企画の手順が分かれば、エッジの効いた企画も簡単にできる!
誰もが「売れる」魔法をかけて活躍したいものです。そこで、今回も、昨日に続いて第二弾、簡単な商品企画の法則を共有したいと思います。
企画に物語を埋め込み、それに基づいて商品デザインを落とし込むです。
ダイエル・ピンクの書籍に【ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代】三笠書房 2006年、大前研一氏の訳には、「人は世界を物語」で理解しているとのことです。
人は物語が大好きで、物語があるから親しみを持ち、愛着を感じるのだ、と書かれています。
小さな会社の技術開発物語や商品コンセプト、外観デザインなど、まさに、下町ロケットなどのように誰にでも分かりやすい「物語」を理解し共感した時に、人はその商品に愛着を感じると言われています。
積極的に商品開発の失敗や改良&改善などの物語を未来の見込み客に伝えていくことが重要です。
例えば、私が物語を考える背景をご紹介したいと思います。
「脱KARADA アラームプロジェクト」
ですが、クライアント様からお褒めの言葉を頂きました。
言葉の使い方が新鮮で、キャッチーなので上手く骨子に結び付けられそうな気がします。
で、こんな質問を・・・。
言葉の背景のニュアンスをもう少し詳しく教えていただけませんか?
基本的には、私の視点(作り手)は入っていません。
考えている視点は、「誰が」です。
問題解決なので、その【浅い⇔深い】を考えてみます。
・誰に
・何を
・どんな価値提供
です。
アトピーを抱えている方を主語にすると、アトピーを問題にしている方のみがターゲットになります。
今回は、クラウドファンディングなので応援者を募るが目的です。アトピー以外のターゲットはいないか否かをミッシー(MECE(ミッシー):それぞれが重複することなく、 全体としてモレがない)の概念を入れて考えてみます。
そうすると、問題が浅い方が浮かんできます。その結果から、痒みからアトピーまでとなります。
これをアナロジー思考で組み立ててキャッチコピーを作成します。
私の思考法としては
・痒みは、体のサイン(アラーム)
・体のサインは、無い方が良い(脱KARADA)
・無いのは、素晴らしい。
このプロジェクトのネーミングを作成した上でストーリーを構築するのです。
その物語に秘めた思いを商品化のデザインに落とし込んでください。
身近で役に立つ商品に込められた物語は、人に伝わりやすく、人はその商品に愛着を感じ、いつまでも使い続けてくれます。
どんなアイデアも歓迎し、批判しない。
アイデアの出やすい環境を把握すると再現性が生まれます。
商品開発で失敗しないためには、とことんいろいろなアイデアを出す必要があります。
アイデア発想とは、頭の中のもやもやイメージを文字化にして、顕著化させる作業を指します。
まとめると、アイデア発想の極意は
・アイデアの量:100個
・アイデアは必ず紙に書く
その上で出し切ることが重要です。
アイデアとは、誰も思いつかないような奇抜なモノを生み出すのではなく、既成事実の組み合わせです。
その小さなきっかけにより、小さなアイデアだしする習慣を身に着けることが重要です。
・何回も繰り返す。
・情報レベルを合わせる。
・参加者は3名以上の奇数がベスト
・自由に発想し、評価や批判はしない。
・アイデアの結果責任を問わない
・エンドユーザーの立場に立って発想する
企画の手順が分かれば、無駄打ちが減り、エッジの効いた企画も出やすくなります。
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