先のため、エイクスニールの採用率はまちまち。

十分なデッキ強度に加えて最速後攻2ターンキルも狙える環境屈指の上振れ力が魅力。早期から面展開と連パンを仕掛けながらサンダルベアトラで相手の札を絞っていく往古の戦術が、形はそのままにカムイとEXの凶悪な展開力で更に尖鋭化されています。
ベテランプレイヤーが懐かしんで握った結果なのかデッキの研究スピードが速く、様々なオタクカードにスポットライトが当てられる切欠となったデッキでもあります。

2023年1月:"姫"たちの世界

トピック

〇『未来<エターナルアーク>』発売

この頃の注目カード

2023年のトップバッターとなるエターナルアークでは、新顔であるレヴィーを加えたプレイヤー強化と各種カテゴリ強化のほかに未来約束Gen2パニッシャー女体化エルダードラゴンといった様々なカードが追加され、多くのデッキに取れる戦術の深みを与えてくれました。
「青未来由仁」「ニーズホッグ算」といった今でも聞くような言葉が生まれたのもこの時期です。

ここで台頭したのは全プレイヤー中でも突出して最強クラスのパワーを誇るユナイトアークを獲得した竜の姫君&アストラルドラコ
元から上振れ要素あり・完璧に決まればほぼ勝ち確の盤面強度+メタ性能を誇るデッキでしたが、それにカウンター要素が追加されて無敵に見えるようになった様相。
ユナイトアーク以外にも複数の強化要素に恵まれ、一瞬去りそうになっていた最前線に舞い戻りました。

2回撃てたら恐らく勝ち

他方、新たな汎用札による強化要素を強く取り入れたデッキも多く、既存のデッキにも磨きがかかっています。
特に人気が高いのは青未来緑未来。デュナミスの枠を多量のパニッシャーに譲るデッキもかなり増加傾向にあります。

どちらかと言えば「カードそのものが強い」よりも「強く使えるデッキが強い」という印象はある

ピックアップデッキ

姫君(2023/01)

恐らくテンプレに近い形。
ライフリカバリー選択・黒蒼穹を7枚にした場合に空くであろうアイコン残り1枠・スッカスカのデュナミスなど、細部に個人の好みが反映されているリストが多々あります。

ノクターンでライフレース、闇夜+市場でターンの獲得、〆にシンフォニー・メメントモリで詰ませるという非常に分かりやすい進行プランを持っており、硬派なゲームが楽しめるデッキです。

エンジュ(2023/01)

緑未来エンジュ。
愛情のエラッタという手厳しい痛手を負ったものの、ユナイトアーク期より青約束を得て立場改善、そして緑未来を得て現行でも使用されるリストの大本が組めるようになったのがこの頃です。

エンジュ特有のリソースリブート連打により、2~3ターン目にブーストアークを決めたそのターン中にもう1アクションを滑り込ませる事が容易で、様々な角度からのアプローチで相手を詰みに追い込む事が可能です。

2023年2~3月:神竜、躍動せり

トピック

〇『円環に響く竜啼』発売
〇『キャラクターデッキ デ・ジ・キャラット』到着
〇『キャラクターデッキ バラハラ』到着
〇2023/2/27リビルド適用

この頃登場した注目カード

クライシスアーク期のドラゴン弾第2弾では六巫女・ベイン・ニグテオゴに加えて2022年夏より新登場したリルフィが参入
加えてアイドル♪アメイジングギフトで4種登場していた5c降臨が残りの2色の組み合わせ6種についても登場し、デュナミスの選択肢も益々賑やかになった時期でした。

完全体になったニノ&イノセントスターは勿論、バラハラ&レルムレイザーエア&ラストゼオレムも人気。特にレルムレイザーはデッキ商品の登場やゼクスト2022Winterの物販の到着といった別方向のトピックによる強化を相次いで獲得した事で、当時の最大瞬間風速がとても高かったです。

何だこのバケモノ!?

また、10th Anniversary Album 「IGNITION」 同梱特典カード及びそこに封入されている新規・リビルドカードも凄みを感じさせる物が多かったです。実はここに1個超巨大爆弾が仕掛けられているのですが、それが判明するのはもう少し先のお話。

カルト的人気を博している

ピックアップデッキ

イノセントスター(2022/02)

クライシスアーク期後期の頂点捕食者たるイノセントスターの威容。
後の封神指定でリスト中の5種類のカードが退場する憂き目に遭うのですが、それまではシーズンの変わり目まで最前線を走り続けました。

アークを居並べて約束・あがめよー。・市場・原初の多重構えでマウンティングし、ミステリアの卓袱台返しと5衣奈の自壊やリベンジャーカスガの自爆→ABによる再展開を絡めて詰め切る攻守万能のデッキです。

レルムレイザー(2022/03)

所謂「上柚木式」。『円環に響く竜啼』発売日時点ではゼクスト2022Winterの物販商品がまだ流通していなかったため、このリストが成立したのはクリスマスムリエルが参入した3月となっています。詳細は以下↓

レルムレイザーは同系デッキであるデスティニーベインと比較し、爆発力が高い代わりにキーカードである序曲へのアクセス力が低く安定度に欠けるという問題を抱えていました。
しかし、ユナイトアイコンの充実・それに伴う黒約束のバリュー向上によってムリエルがブレイクスルーに。
黒約束→3纏とアゲハでリソースを浄化しながらアドバンテージを獲得し、序曲→1c化したムリエル→序曲のタップアウトで早期に打点を押し付ける殺傷力に重きを置いた構築思想を反映したリストが完成し、以降の主流となりました。

2023年4月:温故知新の時代

トピック

〇『邂逅<ワールドリンク>』発売
〇『ポイント交換キャンペーン 黒崎神門デッキ』到着

〇2023/4/20封神指定・エラッタ適用

この頃登場した注目カード

3月頭に施行が発表されていた封神指定。
「t緑で使える1cリソブ」の終止に加え、光輝の名乗り・市場・メタルボンビクスの退場によりイノスタとリソブアークの支配は斜陽となり、異なるリソブの選択肢へ手を伸ばすかリソブからの脱却を選択する必要が生じました。

伝説指定とは一体何だったのか
見初められた新選択肢 「パワー!」って呼ばれるようになるまでが早すぎないか?

そして来たるワールドリンク期の到来。
新システム「リンク」能力語「レイド」・新ゼクスエクストラ「憑依条件」により、環境は一新。新顔としてリンクにフィーチャーしたプレイヤー「グロリア」新カテゴリ「舞鬼」を迎えました。
クライシスアーク期では多くのデッキが2ターン目までは完全に歩を止めての準備をしていましたが、新たに2ターン目から勝利条件に向けて歩を踏み出す選択肢が登場。
また、ワールドリンクからはクライシスアーク期の通常パックと封入の傾向が変化。「エンジョイフレームのプレイヤー指定新規カードがRで登場」・「カテゴリ強化の一部が汎用テキスト化してLRで登場」・「神門・大和等のポイント交換組がパックに復帰」といったニュースがあり、これにより様々なデッキが今まで以上に賑わいを見せる事になりました。

ゼクスデビューがアルターブレイク期後期のせいで完全に知らない男だけど復帰おめでとう

それを反映するかのように、前環境から引き続き存在するもの・リンクを獲得して新たに台頭したもの・突然出て来てリンクも使用しないものと様々なデッキが入り乱れ、個人差・地域差が大きい群雄割拠の環境でした。

ピックアップデッキ

マルディシオン(2023/04)

ワールドリンクの環境初陣戦で使用者が多かったイリューダ・オロンド&マルディシオン
新弾ではリンク・レイドとエンジョイフレーム新規を獲得。その他にもクライシスアーク期終期の強化をふんだんに取り入れています。

種々の強化と構築の尖鋭化によりリソブをせずとも3ターン目を過ごしやすくなり、5ターン目の獲得が容易になっています。
特に注目すべき点はフレスヴェルク・ニーズホッグの組みやすさであり、意識せずともアークゼクスと黒未来を投げていれば自然に出るという構築上の違和感の無さがありながら、マルディシオンの得意とするハンデスとの合わせ技で簡単に相手の攻め手をカットできる押し付けの強みも併せ持っています。

3リソ消費で簡単に出るのでもう1アクション滑り込ませるのも容易
手札を絞られた状態で強盤面+シラ構えを抜くのは非常にしんどいとされる
D・ウィッチ(2023/04)

LR枠で新規が2つ登場し、大幅強化を受けたD・ウィッチ。コトネはLRなのにフルスポイラー公開まで存在が秘匿されるという立羽先生描き下ろしのE☆2コラボカードとは思えない酷い扱いを受けたカード。E☆2がゼクスデビューの切欠でイラストレーターのオタクである俺は今でも根に持っています

このデッキの魅力は何と言ってもリソ制限が無い事によるエンジン点火の速さと厭らしさ満点のアンチメタ性能。
うっかり上振れようものならば先2に1点・後2に1~2点を相手のチャージにちょっかいをかけながらインフリクト出来るという凄味を感じる動きが可能。

ライフの多さでマウンティングを行うペクティリスに早期の点詰めが効いて有利が付き、同時期に追加された居酒屋カード特大爆弾であるフウを有効に扱えるためレルムレイザー筆頭に黒系デッキにも有利と、研究が進むごとにヤバさが露呈する形で飛躍的に人気度が上がったデッキとなりました。

エアループ(2023/04)

Pエア型ハーシェルループ、またの名をエアループの当時最新型。
直近数ヶ月に継続的に有用な強化を得ており、一部の物好きプレイヤーが使うデッキから様々なプレイヤーが有意に候補に入れるデッキへと昇華しており、後のエラッタでデッキごと消滅する凋落の時まで常に存在感を発揮し続ける事になります。

デッキの骨子は以下の記事が詳しいです↓

無色のカードからコンボ始動が行えるイネルマちゃん
当然ながらコンボ開始までに殴り切られては話にならないため、ZDリルフィに加えて新戦力である正義の果てのトゥルードラゴンの防衛札2つ。
盤面にコンボパーツをばら撒く都合上面埋めに耐性が無いが、それを1枚で解決できるユウ
スタートカードを消されても、コンボ始動に必要な攻撃の過程でVBを踏んでも復帰して滅天竜に繋がる烈天
これらの強化を束ね、対面時には特殊な対策を必要とする凶悪無比なデッキとして環境に華を添えました。

ESハイウェイカー(2023/04)

2023年に新登場したカードの採用ゼロながら、突如として環境に投げ込まれた核弾頭『ESハイウェイカー』。
1人のプレイヤーが虚空からデッキを創出し、それが4月の非公式イベントで何も知らないプレイヤーたちの視界に突然姿を現したのです。

1ターン目にチャージを生成・2~3ターン目に十数回にも亘る試行回数のIGを連打してウェイカーレベルをジャンプアップし、高速でエースの10うららを叩き付けるチェインコンボ・アグロです。
使用者の手腕と運の双方に成功率が大きく左右される精密機械のようなデッキではありますが、ハマった時はある種の理不尽さすら感じる程の圧倒的なアクション数と速度を誇ります

古代から現代に至るまでの広範なカードプールの知識・それを組み合わせて形にする大胆な発想が無ければこの世に生を受ける事すら叶わなかったであろう逸品であり、しかもそれが環境に一定の存在感を放つ結果となった事実にはただただ見事と言わざるを得ません。

2023年5月:赫焉の破壊者

トピック

〇『まれびとの宴』発売
〇『キャラクターデッキ ニーナ・シトリー』到着

この頃登場した注目カード

ワールドリンク期最初のEXパックはカテゴリ強化からのスタート。フィーチャー枠6カテゴリに加え、今パックからの新規としてTTキルクズが参入。色んな不幸が重なった結果カードパワーに比して市場価格の様子がおかしな事になったのが印象深いですね

強除去のイージスに、カテゴリに紐づいたゼクス・ゼクス エクストラGen2憑依条件持ちと雑多なカード群が多数収録され、カテゴリ強化とは名ばかりに様々なデッキに影響を及ぼしました。
このパックが発売して以降、事あるごとにイージスを使ってふざけ出すようになったため、個人的にも思い入れのあるパックです。

収録カードの多くが後に大幅な評価の変動を経験するのですが、新弾直後の勝ち組に名乗りを上げたのは式神
新規収録のMGNRの中でも頭一つ抜けて緩い登場条件を持った新エースにより、卓越した安定性を持つデッキとして環境に覇を唱える事になります。

一切の工夫と消費無しにスタカ1体から出てくる

他方、イージスを上手く取り入れたデッキの代表格としてはイースが存在。イースはクライシスアーク期の新規カードがカラーブレイクという互換切り紛いの物だったせいで強化に恵まれなかったのですが、先のワールドリンクで獲得したリンク・レイドと併せて注目度が上昇。元来イースが持つマニアック層の多さから、研究の進度も十分な速度と共に向上していきました。

本来アークに持って行かれる筈のデッキスロットがスッカスカのため、多様な選択肢が担保される

ピックアップデッキ

イース(2023/05)

アノイース
新システムのリンク・レイドに加え、カラーブレイクに紐づけられた要素を廃しスタートリソース+イージスにアノを採用しています。

元々イースは除去が少ないデッキであり、面埋め耐性と相手の絶界抜き性能がかなり低かったのですが、アノとユウという環境屈指の全体除去を2種獲得した事でこの悩みとは無縁に。
アノのPS除外も手槍とシナジーする事でシステム突破+攻撃回数の増加にも貢献し、一躍主流の構築に昇り詰めています。

式神(2023/05)

新規カードカチ盛りの式神
このリストではプレイヤーにアグリィPを置き、雪だるまのお友達を採用。あづみ+Last Danceで捲り返しを重視する場合もあります。

新エースの将来陣はコスト3以上の式神であればスタカであろうと1体で降臨できる超絶緩々降臨条件デッキの中身を探す効果を持っているため、ゼクスの歴史上でも前例のない段違いの再現性を誇ります。
先3で4パン8面埋めは当たり前、その上でゲームレンジの操作も得意という凄味のあるデッキ性能により初見殺しに留まらない地力の高さを見せつけました。

2023年6月:"真"なる力をその身に刻め

トピック

〇『六星竜の箱庭』発売

この頃登場した注目カード

ワールドリンク期第1弾のドラゴン弾では2月の円環より引き続き9種の所帯に加え、前弾のまれびとに続くカテゴリ強化も継続し、新顔のTT・キルクズに加えジェネレーションXの同期に比べて明らかにカスの待遇を喰らっていた輝聖にも待望の新規が登場。
それに加えて、新たなエルダードラゴンGen3パニッシャーも追加され、ゲーム内外で(色んな意味で)激しい盛り上がりを見せていました。

この頃に登場した新規の中での最重要カードは何と言っても竜鱗ベティ
2月に登場した烈天との凶悪な相互シナジーにより、最短2ターン目に超大型ウェイカーを登場させるコンボが開拓。
これを取り入れたPエアのTTを含むデッキが様々な派生形を引き連れ、相次いで登場。絶対王者の風格すら感じさせる圧倒的な覇気と共に環境の執政官へと君臨しました。

令和最新トゥルードラゴンの本懐

他方では、パニッシャーユイを獲得した青・緑系統のデッキが注目を集めパニッシャーユイ自体もパックのトップレアに。
特にそのユイ&ヘリカルフォートではLRの新規で自前のリソースブースト手段を獲得した事も追い風となり、シェアの拡大に成功しました。当時のリンクの値段おかしくなかったか?

難儀な奴ばかりなギアドラゴン連中にあって数少ない、どのような方向性の構築であっても4枚投入される可能性が高いやり手

ピックアップデッキ

ラストゼオレム(2023/06)

TT採用型ラストゼオレム、またの名をTTエア
新弾で獲得したリンク・レイドに加えてTT関連カードを4種13枚採用の最新カードカチ盛りで武装したデッキです。

上記の竜鱗烈天コンボに繋がる旅人アビィ、更にドラゴンを持つゲートであるガーデン+IGテオゴを採用する事で2ターン目リソブ8枚体制の構築に成功。
都合よくIGがヒットしようものなら先2アークすら可能、その上で登場するゼクスの多くが致死的な起動能力を持つエース級で相手に速やかな処理を強要するという脅威的なマウント力を誇ります。

TT(2023/06)

トゥルードラゴン採用型TT、またの名をエアTT
元々IG枠としてまちまちの採用率の誇っていたフラーマに、新たに幼竜を迎える事でウェイカーアッパー8枚体制となり、自然な流れでの竜鱗烈天コンボを可能としました。

元々天翼によるチャージメタと異海(起動能力に対する1c課税)+絶界想甲(能力登場メタ)による嫌がらせという得意技があった所に、更に護界による自壊での攻め+返しの守りという構えが追加されたことで、リソースを絞りながらの詰めが更に尖鋭化。
及第点以上の打点に破滅的な盤面強度、それを遂行するまでの速さを兼ね備える全能感で以降の2023年環境を象徴するデッキとなりました。

今回はここまで

次回は2023年7月環境から。
今まで意図的に深く触れてこなかった「奴」が遂にそのヴェールを脱ぎます。
現在鋭意執筆中です。

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