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UADの「Little Labs® Voice Of God Bass Resonance」を購入。

Little Labs® Voice Of God Bass Resonance

 UADの「Little Labs® Voice Of God Bass Resonance(以下、VOG)」を購入しました。

1 ずっと欲しかったけどいつでも手に入るから放置してた

 このプラグインは、元値149ドル、セールで75ドルという1万円以下のプラグインです。
 さらにクーポンを組み合わせて…

やっっす

 24ドル!!!!!
 具体的には3,000円くらい。

 まぁ普段からクーポン時期を狙えばこれくらいの価格で買えるわけですが、「いつでも買える」と思うと買わない……。
 一年発起して買ってみました。えらい。
 
UADユーザー諸兄も、俺と一緒に金を落とそう(暗い目)。

2 どんなプラグインか?

Little Labs® Voice Of God Bass Resonance」というのは、
・Little Labsというメーカーの、
・Voice Of God(神の声)という機材の、
・Bass Resonance(低音の共鳴)を扱う、
・実機をUniversal Audioがプラグインにした、というもの。

 なんかわかったようなわかんないような気がしますが、要するに低域補強のプラグインです。

 使い方は「2ミックス、ボーカル、ベースに」と言われているので基本なんでも使えますね。

 「低域が少なく録れてしまったソースだとEQでも低域が出ない」という悩みを蹴散らすプラグイン。
 WavesのMAXX BASSとかそんな感じ。あれよりも低い低域出るけど。

① 使い方

実機はAPI500モジュールなので縦長になってるんすねぇ!(納得)

 詳しくは説明書(PDF)を読んでもらうとして、簡単に説明します。

  1. Amplitudeノブ(低域をどれだけ増強するか?)
    →まずはMAX(10)にします。

  2. Frequencyノブ(どの周波数帯をいじるか)
    →0から10の方向に動かして「ここ増幅したらかっこよさそう!!!!!(白目)(よだれ)(ヘウレーカ!)」と思うところを探します。
     増量をMAXから下げて良い感じのところに直しましょう。
    ※なお、0が高い周波数、10が低い周波数というわかりにくい感じになっています。

  3. Centerボタン(どこの周波数帯をメインにするか)
    →もしFrequencyノブの中でピンと来る帯域がなければ、触ります。
     これは赤がオン、緑がオフになっており、メインになる周波数帯を40Hz、100Hz、200Hzから選べるもの。

 例えば「40」のボタンが赤になっているときは「Frequencyノブでいじる周波数帯を40Hzあたりにするよ」という意味です。

 これについては説明書の記載が詳しいですね。

説明書。センター試験みたいな図しやがって

② 音のレビュー

  • 低域の増幅が自然ですね…。これはすごいなぁ。

  • 超低域(50Hz以下)を上げると、聞こえにくい割に無駄に音量が上がります。
    また、基音を上げるときはボワっとするのでAmplitudeで2~3くらいの控えめな増幅にすると良いと思います。
    (バイパスを使って比較して、効果がなかったら足すか周波数帯を変えてみましょう)

  • Q幅はさほど広くないようですが、Amplitudeを上げれば上げるほどそれ以下の低域をがっつり削ってるので二次倍音に使うときはそこそこにしておきましょう。

200HzをメインにしてAmplitude7.5の設定
  • 総じて言えるのは自然に足して、「外したときに物足りなくなる」くらいを目指すのがいいでしょう。

3 終わりに

 元から良いソースを選ぶ&レコーディングを心がけるべきなんですけど、それでも「このキックのサンプルの音じゃなきゃダメなんだけど軽い~」と思う時は頼りになるものですね。


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