3階層ファネルを理解して商品構成するには?
ネット通販が継続して売れるためには、3階層ファネルの構築が重要です。そのために必要な商品構成についてお伝えいたします。
小さな会社の億超えのルールの書籍の中にも記載していますが、3階層ファネルの構築について解説します。
3階層ファネルというのは、
・フロントエンド商品(集客用商品)
・ミドルエンド商品(利益商品)
・バックエンド商品(利益商品)
のことです。
商品を販売するに当たってまず、この3階層ファネルが通販のビジネスモデルで大事な考え方です。
ネット通販に置いてUVP(独自の価値提供)がとても重要です。
ビジネスモデルキャンパスのVP(価値提供)と同義語です。
そのUVPが構築できたら、世界観をもって売れるストーリーにしていきます。
これが、商品企画や儲かる仕組みの概要になり、その提供価値の商品やサービスそのもののことを「ギフト」と呼ばれます。
では、3階層ファネルの・フロントエンド商品・ミドルエンド商品・バックエンド商品のどれから商品から組み立てて行くべきでしょうか?
答えは、「バックエンド商品」なんです。
フロントエンド商品は集客を目的とした商品のため、フロントエンド商品から商品を組み立てて行くと、価値提供より、販売が強いセールス構成となります。
その結果、お客さまに敬遠される危険性があります。
必ず、
UVPの構文を作る
→バックエンド商品
→フロントエンド商品
の順で儲かる仕組みを組み立ててください。
他の商品と併せ買う(クロスセル)を狙ったミドルセルの階層を作るように意識もしてみましょう。
ファネルとは、漏斗です。薄利多売戦略をやめるためのフォーム型が、「松・竹・梅」型のビジネスモデルです。
・フロントエンド商品が「梅」
・ミドルエンド商品が「竹」
・バックエンド商品が「松」
に当たります。
つまり、低価格に設定した集客用商品=フロントエンド商品で集客し、クロスセルを狙ったミドルエンド商品で売上をあげます。
さらに、より高額かつ利益率の高いバックエンド商品へとお客様に価値提供をしていきます。
今、売れているパターンとは、組み合わせです。
美顔器は一度買ったら何度も買い換える商品ではありません。
しかし、美顔器を購入した方は、セットして使用することで効果があがる美顔器専用フェイシャルクリームを一緒に販売するモデルです。
ファネル化では、美顔器専用フェイシャルクリームをミドルエンド商品として設定することも可能ですしクリームは何度も使うものですから定期購入によるリピート購入にも繋げることができます。
さらに、それだけでは満足できないというお客さまが出てくる可能性もあるのでバックエンド商品として「エステサロンでのエステチケット」などの役務提供を用意することも可能です。
まとめると、
フロントエンド商品:お試し商品
ミドルエンド商品:本品購入
バックエンド商品:定期購入(リピート購入)
は、単一商品であっても3階層ファネルの構築は可能です。
業界大手の会社が取り入れている「総合通販」というビジネスモデルにも、3階層のファネルはしっかり取り入れられています。
あのZOZOTOWNで有名なアパレルでも3階層ファネルが取り入れられています。
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos