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三国志13withパワーアップキットをしたので【感想】

おうおう、暇暇。ひまじゃい。

と、いうことで時間泥棒確定だろうと思われるKOEIの歴史シミュレーションゲーム「三国志」シリーズの13番目のナンバリングタイトル「三国志13withパワーアップキット」をやりました。

超有名なゲームなので知らない方のために三行で解説すると、、、

時は三国志時代。歴史に名を馳せた名将・池沼が玉石混合している後漢末期から三国鼎立までのシナリオに降り立ち、一人の武将の人生をロールプレイできるダイナミックなシミュレーションゲームなのだ。(わかるかな)

実は、YouTubeでも結構実況動画とかが上がっていて、前々から見ていたので自分でもやってみようか。でも、結構人のを見ているからお腹いっぱい状態ではあるしな。という、二律背反な気持ちになりましたが、どうしようか決めあぐねているうちに、自宅待機タイムになった私はもう、これは、やるっきゃ騎士!ということでダウンロード版を購入。

マイパソコンは5年ぐらい前のDELLノートパソコン(ヤマダ電機で売っていたのを8万円くらいで買った)なので、スペックはあまり高くない。ところどころ「ゆっくり」な動作となる。しょうがないんだけどさ。

ゲーム開始前夜

で、感想なんですが、面白いって言えば面白いのですが、ルールを理解するためのチュートリアルが長いですねー。しょうがないんだろうけど(このセリフ2回目)。途中で飽きて本編を始めてしまいました。が、後後になってチュートリアルは最後までやらないとシステムを理解せずにゲームを始めてしまって後で後悔するというお約束パターンもありました。

私は、ファミコンの取扱説明書をしっかり熟読するタイプだったので、あとから知らなかったルールはものすごくもったいないと感じるタイプです。

さて、何百人という中国武将の中で、どのキャラクターを操ってみようかと色々、色々、色々物色しました。で、結局知勇兼備の武将がやっぱり最初はいいよねーっていうことで、「趙雲」にしました。ベタベタ―!!!だけど、いいのよ。弱いキャラクターでやられてゲームオーバーよりも、俺TUEEE!!をした方がゲームなんだから楽しいじゃないですか。(Mではない。私)

ゲームスタート

ゲームシステムをおぼろげながら理解しつつ、公孫瓚という君主に使える有能な武将、それが趙雲なのです。南には、三公に仕えた名門袁紹が勢力を拡大中だけど、公孫瓚はそれを許さないぞっ!ということで戦いの火ぶたが切って落とされているのです。

「いやー、趙雲強いなー。毎回勝っちゃうよ」

と、勝利の美酒に酔いしれる事はあるのですが、このゲームものすごく、、、敵がゾンビのように襲ってくるのです。撃退してもすぐに復活?して再び攻めてこられる。もう、半年くらいずっと白の外で出ずっぱり。序盤からかなり難しい展開。選ぶ君主、いや、キャラクターを間違えたかな?と、思いました。

趙雲無しだったらどうなるんだろう?

そう、思って一度趙雲は袁紹軍がやってくるのを尻目に軍勢を解散させて、遠方の武将の所に遊びに行ってみました。このゲームは「見知らぬ人には会えませんゲーム」のようです。私はよく知っているぞよ。関羽殿。私も義兄弟に混ぜてくんだせぇ。そう、思ったわけです。だけど門前払い。酒宴を開けばいいらしいですね。酒宴。酒盛りです。酒だ酒を持て―。

酒を盛って仲良くなったらいよいよ自宅訪問。うっしっし。ストーカーのように連日連夜語り合うわけです。何を語り合うのかわかりませんが、兎に角語り合いました。あと、武将ごとに好きな物が「酒」「武器」「宝」「書物」というジャンルがあって「酒」をじゃんじゃんプレゼントしていったら「私とどっちが強いか一騎打ちしよう」という流れになりました。
来たね。ついに来た。一騎打ち。趙雲は半年間ずっとでずっぱで袁紹軍を防いでいたわけですので、滅茶苦茶一騎打ちも勝ってます。もう、強すぎ。
なので、三国志最強の一角に名高い関羽殿でもやっつけちゃうわけです。カッキーン!!!

無事にやっつけた後、自宅訪問すると、、、

「イヤー参った。仲よくしようぜ☆」

というようなセリフの後に「朋友」というメッセージが。結ばれたんだね。。ぼく達。。。

とか何とか言っているうちに本拠地の公孫瓚が城を落とされていました。残りあと1個。襄平という三国志で最も北東に位置する最弱のポジション。ここから復活はあり得ないっていうレベルですよ。兄貴。

それでも、私、趙雲は頑張りましたよ。ええ。何年か防衛を続けているうちに袁紹軍の捕虜がどんどん忠誠度が下がっていきまして仲間になってくれていました。すごいですね。
確かに、捕虜って牢屋に入って何年間もジッとしているわけで、しかもきっと寒くて暗くて、独りぼっちなのに仲間は助けに来ないわけですからどんな忠臣でも忠誠度は下がってしまうわけですわな。

ただ、外で奮起する趙雲(私)もやる気が下がってきまして(飽きた、、わけではない)「ここで、公孫瓚が滅びたら一緒に袁紹軍に入らないといけなくなるのかな?それはそれでイヤだな」と、考えてしまったわけです。なので、サッと私から身を引いて自由な中華大陸を放浪してやろうかと思いなおしました。

辞めるのは簡単でした。「下野」というコマンドを使えばあっという間に身分は放浪軍。一緒に戦った3人の仲間(同志)がついてきてくれました。

義賊か山賊か

放浪を続けていくと色々な人と縁を結ぶことができました。いやーすごいですね。友達100人できるかな状態。いっぱい居過ぎて、同志がもう、スーパースターオールスターばっかり。そんな強いメンバーばかりなので、色々な頼まれごとを引き受けても山賊退治とか楽勝杉ですよ。これ、天下取れるんじゃないの?って思ってた、そう、考えていた時期が僕にもありました。

今までずっと戦いに明け暮れていましたので、ロクに他の都市のことや中華全土の趨勢について全く興味が無かったのです。で、世界を見てみると、曹操が中国の3分の1を手に入れていました。そこで気づいたのです。

「あれっ。このままだと曹操の天下統一エンドやん」

なんとなくこの流れは嫌だなーって思ったのです。なので邪魔してやろうと曹操の首都近くの「宛」という城を攻め落としてあげました。治める人がいなくなった宛の住民は「趙雲様、ぜひこの城を治めてください」と。
来ましたね。これは天の時地の利人の和が揃ったんですよ。孔明さま。旗揚げじゃー!!!

ひたすら防衛の日々

気づいたら曹操は中華大陸の3分の2をてにいれていました。完全に作業ゲー状態でしょう。プレイヤーなら。が、そこから曹操本拠地のお隣「宛」にポツンと居を構えた趙雲。どうなるのかと思っていましたが、、、想像どおり、ものすごい勢いで曹操軍は攻めてきます。攻めすぎじゃん。っていうぐらい攻めてきます。こちらも優秀な武将オールスターズで迎え撃ちますが、それでも半端ないです。

このゲーム、もうちょっと考えて作って欲しかったなぁ、、、と。大体、中国大陸の中央まで象に乗って数十万の軍隊を送り込むって意味わからんでしょ。ゾンビ兵どころかゾンビ象。

数年間の防衛を重ねた後、絶妙なタイミングで趙雲が曹操に直談判を行いました。
「停戦」というやつです。実は、今までの戦いで色々な武将をぶった切っていましたので恨まれてはいましたが、それに比例するかの如く「敬意」を抱く武将も数多くいたわけです。
「敬意」状態の武将は、面識が無くても会ってくれて、停戦を行う際の口添えもしてくれるのです。すごい!大逆転の切っ掛けがこんな所にあったなんて。

ということで、停戦を結ぶことができました。でも、趙雲様の仕事は他にもあるのです。かろうじて虫の息だった「袁紹」「孫権」と曹操の「停戦」を結ばせてあげないと曹操軍の全力をもってたたきつぶされてしまうからです。そうなっては趙雲も起き上がれなくなります。なので「高論卓説」というトーク力がすごい「威名」(あだ名みたいなものか)に転職?すると、あっという間に停戦が成立。凄すぎじゃね?外交って舐めてましたけど、こんなにもすごいのね。

ジワジワと逆転して、天下統一

停戦明けに、速攻で城を攻め落としてやりました。もちろん相手も速攻でせめて来たのですが、そこは2年間力をためてましたので撃破。で、すぐに停戦。卑怯?卑怯とは私のことかね。誉め言葉として受け取っておこう。
戦線拡大をしていって、、後は時間(寿命)との戦いですね。本当ならとっくにお亡くなりになっているはずの趙雲がなぜか生きているので、びっくりですが。

・・・何とか皇帝になって天下統一を果たしてあげました。展開はやっ!

かれこれ100時間以上プレイしたのですが、何とかクリアすることができました。もう、おなかいっぱい、と思ったのですがそれでももういちど別武将でトライしてみようかと思わせてくれるのは面白いゲームだからなんでしょうね。

12,000円位の価格がしましたが、まぁ、十分遊んだので満足です。はい。

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