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芋づる式に学ぶ外国語ーポルトガル語の巻

なんだかどんよりと曇って小雨の降る蒸し暑い日だった。

明日からポルトガル語短期集中クラスが始まるので、リスボンの馬喰町(問屋街の意)みたいなところに文房具を買いにいってきた。文房具屋でノートを買い、ついでに洋品店でプール用のビーチサンダルを買い、そのついでに隣の肉八百屋(野菜を売ってる肉屋)でオクラを買い、途中の有機食品店で豆腐を買い帰宅しました。どこにどんな店があるかわかってくると生活が楽になる。

ちなみにこちらの家族経営的小売店はコンビニ+果物屋とかコンビニ+肉屋とか肉屋+八百屋+酒屋みたいな多角経営のところが多い。

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さてとポルトガル語だが、ポルトガル語を話せなくても暮らせそうなんだけど、ここに住むと決めたからにはポルトガル語で生活したい。年齢のこともあるので早いほうがいい。集中してさっさと基礎だけでも勉強すればあとは自力で少しずつ力がつくかも知れないとたかをくくっている。周りにはポルトガル語喋る人いっぱいいるわけだから実践の機会にはことかかないし。

少しだけDuolingoで(フランス語で)ポルトガル語の勉強を初めてみたんだが、ポルトガル語の勉強には「なぜ単語に性別があるんだ!的な理不尽な憤りのストレス」がなくていい。それはポルトガル語の文法にそういう理不尽さがないのではなくて(あります)、フランス語での経験から「言語なんてそういうもの」と悟れるので自力でどうしようもないものに無駄に葛藤する事がないのがいい。これが芋づる式勉強法のいいところなのかな。

ただ、フランスの「フランス語を普及させるぞ!フランコフォン万歳!」という仏語普及にかける意気込みに比べると、ポルトガルには葡語普及に対する熱意が薄いように思う、話したければウエルカムだけど英語のほうが汎用性あるよね、みたいな。フランス語を学ぶための(フランス国政府からの)公的な援助は多いのでフランス語勉強にはお得な方法もいっぱいあるのだが、ポルトガル語はそうでもない。国からの補助もそんなにないのだろうな。

とりあえず明日からのポルトガル語ちょっと楽しみです。