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わたしとエリーのエボ

はじめに

こんばんは、こんにちは。
この記事は私の痛車やコンテンツへの想いを自己満足的に綴っていきます。更新されることもあります。
今のラッピングの仕様も4年目に突入し、色々な箇所に限界が見えています。このまま貼り続けられるわけでもなく、来年のどこかでラッピングをすべて剥す可能性が高いです。そして、デザインから施工まで、印刷以外全てをDIYで仕上げていることもあり、この仕様にに掛けた想いが沢山あります。健忘録的な意味合いもあり、私自身が今の仕様に注いだ思いを印すことで、今後のモチベーションにつなげられたら良いなと。
もし、読んで頂ける方が居れば、温かく見守って頂けましたら幸いです。
痛車の仕様のみを見たい方は目次で先に進んで下さい。


作品/キャラクターについて

私が痛車の題材としているのは、ストライクウィッチーズをはじめとする、ワールドウィッチーズシリーズの作品「ルミナスウィッチーズ」より、エレオノール・ジョヴァンナ・ガション(愛称:エリー)になります。
ルミナスウィッチーズとは、従来のストライクウィッチーズ/ブレイブウィッチーズとは一線を画す部隊設定で、戦時中のワールドウィッチーズの世界の中で、歌と音楽で人々を元気にする物語です。
戦うことが使命であるウィッチと呼ばれる魔法少女の中でも、それぞれの理由で戦うことが出来ない9人が、音楽隊として集められ、様々なステージや出来事を通じて成長し、この世界で歌と音楽も通じて人々に笑顔を届ける物語です。

ルミナスウィッチーズ1話「WONDERFUL WORLD-はじめまして-」

その中でもエリーは、クールな見た目ではありますが、猫とお話をしたり、隊員をからかったりと、いたずらでお茶目な一面が多くある可愛い娘です。ですが、サブリーダーとして、メンバーのことやリーダーのアイラのことをよく見ていて、芯はしっかりしている良い娘でもあります。劇中ではよく物を食べている描写が多く、そこも見どころです。気になる方は是非、‐連盟空軍航空魔法音楽隊-ルミナスウィッチーズ(全12話)をご覧ください。

エリーとの出会いと痛車にする決め手

2018年11月頃、その時「音楽隊ウィッチーズ」としていたこのプロジェクトが「ルミナスウィッチーズ」と発表されました。それと同時に、エリーと相方のアイラのビジュアルが発表されました。もうこの時既に、エリーはルミナスウィッチーズの中では一番好みで、作品内で一番好きなキャラクターでした。ですが、当時はブレイブウィッチーズ仕様で痛車をしており、ラッピングの仕様を変える迄には至りませんでした。

ブレイブウィッチーズ 雁淵孝美/ひかり スバル/レガシィ
丁度、エリーが発表された日の写真

私がエリーの痛車にするキッカケはライブイベントでした。
2019年4月「みんデキ2019 Fly up to the Future!」が開催。
その時には9人であるルミナスウィッチーズのうち、発表されている5人のキャストが出演し、初めてのライブパフォーマンスでした。
その中でも私は、エリー役の都月彩楓さんに惹かれ、ここで応援していこうと心に決めました。最前で見ていたあの時を今でも懐かしく思います。
丁度、学生時代からの憧れの車である、三菱 ランサーエボリューションⅨを手に入れて1年未満、痛車としては方向性を決めかねている時期でした。
それから早4年、沢山の思い出をエリーと共に過ごしてきました。
この頃はここまでこのキャラクターが大好きで、代りのないものになるとは思ってもいませんでした。

2019年4月頃~のエボ

コンテンツと痛車への想い

痛車は私が好きで作って乗っている自己満足的な趣味です。
ですが、様々なイベント等で表舞台にランエボを出させて頂ける機会も多く、少しでもエリーやルミナスウィッチーズを知って頂くキッカケの1つになれば嬉しく思います。そのためにも、痛車と言うイレギュラーな存在ではありますが、いい意味で目を惹くような仕上げを心掛けています。

ITASHAWEEK ChampionShip2022 in 北九州ポップカルチャーフェスティバル

ライブイベントに乗っていくこともありますが、基本的にはただ車で会場に来ただけの人なので、特別なことはなく、駐車場や会場・ライブイベントの規約を順守することを徹底しています。私自身も痛車の趣味の中で、イベント関係を少しお手伝いさせて頂いていることもあり、その立場で人様のイベントに迷惑をかけないことは絶対です。
そういった中でレギュレーションを順守し、様々な形を模索しています。2ndLIVEでは、制作の方々やキャストさん等に喜んでいただけて嬉しい限りです。3rdLIVEでも、イベントの景色の1つとして認識して頂き、とても恐縮です。この関係性を崩すことがないように、より一層気を付けて、LIVE等参加したいですね。

ルミナスウィッチーズ2ndLIVE 10話のルミナスが基地に帰ってきた時をイメージしていました。

エリーエボについて【2023年9月時点】

2023年5月 もみみ☆まつりinMESSE

【コンセプト】

ランエボを仕上げていくにあたって、明確なコンセプトを持って仕上げてきました。
スポーツコンパクト×痛車、尚且つワイルドスピードX2のヒーローカー中の1台である、ランエボⅦの雰囲気をリスペクトしつつもレプリカではない形をクルマ全体のコンセプトとして製作しています。

ワイルドスピードX2 ランサーエボリューションⅦ

スポコンでありつつも作品に対する要素をデザイン中に盛り込み、パッと見はカッコいいスポコンカー風、ですがカッコいいだけではない作品へのリスペクトを感じられる様にしたいとの想いもありました。
クルマが見られるような外観であれば、自ずと作品へ興味を持っていただけることにもつながるとも考えて、良い意味でのパッと見のインパクトを求めています。

【カスタム】

2022年8月 大分県央空港-TAKE OFF PHOTO SESSION-
2022年8月 大分県央空港-TAKE OFF PHOTO SESSION-

スポコンカーの雰囲気を目指すにあたってはクルマの仕上げも重要だと考え、現在の形となりました。
ワイルドスピードX2に起用されたDAMD製のフロントバンパーに合わせ、ings+1のサイドスカート、純正リアバンパーにchargespeedのボトムラインを組み合わせました。また、バンパーやサイドスカートにダクトが開くことに合わせて、chargespeedのフロントワイドフェンダーとカーボンボンネットを導入しています。
スポコンの雰囲気を引き出すものとして、上記のボディキット以外にもホイールの19inch BLITZ テクノスピードZ4 やアルミ製のARCmagic GTウイングはこだわって探して装着したパーツです。特にGTウイングは、憧れのワイルドスピードX2のランエボⅦでも別タイプの同メーカー品が取り付けられており、2年程オークション等で探し求めて手に入れたものでした。

BLITZテクノスピードZ4とARCmagic N1 GTウイング

ランエボがスポコンとして存在していた当時、ユーザー間でスポコン仕様が増える前にブームが過ぎ去ったこともあって、スポコンの雰囲気を持つランエボというのは少ないように感じます。少ないが故に参考例があまりなく、手探りで今の形に辿り着きました。

【サイド】

右サイド
左サイド

両サイドは、エリーのイメージカラーである青とボディカラーであるシルバーのツートンカラーをベースとしました。プレスラインに合わせてツートンカラーの境目を引き、ストライプを配置する事で、切れっぱなしの境目を違和感なく魅せる事を狙いました。また、ストライプのバイナルは1から描き起こししましたが、ワイルドスピードX2のランエボⅦをリスペクトしつつ、キャラクターを落とし込める形にしています。

また、フロントドアには魔法陣を配置しています。
これはシールドと呼ばれる魔法陣で、戦うウィッチ達であれば攻撃から身を守るために使用しますが、戦わない彼女達はそれぞれのメンバーカラーの魔法陣をアクロバット演目で使用します。
エリーは作中で青色の欧州式魔法陣を使用する為、その要素を取り込みました。魔法陣の透明感を出すことを狙い、クリアシートで製作しました。

ルミナスウィッチーズ6話「夢色コントレイル」

サイドスカート上の青いストライプは、公式サイトやサインステッカー等のルミナスウィッチーズのグッズ類に多く使われているストライプをベースに、クルマに合わせた形で描き直しをしています。

ルミナスウィッチーズチャンネル サインステッカー

また、ストライプのカラーについては、ルミナスウィッチーズ8話「星と共に」以降の青衣装と同じグラデーションと取り入れました。美しいカラーリングのこの衣装は、アニメ放送よりも前のイベントで発表されたもので、どうしてもデザインに取り込みたい要素の1つでした。

ルミナスウィッチーズ8話「星と共に」青衣装

上記ストライプ上に配置しているロゴは、三菱自動車のモータースポーツやアフターパーツブランド「RALLIART」を模した「ELLIEART」のロゴを友人のヒろシより製作して頂きました。
スポコンカーとして、バイナルのみならず大きめにロゴ配置をしたいと考えておりましたが、メーカーロゴ等の作品に関連性のないものを大きく配置することに躊躇いがあり、キャラクター名を入れたロゴとした次第です。
RALLIARTのロゴ内にある赤とオレンジのストライプは、エリーの故郷であるガリア(フランス)の国旗カラーである、青と赤に変更しています。
その他にもルミナスウィッチーズやワールドウィッチーズのラジオのロゴや、公式サイトURL等、メーカーロゴに混ぜて、作品関係のロゴを入れています。デザイン上、作品のメインロゴを合わせる事が出来なかったので、そういった面でカバーしています。

[イラスト]
青橋雨さんに両サイドとも描き下ろしして頂きました。エリーを描いて頂くなら是非この方にお願いしたいと思っており、後述のボンネットを製作した際からお世話になっております。キャラクターや作品への理解がある方に、ボディ形状や構図の指定も多い中、イラストもとっても可愛く理想の形に描いて頂いて、本当に感謝しております。

・右サイド
ルミナスウィッチーズ3rdシングル「空に誓うから」の振り付けより描き下ろしして頂きました。「空に誓うから」はアニメ放送よりも前のルミナスウィッチーズのアーティスト曲で、私が最も好きな楽曲です。河口湖で撮影されたPVやアニメ放送前のPVにも使用され、ルミナスウィッチーズを代表する楽曲の一つだと思います。本人PVがあることにも準拠し、赤衣装を選択しました。

ルミナスウィッチーズ3rdシングル「空に誓うから」より
サビ明けの「空が晴れる迄~-Let‘s play the music to the sky-」の箇所

・左サイド
ルミナスウィッチーズ1stシングル「FlyingSkyhigh」に収録されるカップリング曲、「SmilingSinging」のライブ振り付けより描き下ろしして頂きました。こちら側は青衣装を指定させて頂きました。
片手のポーズがLuminousの"L"を意味していることも、この振り付けを指定した決め手であります。ボンネットと併せて、LuminousWitchesの"LW"になることも拘りです。

ルミナスウィッチーズ1stシングル カップリング曲「SmilingSinging」より
曲終わりに順にLの手を降ろす箇所。

【ボンネット】

ボンネット(2021年製作)

[イラスト]
サイドに続き、ボンネットも青橋雨さんにイラストを描き下ろして頂きました。エリーのポーズは実際の振り付けや、エリー役の都月さんのお写真より書き起こしして頂きました。ウィッチの"W"マークをしているところがとても好きで、この構図を指定しています。キャストさんのユニット活動がアニメ放送よりも先であったこともあり、エリーとキャストさんがリンクしているような形を目指しました。

[ロゴ]

左側5人 
エリー/アイラのコンビとミラーシャ/いのり/ジニーの3人
右側4人
マナ/マリアとシルヴィ/ジョーのカップリング

スポコンカーと言えば、様々な箇所に貼られるメーカーロゴ。ボンネットは特にメーカーロゴを並べられることが多い1面です。
ですが、メーカーロゴを1つの痛車的な作品表現としたかったので、作品関係のロゴを友人のヒろシさんに製作して頂き、パーツメーカーを配置するように使用しました。
両脇の9つのロゴは、それぞれルミナスウィッチーズのメンバーの愛称とキャストさんの名前を入れ、各キャラクターのイメージに沿ったものを取り込んで頂きました。9つのロゴの真ん中に部隊名があり、全員のシルエットがあることで、ルミナスウィッチーズが9人で1つである想いもあります。

【リアガラス・サンルーフ】

[リアガラス]
アイラはルミナスウィッチーズのリーダーで、エリーとずっと活動を共にしてきた親友でもあります。そういったエリーとアイラがペアであるポイントを大事にしたく、リアガラスは2人を入れるようにしています。
イラストは1stPVでのエリーとアイラをベースに友人に描き直しして頂きました。
サイドにも使用したストライプを使い、その下には2人の名前と、演じるキャスト2名のお名前を入れさせていただきました。実際のライブでもペアになることが多いので、その関係性を大事にしたく、こういった形で記名しています。
曲名については、ルミナスウィッチーズのアーティスト曲を選択し、それぞれの曲の1フレーズを書き出しています。この作品にとって、アニメ放送前のアーティスト曲は、キャストの方々が成長してきた道の1つで、とっても大事にしたい思いから入れています。
今後、アニメ放送曲も加えた姿を模索中です。

[サンルーフ]
ランエボⅨなのにサンルーフがあるのはとても珍しい個体なので、使わない手はありませんでした。
ボンネットには9人の名前を入れていますが、どこかに9人の姿を入れたく、サンルーフを選択しました。ステージのようなスポットライトの明かりと、ルミナスの名前にちなんだ、輝きを加えたデザインにしています。

アルミルーフであるランエボⅨは、
新車注文時に鉄ルーフをオーダーしサンルーフを取り付ける必要がある

小ネタポイント‐内装編‐

[NOSボトル]
ラベルをすべてルミナスウィッチーズ関連の内容に書き換え、ホログラムシートで作り替えしました。
実際のNOSボトルラベルから型を取り、メンバーやキャスト名前、ルミナスウィッチーズの概要等を織り込んでいます。

スポコンカーにはよく似合うアイテム
流石に中身は入っていません…

[ルームミラーカバー]
最終回のガリア凱旋公演仕様のストライカーユニットのカラーリングをルームミラーカバーにしました。赤衣装/青衣装/制服は外観に取り込んでいるので、最終回の白衣装要素を加えたくて考えた策です。
いつか白衣装のエリーも外観に加えて製作したいですね。

プリントカーボン柄のものにラッピングシートで製作。

[シートベルトカバー]
エリーとアイラがしている赤衣装のタスキを基にシートベルトカバーを製作しています。ペアの2人が並ぶような形になるのがお気に入りです。

既製品のシートベルトカバーに布用ラベルで印刷

[内装カラーリング]
パネル類をエリーのイメージカラーである青と、ボディカラーのシルバーで刺し色を加えた形にラッピングと塗装で仕上げ。
シルバーのパネル類やスパルコのシフトノブはワイルドスピードX2のランエボⅦをリスペクトした要素になります。
助手席側のパネルにはエンボスラッピングでルミナスウィッチーズの部隊章を施工、ホーンボタンはその時一番かわいいエリーを選択しています。

小ネタポイント‐外装編‐

[インタークーラーペイント/グリルエンブレム]
インタークーラーにはRALLIARTデモカーと同じ形でELLIEARTのロゴをブルーメタリックでペイントしています。
グリルエンブレムはコルトラリーアートVer.R用を使用し、ガリア(フランス)カラーの青と赤に作り変えています。RALLIARTも三菱自動車の車のオーナーとしては忘れてはいけない要素ですが、作品と絡めたロゴを使うことでこういった形で取り込めるようになりました。

[リアエンブレム]
既製品の猫のエンブレムをペイントし、エリーの使い魔であるリオと、幼少期に飼っていた猫をエンブレムとしました。エリーの文字については、都月さん本人が描かれたエリーの劇中サインを、メッキシートでカットしています。エリーのお当番回である、ルミナスウィッチーズ10話「故郷の空」の要素を色濃く取り込み、痛車として反映させるためにこの形を考えました。

リアトランク左側位置に配置。本来はLancerEvolutionのエンブレム位置。

[GTウイング]
ARC magicのN1 GTウイングは面積の大きな翼端板が特徴的で、アルミのダブルフラップと共にお気に入りのポイントです。
ボディに使用したラッピングシートと同じ色を使用し、エリーの立ち絵と連盟空軍のLNAFの文字をエンボスでラッピングしました。
凸凹のみの表現の為、光が当たった時にエリーのシルエットや文字等が浮かび上がるので、気付いてくれた方にはよく驚かれます。

あとがき

健忘録的な意味合いと自分の気持ちの再認識の意味を含めて、こういった形でnotesにまとめさせていただきました。長々と読みにくい文章ではありますが、読んで頂けた方はありがとうございます。

全部書いて残してやるぞー!と思っていましたが書ききれませんでした。
そういうところは実際に見た時に気付くこともあるかもしれません。

Dark Artworks様より Instagramで私のランエボを気に入って、イラストにして頂いたもの。

この仕様は本当に思い出深く、ルミナスウィッチーズや都月彩楓さんを応援させて頂いた4年間を共にしてきた、忘れられないものです。
Instagramでは海外の方に評価頂き、沢山の反応を頂くことがありました。
Instagram➡luminous_evolution9

今でも自分の中ではエリー以上に痛車として表現したいキャラクターは居ません。これから貼り替えることも視野に動いていきますが、もっと良い形でエリーやルミナスウィッチーズの要素を盛り込んだ、痛車作りが出来たら良いなと思います。エリーエボとして居られるように頑張ります。

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