親が見ちゃダメというもの
時々ニュースで、過激な表現の絵やアニメに対して
「子供が見たらどうするんだ」
「見れないように配慮してくれ」
みたいな声が上がると言うのを最近よく見る気がします。
僕個人としては、特にそういう物が出ることに問題があるのかよくわからないというのが本音です。
僕が幼稚園の時が8時だよ全員集合の放送末期でしたが、その当時ですら、ドリフを家で見せてくれない子というのが、3分の1くらいいた記憶があります。
我が家では、父親がいる時は結構めんどくさかった記憶がありますが、当時は祖父祖母と同居していましたので、父親が見せてくれない時は、祖父の部屋に行って、ドリフを見ていたことを思い出します。
そして、土曜日のドリフの内容を、月曜日に見せてくれない子に、こういう感じだったよと話すのが、楽しかったです。
正直、我が家自体はドリフはもちろん、女性の裸が出るような漫画もオールオッケーな家でした。
その、ドリフを見せることを嫌がる父親自身が、ゴルゴ13をコレクションしていて、そういう絵も3歳くらいから見ていましたし、母親も漫画好きでしたので、なんにも言われた記憶がありません。
そういう物を見ると、大人になったときに大変なことになる、下手をすれば犯罪者に・・・くらい言ってくる過激な人もいますが、まあ、この歳になるまで、無事に過ごしてきたケースが1あることはここに伝えておきます。
ここで、一冊の本の話を引用させてもらいます。残念ながら今年の大晦日も笑ってはいけないの放送がないみたいなのですが、その笑ってはいけないを生み出した番組
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』はもちろん、『踊るさんま御殿』『恋のからさわぎ』など、大ヒット番組を手掛けたTVプロデューサー、菅賢治氏が書いた本「笑う仕事術」から
そうなんですよ、親にダメって言われているものほど面白いですし、面白いから、禁止されようが、見られなくなりようが、子供は見ちゃうものだと思ってます。
僕の子供時代は、家にビデオがあるという家が半分以下でしたので、リアルタイムの時間に見られないと、見ることはかなり難しかったですが、今はスマホでTverもあるし、後から配信されるなんて言うこともよくあります。
スマホを持たせてくれなくても、学校で友達を作れば、見られるチャンスは普通にあります。
親が、子供に渡る情報を制限できると考えないほうが、自然なんじゃないかなあと過激な〆をさせていただきます。
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