3年前にTwitterで掲載した、ニンジャスレイヤー「ゼロ・トレラント・サンスイ」をトランスフォーマーG1パロディしたものです。トランスフォーマーG１も突然野球が始まったりして面白いので元気な時に見て下さい。

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これまでのニンジャスレイヤー！
ソウカイ・シンジケートのミニットマンとイクエイションは、ニンジャスレイヤーを待ち伏せた！ しかしイクエイションは真っ二つにされ破壊！ 生き残ったミニットマンは相棒の死と引き換えに、ニンジャスレイヤーの正体に迫るチャンスを掴んだ。さあ、追跡だ！

今日のニンジャスレイヤーは、この、冷たい重金属酸性雨降りしきるネオサイタマの路地裏から始まる。

「おのれニンジャスレイヤー……！ 俺の相棒イクエイションをよくも、よくも……！」ソウカイヤのニンジャ戦士、ミニットマンだ。ニンジャスレイヤーからからくも生き延びたのだ。

「このマッタキ機能のお陰で助かったぜ。見てろよイクエイション……俺が生き残ったのは、お前の敵討ちのため！ 必ずヤツを仕留める！ トランスフォーム！」ミニットマンのトランスフォームだ！ キャタピラーでチーターより素早く移動できるようになる！ そして！

　　　 　 ♪例のSE♪

アタマ・ストリートだ。「ニンジャスレイヤーめ……貴様のアジトを突き止めて八つ裂きにしてやるぞ……！」ミニットマンがこれほどまでに復讐に燃えているのには訳があった。

「俺にとってイクエイションは、掛け替えのない相棒だったんだ……」そう、ふたりの友情は電子戦争まで遡る。「あの日もこんな冷たい雨だったっけ」

ここは辺境惑星の前線である。『ミニットマン、ミニットマン生きてるか？！』『俺のキャタピラーはこの通り、絶好調だぜ。そんなことよりイクエイション。本部の救援は？』『来ない。俺たちは見捨てられた』裏切りだ！

『ちきしょう！ 連中め、俺たちをトカゲのしっぽみてえにちょん切りやがったか！』『こらえろミニットマン。生きて戻って、俺たちを捨てた事を後悔させてやろうぜ』『そうだなイクエイション！』

（それをニンジャスレイヤーの野郎め、あんな惨たらしく破壊しやがって、許さねえ。別れの挨拶もできやしなかった）いけないミニットマン、ニンジャスレイヤーを見失ってしまうぞ！「しまった電車だと？ おいジジイ！ そのボロ布をよこしな！」「アイエエエ！」

　　　　 ♪例のSE♪

時間は少し巻き戻る。「ぬっ！ 何者かが私を尾けているな？」変装しているが彼はニンジャスレイヤー。悪しきソウカイヤと戦うニンジャ戦士だ。「いったい何者だろう？ 」幸運にも電車がやってきた！「よし、電車に乗って追跡者の正体を確かめよう」

　　　　 ♪例のSE♪

ニンジャスレイヤーを尾行するミニットマンだ。「おかしい……ヤツはセンベイ駅でもカスガ駅でも降りなかった……アジトは終点にあるってことか？」いったいどこで降りる、ニンジャスレイヤー！

　　　 　 ♪例のSE♪

いっぽうのニンジャスレイヤー。「あ、あれはミニットマン！ 確かに殺したはずだが、生きていたのか」尾行に気付いた。「ここでは多くの市民を巻き込んでしまう。屋根におびき出しヤツを迎え撃とう」

　　 　 ♪例のSE♪

「ドーモ、ミニットマンです。俺の追跡に気付いていたというのか！」「ドーモ、ニンジャスレイヤーです。ノコノコ出て来たなソウカイヤの犬め！ クズ鉄にかえてやる！」さあ、戦いだ！

再びの決戦、勝負の行方は？！「イヤーッ！」「イヤーッ！」スリケンをかわすミニットマン！「この後の飛び蹴りをかわせば俺の勝ちだーっ！」そして！

「イヤーッ！」「グワーッ！」ミニットマン破れたり。ニンジャスレイヤーが握り潰したのは、ミニットマンのコアユニット！「ウワーッ！ ソウカイヤバンザイ！」ミニットマン爆発！

かくて、勝敗は決した。

　　 　 ♪例のSE♪

トコロザワ・ピラー、ソウカイヤ本拠地。「ムッハハハハ！ダークニンジャ=サンよ！ 首尾はどうだ」ラオモト・カン。強く残虐なソウカイヤの首領だ。「こちらダークニンジャ。目標を補足しました」こちらはその懐刀、ダークニンジャだ。

「ミニットマンの置き土産が役に立ちおったな。ニンジャスレイヤーのヤツもまさか発信機が付いているとは思うまい！ ヘルカイトと共にニンジャスレイヤーを殺せ！」「いいえ、一人で結構。900秒後に戦闘を開始します」

「ムッハハハハ！ よかろうダークニンジャ=サン！失敗は許さんぞ」「待ってくださいよラオモト=サン！ そしたら俺っちどうしたら良いんです？」兵員輸送兼偵察参謀のヘルカイトだ。

「俺の活躍を指でもくわえて眺めてるんだな！ トランスフォーム！」ヘルカイトから降下しながらのトランスフォーム！戦闘形態！「チェッ！ ダークニンジャめ！ 気取りやがって、いつか見てやがれ！」

　　 　 ♪例のSE♪

「ソウカイヤのせいで手こずってしまった！ この解毒剤を持ってセンセイの元へ急がなくては！」さあ！ 走れニンジャスレイヤー！ 新たな危機と戦いはすぐそこに迫っている！
果たして、ドラゴン・ゲンドーソーの危機に間に合うのか……？！

次回メナス・オブ・ダークニンジャへ続く！