出会った日時順に並べました。

1. いよわ - 大女優さん

ポエトリーリーディングポップスを漁っていたところに大物Pがピンズドでこれをブチ込んで来て、もうこれを聴く前の自分には戻れなくなってしまった。
まさしく「その手があったか」という構成によって強烈に刻まれるサビメロのポップさ。

2. 銀河座 - プラネタリウム・レヴュー

ゲーム『ワールドダイスター 夢のステラリウム』より

シンプルに曲が良すぎると人は逆らえない。
これだよこれ！聴きたかったオタクソング！これ！

個々に魅力的な歌声が揃っていて、3サビのソロ回しがわかっていても毎度気持ちいい。

3. 岬なこ - ソラトレイト

一度聴いて「何が起きた？？」となってほしい。
ここまで個性的なことをやってなお、キュンとするポップさを保つ渡辺翔御大の強さ。

岬なこさんのソロは、曲やMVの空気が岬なこさんの存在感と噛み合っていて心地よく万人におすすめ。かわいい。

4. 夏川愛華 (CV: 涼本あきほ) - #夢は短し恋せよ乙女

TVアニメ『夢見る男子は現実主義者』EDテーマ

ポエトリーAnimeポップが理想的な形で降ってきた。
涼本あきほさんの表現の瑞々しさとまっすぐなバンドアレンジが、簡単な言葉で言えば「青春」の匂い。

5. スリーズブーケ - 眩耀夜行

『ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』より

2023年は、いや、人生は『眩耀夜行』以前と以降に分かれる。
8月1日にこの曲と出会って、🪷蓮ノ空🪷に転げ落ちて、今。

第一印象：声、良！

詞への情景の浮かべ方が本当に上手い。Dメロ。嗚呼。
金沢百万石まつりの灯籠流しの写真を見てから聴くと一層震える。絶対行くぞ、金沢。

6. P丸様。, DYES IWASAKI - Dead or Like

言わずと知れたインターネットアイコンと、言わずと知れたelectro-swingトラックメイカーが組んで、個性そのまま掛け算をした結果。
ハイトーンに嘘がないから、頭にキャッチーな音をガンガン流し込みたいときに嬉しい。

7. コメティック - 無自覚アプリオリ

『アイドルマスター シャイニーカラーズ』より

5.5thを経て、ハートに刺さった棘の大きさで言えば『くだらないや』『平行線の美学』に追い抜かれているけど、自分の2023年再生数トップという数字に嘘はつけない。

開始2秒、小節にして1小節がこの曲のキモだと思う。
コメティックちゃんの音楽性は、自分が聴いて育った音楽というよりも、“自分と同じような音楽を聴いて育った世代が作った音楽”をターゲットジャンルとして捉えている感じ。彼女らと競って音楽をやっていきたい。

8. みらくらぱーく！ - ココン東西

『ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』より

あの、ここから下あと全部蓮です。

全編通してマジで気持ち良すぎる。ヘヴィなサウンドで飛べそうな曲やられるとやっぱりブッ刺さり。
ここすき：

• 「Knocking and kicking／Open the door」とかいういきなり物騒でかわいいコーラス

• Aメロの変なシンセ

• 「目標は平和だし／でっかい夢持った私」の韻とそれを理解している慈の表現

• バリア！のブレイク裏で鳴る暴れシンセ

• Eメロのズンドコしてる重ベースに乗るウィスパー瑠璃乃

• 藤島慈さん🎤

• 大沢瑠璃乃さん🪫

9. スリーズブーケ - 素顔のピクセル

『ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』より

イントロでわかる、これ絶対美味いやつ。

伝統曲だとしても現メン作曲だとしても美味しい、未来に残る詞。一年目で自然にこれを出せるのも美味いし、確かに出すなら今しかないと理解できるのも美味い。
花宮さんの「1サビが花帆→梢で2サビが梢→花帆」とかいう解釈大好き。

10. DOLLCHESTRA - KNOT

『ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』より

『希望的プリズム』『Tragic Drops』『Take It Over』と悩んだ末こちら。『Take It Over』の「未定だった未来の」で前にさやかが飛び出してくるのすき。
DOLLCHESTRA楽曲はテクニカルなことをふんだんに盛り込みつつ、バランスをとるようにサウンドで荒削りな面を見せてくるところに、二人の熱量溢れる不安定さが立体化されたようなリアリティを感じる。

ライブ見たらもう音源じゃ物足りない体になっちゃってェ……。
ツアー千秋楽でいきなりブレイクに煽りセリフ挟んできた夕霧綴理とかいう激アツ人間。

おわりに

今年は久々に「100曲」シートがぴったり100まで埋まったし、良い音楽年（Spotify総再生時間12,228分）だったと思う。
まだまだ聴きたい欲が湧いているので、みんなの10選を覗きに行きます。