2021年の《楽曲》10選

よろしくお願いします。

1年間こつこつメモした100曲の中から、10曲をセレクトします。頭の数字は順位ではありません。

1. 菅沼千紗 - Mr. Fallin'

『菅沼千紗の魅力に落ちる生放送』テーマソング

番組の企画で制作されたテーマソング。

キャラクターを背負わない歌唱表現には戸惑う演者も多いと聞くが、本作は本人の作詞と歌唱、本人が普段から好きと公言する竹内アンナの作曲によって組み上げられた空気感の“精度”に脱帽。

レコード会社発でなくても、愛があればこんなものが出来上がるんですね。

2. ARuFa - さんさーら!

これも企画発の個人名義(?)楽曲。

今年の結論、愛を形にしようとすればデカいものが出来上がる。

記事内では一般会社員男性として振る舞っているARuFaが、実のところ作詞のピノキオピーと元々レーベルメイトなのはニヤニヤポイント。

個人的なナンバーワン刺さりフレーズは、

遊ぼうよ レギュレーション毎日少し違うけど

3. キィ(CV.峯田茉優) - ミス・コンダクタ

ゲーム『カリギュラ2』劇中歌

カリギュラシリーズの楽曲は、敵として対峙する「楽士」≒ボカロPが作った曲を「バーチャドール」≒VOCALOIDが歌うという構図になっていて、今作ではバーチャドールが敵と味方にそれぞれ1体ずつ登場し、各楽曲に2通りの音源が存在する。

同じ楽曲に対し、キィ(CV.峯田茉優)とリグレット(CV.香里有佐)によってまったく異なるアプローチが聴けるのだが、この曲の表現は出色。特に間奏以降は必ず聴いてみてほしい。

人間ってこんな感情が歌えるんだと驚かされる音源。ライブならともかく(ともかくでもないが)、レコーディングでこの表現が出せる“役者”ってマジですごい。

4. Rain Drops - エンターテイナー

じん×堀江晶太。

全編に勢いを感じさせる曲調で、サビまで長めに展開するのに曲中一度も感情が落ちない楽曲パワーと構成の妙。

10年の時経っても、鮮烈な青さは健在。

5. TAKU INOUE, 東雲和音(CV.天音みほ) - トアルトワ

『電音部』より

TAKU INOUEになりたい。

6. AiRBLUE - 白い沿線

ゲーム『CUE!』より

CUE!も2021年いろいろあって、2ndライブよかったねとか書くこともあるんですが、まずアニメが始まるので見てください。

今年の終盤に、渡辺翔になりたいタイムが到来したこともあり、特にこの曲を挙げました。

なりたい↓

♦︎ 東山奈央 - ワゴン

♦︎ ClariS - ケアレス

♦︎ AiRBLUE - 空合ぼくらは追った

7. ユメヲカケル!

TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』OPテーマ

本当にいいアニメだった。

力技のようでいて仕掛け満載の楽曲。特に好きなポイントはラスサビ終わり↓

一般オタクの例に漏れず私も今年から馬券を買うようになりました。毎週土日にアドレナリンを出せる最高の趣味をありがとう。

8. オズワルド - あたらしいとうきょう

初めて聴いたとき、文脈とか全部すっ飛ばして、心の底に染みてしまった歌。

2020年も結構熱中して見てはいたけれど、2021年のM-1は動画で公開された予選の数百ネタをすべて見たりと、お笑い熱の結構高まった年だった。

決勝2本目は、オズワルドが直前までウイニングランだとすら思っていた中、ネタが始まり一言発するたびに優勝が手からすり抜けていく感覚だったという本人の談の通り、強烈なドラマだった。

9. DIALOGUE+ - 人生イージー?

挙げないわけにもいかず。

ファン規模・知名度など順調に躍進する年になったDIALOGUE+。

楽曲面では1stアルバムに向かってまとめていく方向だったように思え、実際持ち曲は粒揃い状態。

ツアーを越えてひとつのフェーズを過ぎた感のあるいま、2022年には、また予想を超える形でファンを振り回してくれるのではと期待している。

10. SHHis - Fly and Fly

ゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ 』より

今年のシャニマスに対する印象で強烈なのは、春の2ndライブ3rdライブ。「アイマスらしさ」のようなものに対する“遠慮”なく突き抜けた演出を見せてもらったという感想があり、また似たような感想をSHHisの楽曲にも抱いた。

BLACKPINKやTWICEへの提供歴がある作詞家を引き込むなど、“コピーにならない自信があるのならば、遠慮なく本物を作ろうとしていい”のだという自負が現れていると思う。

未来のことで言うと、今まで英語だったライブタイトルが急に短文詩みたいになるのが4周年っぽくて大好き。

おわりに

ここまで書いておいて何だけど、まとめるとなんだか思ったより薄いような気がする。

いろいろマっ曲はあるんだけど、音楽以外の好きと好きな音楽のピースがハマり込むことが、どうしても少なかった印象。

2022年、聞く側としてのスタンスが変わる年になるかも。応援をよろしくお願いします。

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