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僕らのヒーロー物語 後編

ヒロタ君(12)・・・いじめられっこ。見た目の割にトガっている。

ヒーロー・・・未来からやってきた謎のヒーロー。


【ヒーロー】話を整理しよう。まず僕は人を傷つけることやパワハラやセクハラ差別を擁護しているわけじゃない。 もし目の前で誰かがそういうことをしていたら、僕は止めるだろう。

だけれども、 それらを悪、というふうに価値判断する必要はなかったんだ。悪と捉えると、戦い続けなければならなかった。本当に平和に必要なのは、なぜそういうことをしてしまうのかを理解し、 起きてしまったことは許すことなんだ。


【ヒロタ君】ねぇヒーロー、話が説教臭くなってきたよ。 僕見知らぬ人から説教される筋合いないんだけど。


【ヒーロー】はははっ、その通りだね。ごめんごめん。 説教するつもりじゃなかったんだ。この話はなかったことにしよう。


【ヒロタ君】うんわかった。でもさあ今僕はいじめられてて困ってるんだ。どうしたらいいの?


【ヒーロー】力をつけるのもいいけど、やっぱり許すのも大事なことだよ。


【ヒロタ君】許すって言ったって、あっちが勝手にいじめてきたんだよ、なんで僕が許さなくちゃいけないの?


【ヒーロー】ヒロタ君、君は ジャイアーノのことを、いじめられる前から人としてちゃんと認めていたかい?受け入れていたかい?


【ヒロタ君】そりゃあ横暴なやつだなって思ってたし、あんまり認めても受け入れてもなかったけど、、


【ヒーロー】そういう無意識の態度が相手にどういう影響を与えるかとか傷つくことが考えたことある?そういう態度だと、相手も無意識に傷ついたりイラッとしたりすることもあるんだよ。


【ヒロタ君】そうなのかな、、、


【ヒーロー】ヒロタ君を責めてるわけじゃないんだ。ただ暴力を振るわれる原因としてそういう場合もあるって事さ。


【ヒロタ君】そうなんだ。。。


【ヒーロー】だからまず許す、受け入れるっていうのは大事なんだよ。 そのための一つの見方がさっき言った光と闇の話なんだ。 ちなみにね、ルシファーズのルシファーっていうのは、キリスト教において最も位の高い悪魔のことを指してるんだけど、もう一つ重要な意味がある。光をもたらすもの、という意味があるんだ。


【ヒロタ君】そうなの!?


【ヒーロー】そうだよ。詳しくは Wiki で調べてみて。

とにかく僕が君に伝えたかったのは、闇やネガティブなものを悪と捉えるのではなく、 光をもたらすものと信じてみて、ということなんだ。 そうすれば、受け入れられるようになる。心から許せるようになる。

闇を光と等しく尊いものとして扱えれば、光の方を選べるんだ。


【ヒロタ君】う〜ん、そっか、分かったよ。向き合ってみる。

ところでヒーロー、 君はなぜここに来たの?


【ヒーロー】もう正義と悪の戦いをずっとやってきたからね、もう争う必要ないよって、過去の自分にそう伝えたかったんだ。


ヒーロー、仮面を脱ぐ。


〜おしまい〜

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石井宏明

AIエンジニアになるために勉強中。フリースクール、オルタナティブスクール、サッカー、フットサル、漫画、バシャール、フリーエネルギーなども興味あり。
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