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エストニア、医療VR、そしてラーメン

5月29日(火)、小金井市にある東京学芸大学で「explayランチ」と称したイベントを実施した。
テーマはエストニア、医療VR、ラーメン、求人広告、デザインとセレンディピティ、ネットニュース媒体、最近会ったやばい人などなど。

ご存知の方も多いと思うが、エストニアは世界に先駆けて「未来社会」を実現した国。エストニアを題材とした書籍『つまらなくない未来』も先日重版がかかったと聞いている。

昼下がりの学食横にある教職員用のスペース。
「エストニアの位置はどこにあるかご存知ですか?」
脈絡がないテーマが集まったイベントは、この一言からスタートした。
最初の登壇者はエストニアに何度も渡航しているMistletoe株式会社のフジムーこと藤村。

ここでイベントの目的をネタばらしすると、explaygroundの事務局を務める我々、Mistletoeのメンバーが中心となり、大学の「外の世界」について、見聞きしたり実際にやっていた話を、学生や教職員の方々にお話しをする会なのだ。

explaygroundは、江戸時代における長崎の出島ではないが、大学と外の世界をつなぐ接点の1つとして、学内だけではなかなかやりにくいことなどを、地域の子供たちや大人、企業の人達、そして学生や教職員の方々が集って「学び」と「遊び」がシームレスにつながり、自ら進んで自分にとって大事なものを創造していく場所。

その仲間づくりの一環として、自分の知っている世界をライトニングトークすることで、集まってくれた方々がその世界を面白がる時間、外の世界に目を向けるキッカケ作りとしてイベントは開催された。

医療VRの衝撃
会場を横目に多くの学生が足早に学食へ向かうなか、テーマは「医療VR」に移っていった。
登壇者は医療分野に特化した VR や MR 事業を展開するスタートアップ Holoeyesの取締役も務める新城(ケンケン)。

ケンケンのプレゼンはヒートアップし、VRのデモストレーションは会場の外、学食の入り口で行うことに。
多くの学生が興味を示して集まりだし、VRヘッドセットを付けて医療施設で導入されているVR機器を体験した。

「これ肝臓!」「うわぁ、心臓だ!」
デモを体験した多くの学生や、ふらっと登場した東京学芸大学出口学長も感嘆の声をあげていた。
やはりプレゼンだけより、目新しい物理的なモノがあるとより目を引く。

ここで初回のイベントは時間切れとなりお開きに。
ケンケンの登場でプレゼンのハードルが上がってしまったが、explaygroud事務局では次回以降もexplayランチを開催していきます。
日程/場所などは、東京学芸大学公式Twitter(@TokyoGakugei)で告知しますので、こうご期待!

ミーコ



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