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業界は選ぼう(就活)

これから就職しようとしている若い人は、自分が行きたい業界がハッキリしている人は、その業界を研究すれば良いと思いますが、そうでなくて単に給料や待遇がいい会社に行きたいだけなら、業界はよく選んだ方が良いと思います。

資格やスキルがあれば高い給料がもらえる、と思うのは確かにその通りなのですが、それよりもっと根本的なものとして「待遇のいい業界を選べば」という条件があります。

同じ職種でも違う待遇

職種的に同じことをやっても、業界によって給料や待遇は違います。
たとえば「事務」1つをとっても、どういう業界の何という会社に行ければ待遇面でラッキーということはあるだろうと思います。
儲かっている業界は、儲からない業界に比べれば当然、待遇は良いはずで、もっと言うと、あくせくして儲かる業界と、比較的ゆったり仕事をして儲かる業界というのもあるのです。

待遇に差が出る要因

僕は最近の企業動向、業界動向は全く分からないので、今どの業界が良いかとかは言うことができません。
ただ、昔の感覚だと、金融、建設などは待遇が良かったし、メーカーは人気はあったけど待遇はまあまあといった感じでした。
スケールの大きな仕事周辺は大きなお金が動くので、待遇は良くなりがちだし、その中で順調な企業は比較的ゆったりと仕事をしていた感じがありました。
また、一般消費者向け(コンシューマ)よりは企業向け(ビジネス)の方が地味だけど安定しているという状況もありました。

野球に喩えたり

野球のセ・リーグとパ・リーグみたいなもんかな(違うか・・)
過去の記憶では、セ・リーグが圧倒的に人気があったけど、パ・リーグの方が実力が上と言われたりしました。
そんな感じで、人気の企業だからといって給料や待遇が良いとは限りません。地味にしっかり稼いでいる企業もあるのです。

企業研究

僕が最初に就職したときは、企業研究などほとんどしませんでした。自分がやりたいことが優先していました。それでも就職できちゃう時代だったんですよね。(学歴&人柄みたいな時代だったから)

だけどやはり、企業研究はちゃんとするべきですね。
去年、企業説明会のセミナーで講師の人から教えてもらったことで、とても印象に残ったのは企業研究の話でした。

企業研究と志望動機

就活するにあたって、志望動機って改めて考える必要はないと言っておられました。
自分がやりたいことが出来るかという視点
→ 企業研究をする → 出来そう
→ 「貴社のこういうセクションで私のやりたいことが実現できると思いました
という風に、企業研究をすれば自然に志望動機は出来てしまうし、相手が自分を選んでくれる動機にもなる、というお話でした。
(僕がセミナーを聴いて受け取ったメッセージです) 

やりたいことと待遇

難しい問題です🤔
やりたいことと、それがやれる業界の待遇がいいことが、一致する人はラッキーですが、そうじゃない人はどっちを優先するかという究極の選択みたいなものがありますよね。

うーん・・

待遇だけのために無理に嫌なことをする必要はありません。それは絶対、続かないから。少しでもいいから興味があることをしないとね。

でもね、好きなことをやってても、給料・待遇が良くないといつまでも燻るんですよ。自分の中で。
どの辺りで折り合いをつけるかですね。

まとめ

そんな感じで、要点をまとめると・・
世の中、スキルだ資格だと言いますが、いち企業から求職者を見たら確かにそうかも知れません。だけど逆に、求職者は企業や業界を選べるのです。めちゃくちゃ大きな視野ですよね。

基本的には、職種よりも企業、企業よりも業界の方を判断基準にした方が、良い給料・待遇を得やすいと思います。
あとは自分がやりたいこととのバランスを考えることですね。

先のこと?それは誰にも分かりません。予想できるならそうするに越したことはありませんが。

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