#DTAオンライン決戦2021 結果発表

今回のエントリー総数は86体、たくさんのご参加ありがとうございます。スキルを導入した初めての決戦ということで、見直す点が多々あるように感じました。特に表現の方法や記載方法に関してはよりみやすく、わかりやすくするべきなのは今後の課題として強く浮上しています。さて、それでは戦いの結果を一戦ずつ見ていきましょう。かなり長い記事なので、自分の子はCtrl+F(MacならCommand+F)(iPhoneから見てる人はURLのところに探したい子の名前を入れ、そのサジェスト画面の一番下に「ページ内検索」があるのでそれをタップ)で見つけるのがベストかと思います。表記はセンチネル VS ドラグーンです。名前のところが各員のツイートにリンクしています。

1戦目:メイプル VS ベルカ
初戦は防御タイプ同士の激突。攻撃タイプが全体の中でも特に多いと感じた今回のマッチの中で、ある種異質な初陣。お互いが同一タイプなのでタイプ補正による打ち消しはなし。次にお互いのスキル発生。ベルカが先んじて耐久に+1し、タイプ補正も含めて10点になるも、メイプルのスキルにより-2され8に。
スキルの発動が終われば情報戦。これは5対4でメイプルが勝利。一転して機動性はベルカが勝利。続く火力でもベルカがメイプルを圧倒。お互い得意の耐久戦ではメイプルが16点でベルカに大きく差をつけ勝利。2対2で迎えた最終電力戦は、1点差でベルカに軍配が上がり、ドラグーン陣営に勝利点1点。

2戦目:鬼灯 VS さよ
フリーライダー所属同士の戦い。鬼灯は妨害、さよは補充タイプでお互いに干渉はなし。これにより鬼灯のスキル「餓者髑髏」は発動せず。さよのスキル「妹との約束」も、相手がCG所属ではないため、不発。
情報戦は鬼灯が僅差で勝利。そのまま機動性と火力でもさよを大きく上回り、ストレート勝ちを決めた。センチネル陣営に勝利点1点。

3戦目:葛飾北斎 VS 黒兎のシズク〜喰うモノ〜
3戦目にして早速のブラックラビッツ戦。シズクが勝てばセンチネル側から勝利点を減らすチャンスとなる。
北斎のタイプは攻撃。対するシズクは大型ではあるものの、補充タイプと不利。これにより、シズクの大型タイプ補正は無効化されてしまう。
北斎のスキル「雅号・異星蛸」は、自身の耐久10が減らされていないため発動、相手の耐久を-2する。一方でシズクのスキル「ドレインフォース」は、2戦目のさよの敗北により発動、電力をさよの電力分加算し10となる。これによりタイプ不利の打ち消しを無効化した形となる。
情報戦はシズクが北斎を圧倒。だが大型補充タイプの課題なのか、機動性では遅れをとってしまう。決して低くない火力と耐久も、きっちりと割り振っていた北斎が勝利し、これにてゲームセット。センチネル側に勝利点がもたらされ、センチネル2点、ドラグーン1点となる。

4戦目:エレリア VS ヤナギ
索敵タイプのエレリアと、攻撃タイプのヤナギ。タイプによる有利不利はなく、スキルもお互い発動する。
情報戦はエレリアが11点、ヤナギが2点でまずはエレリアが一勝。エレリアはスキル「ヴェノムスティンガー」でヤナギの情報4点を減らしていたが、もとよりステータスの割り振りは情報が一番低く、空撃ちさせることに成功したとも言える。機動では僅差でエレリアが勝利。続く火力は攻撃タイプのヤナギが、スキル「女は度胸」を発動させタイプ補正を強化、6対11で勝利する形となった。続く耐久と電力もヤナギが勝利し、エレリアに快勝。センチネル2点、ドラグーン2点となった。

5戦目:ききょう VS 皐月
攻撃タイプ同士の戦い、スキルはききょうの「試作飛翔機構」、皐月の「鬼の底力」が共に発生。ききょうは機動が+1、皐月はタイプ補正が強化された。
情報はお互い低い数値ながらもききょうが勝利。続く機動も皐月が遅れをとる。しかし一転して火力勝負は皐月が圧倒的ハイパワーでききょうを後退させ、耐久戦でも無類の強さを見せた。だが電力戦では少しの差ながらききょうが勝利し、センチネル3点、ドラグーン2点となる。

6戦目:セイバーさん VS ピカ(Rize2)
セイバーさんは攻撃、ピカは補充タイプでピカの不利からゲームスタート。また、ピカのスキル「ギガントスレイ」もセイバーさんが大型ではないため不発。セイバーさんはスキル「火炎剣烈火」が、自分の火力が10以上のため発動し、ピカの火力を2下げることに成功する。
情報戦はしかし不利ながらもピカが勝利。続く機動戦も1点差でピカに軍配が上がる。火力戦ではセイバーさんのタイプ補正とスキルもあってピカを燃やし、そのまま耐久戦でも勝利を飾る。だが電力戦は、タイプ補正を打ち消されたにも関わらず3対8でピカが勝利。センチネル3点、ドラグーン3点となる。

7戦目:ファル 陸戦装備 迦具土 VS キュラウロス
攻撃タイプと妨害タイプの戦いのため、タイプ補正の打ち消しはなし。ファルのスキル「大物狙い」は相手が大型機ではないため、キュラウロスのスキル「ゼロエナジー」は相手が補充タイプではないため、共に不発。純粋な数値勝負となった。
情報はお互い同値のため拮抗。機動戦は妨害タイプのキュラウロスが圧勝するも、ファルの機動は1のため、アドバンテージとは言いづらい。火力と耐久ではファルが優勢に出るも、電力でキュラウロスがきっちりと巻き返し、引き分け。
引き分けルールに則り、機動性の高いキュラウロスが先攻。火力7では耐久9を抜けず、攻撃権はファルに移る。ファルの圧倒的火力16がキュラウロスの耐久6を破り、ファルの勝利となった。これにてセンチネル4点、ドラグーン3点。

8戦目:プレイア VS ソル
妨害タイプと攻撃タイプの戦い。プレイアのスキル「アプリイーター」は相手が補充タイプではないため不発。ソルのスキル「黒歴史の手紙」も相手が索敵タイプではないため不発で始まる。
情報はプレイアが先勝。機動も妨害タイプの底力を見せつけ圧倒。だが火力では攻撃タイプのソルが優勢隣、耐久面でもその対面性能の高さを見せつける。電力勝負では情報と機動に割り振らなかった分を発揮する高水準でプレイアを打ち負かし、センチネル4点、ドラグーン4点の戦いに。

9戦目:風音 VS アレイ
妨害タイプの風音と防御タイプのアレイ。妨害が防御に有利のため、アレイのタイプ補正が無効となり、同時にアレイのスキル「やる気」がタイプ補正を強化するもののため、不発。風音の「防人の翼」は自身の機動10以上の条件をクリアしたため、相手の機動を2点下げる。アレイの機動は1であり、ステータスは0以下にならないため、機動0での勝負となる。ポケモンでいえば素早さはこれ以上下がらない状況だ。
情報戦はしかし不利なアレイの勝利。機動はもちろん風音の勝利だが、0を11で上回るのは勝利ではあっても有利な盤面運びとは言いづらいだろう。火力は8で互いに拮抗、だが耐久と電力でアレイが底力を見せ、アレイ勝利。センチネル4点、ドラグーン5点となる。

10戦目:チドリ VS ゆきな
防御と補充の戦いのため、タイプ補正の無効化はなし。チドリのスキル「破滅の雨」が火力+1なのに対し、ゆきなのスキル「青薔薇の歌姫」は相手がブラックラビッツではないため不発に終わる。
情報はゆきなが大きく上回るも、続く機動と火力では優勢に出れず、チドリに負ける。耐久も決して低くはないゆきなだが、防御タイプのチドリが圧倒的な耐久力を見せて勝利。センチネル5点、ドラグーン5点。ゆきなの機動2点をチドリが機動4点で上手に上回った形の勝負だ。

11戦目:結びの武蔵ちゃん VS マヤ
攻撃タイプ対索敵タイプで影響はなし。武蔵ちゃんのスキル「無銘剣虚無」は相手が攻撃タイプではないので不発。一方でマヤのスキル「ウェポンブレイク」は火力10以上が確保されているため、武蔵ちゃんの火力を-2。攻撃タイプとしてはかなりの痛手か。
情報戦は索敵タイプのマヤがリード。しかし機動性では武蔵ちゃんが勝利。火力戦ではスキルの修正を受けた武蔵ちゃんが9、マヤが変動なしで10でマヤの勝利。耐久で武蔵ちゃんが再度持ち返すも、最終電力戦でマヤが勝利し武蔵ちゃんを打ち倒した。センチネル5点、ドラグーン6点。

12戦目:ジーナ VS ラフラ
ジーナが索敵タイプ、ラフラが妨害タイプ。索敵は妨害に強いため、ラフラのタイプ補正が無効となる。ジーナはそこに加えてスキル「隠密」により機動に+1。ラフラはスキル「アーマーブレイク」を発動し、耐久10以上をクリアしたため相手の耐久を−2することに成功。
情報戦はジーナが大きくリード。機動戦はお互い10で拮抗、火力も7で同値でぶつかる。耐久はラフラが強く出て勝利するも、電力戦でジーナが勝利。総合勝利数でジーナが勝利し、センチネル・ドラグーンともに6点となる。

13戦目:BK/BR VS バンシー
大型防御タイプのBK/BRと、攻撃タイプのバンシー。タイプ有利でバンシーのタイプ補正が打ち消される。しかしBK/BRのスキル「悪意の渦」は相手が妨害タイプではないため発動せず、バンシーのスキル「戦闘補正プログラム」もタイプ補正が打ち消されてしまい不発に終わる。
情報はわずか1点差でBK/BRが勝利。機動はバンシーが大きくリード。火力は拮抗するも、耐久はBK/BRがVステータスのため勝利。電力はしかしバンシーが1点リードし勝利。
引き分けルールが適用されるが、BK/BRがブラックラビッツのため、「ブラックラビッツと引き分けた際にはブラックラビッツの襲撃を退けた」と判定し、ドラグーン陣営に勝利点が入る。センチネル6点、ドラグーン7点。

14戦目:おき太 VS 艇雷
攻撃タイプと一般タイプの戦い。一般タイプが参入する今回最初の戦い。タイプ補正の変更はなし。スキルはおき太の「バナナでちょもらんま!」が、相手が大型機ではないため発動せず。艇雷のスキル「艦隊運営支援用D-p」が発動し、情報+1。(ここで判定する際に初めて「あ、これ一般スキルじゃなくて通常スキルだ、作成時のエラーだ……と思ったけど、時すでに遅しなのでこのまま強行突破する)
情報はおき太が8、艇雷がスキルを受けて9となり、艇雷の勝利。軌道、火力はしかしおき太が圧勝。続く耐久と電力はわずかな上回りで艇雷が勝利し、センチネル6点、ドラグーン8点。初めてセンチネルとドラグーンに1点以上の点差が生まれた。

第15戦:ミズハ VS メルティア
攻撃タイプと妨害タイプの戦い。お互い干渉はなく、ミズハのスキル「怪力」のみが発動し、火力+1。メルティアの「黒猫団」は相手がブラックラビッツではないため、発動せず。
情報と機動はメルティアが勝利、火力と耐久はミズハが勝利。最後の電力戦はメルティアが大きく離して勝利し、センチネル6点、ドラグーン9点となる。ミズハの弱いところにメルティアが綺麗に食い込んだ形となった。

第16戦:BK/BR VS アルコ
BK/BRは妨害タイプのブラックラビッツ。一方のアルコはフリーライダーの一般機。とはいえ、ドラグーン陣営として戦うため、敗北すればドラグーンは勝利点を1点失う形になる。
スキルはBK/BRが「共鳴する敵意」。タイプ不利時に同名のD-phoneと交代するものだが、タイプ不利ではない上に同名のBK/BRはすでに戦闘終了しているため、交代は発生しない。一方でアルコの「デスティネーション」は敗北時に次の味方に情報+2する支援スキル。
戦闘を開始すると、情報、軌道、火力でBK/BRがストレート勝利し、ドラグーン側から勝利点を1点奪い、センチネル6点、ドラグーン8点。アルコのスキルが発生し、次のドラグーン陣営のD-phoneに情報が+2されることとなった。

第17戦:バッシュボア VS 葉桜舞(HRA)装備
防御タイプのバッシュは、妨害タイプの舞に不利となり、タイプ補正を無効にされる。スキルも相手が攻撃タイプではないため、バッシュの「クラッシュパンチ」が発動しない。舞の「HRA・Bモード」も相手が妨害ではないため、スキルが発動しない。しかし舞はアルコの「デスティネーション」により情報が+2されている。
情報戦は拮抗するも、アルコのスキルが入り、舞の勝利。機動も妨害タイプの力を見せて舞が圧倒。バッシュの火力は決して低くはないものの、舞の火力に及ばず、舞がストレート勝ちしてセンチネル6点、ドラグーン9点。

第18戦:機動魔神ガネーシャ・シルフィリオン VS マリア?
大型攻撃タイプと通常攻撃タイプのぶつかり合い。ガネーシャ・シルフィリオンのスキル「セイクリッダー」は相手が補充タイプではないため発動しない。マリア?のスキル「堕ちた聖女」は相手が攻撃タイプのため発動し、火力+2。だが、相手が攻撃大型タイプのため、Vステータスとかち合うこととなり、これは無駄撃ちとなってしまう。
情報戦はマリア?が勝利。機動はお互いほぼ同値ではあるものの、ガネーシャ・シルフィリオンが勝利。火力もVステータスで圧倒する。耐久はマリア?が上回るが、最終電力戦はガネーシャ・シルフィリオンが勝利してセンチネル7点、ドラグーン9点の結果に。

第19戦:ゆみ VS ロコ
ドラグーン陣営は連続してブラックラビッツが参入。タイプはお互い攻撃のため、タイプ補正の打ち消しはなし。ゆみのスキル「しのびてんしん」は自身の機動10以上を確保できたため、相手の機動を−2。ロコのスキル「洗脳・破壊司令」は相手が大型機ではないため発生しない。
情報はゆみが1、ロコが0で低数値の争いながらもゆみが勝利。続く機動もゆみが勝利する。攻撃タイプ同士のぶつかり合いだが、火力はロコが勝利し、続く耐久、電力もロコが僅差で上回って総合勝利となった。ブラックラビッツのため、勝利点はセンチネル陣営から差し引かれ、センチネル6点、ドラグーン9点で20戦目に突入する。

第20戦:クロネ(マーサン憑依体)VS 03重雷
攻撃タイプのクロネは防御タイプの重雷に遅れをとって始まる20戦目。クロネの「ファントムブースト」、重雷の「制圧射撃」は共に火力+1のため発動。
情報は重雷が勝利。機動はクロネが圧倒。火力はお互い上がりはしたものの、クロネが優勢。耐久は防御タイプの重雷が勝利。電力勝負は1点の差が決着となり重雷が制し、センチネル6点、ドラグーン10点。

第21戦:るり VS シリール
るり攻撃タイプに対してシリールは妨害タイプ。るりのスキル「モードチェンジ」はタイプ不利ではないので発生せず。シリールの「エレキリコイラー」は電力10以上のため、相手の電力を−2した。
情報戦は3と1でるりが勝利。機動も同じく底数値の僅差でるりが勝利。火力でも圧倒し、ストレート勝ちの結果となった。センチネル7点、ドラグーン10点。

第22戦:ディック VS 走るつゆぴろ
フリーライダー同士の代理戦。ディックは攻撃型、つゆぴろは一般機。ディックのスキル「OFAブースト」でタイプ補正が強化され、つゆぴろのスキル「ラストショット」は敗北時に次の敵のステータスを全て−1してしまう。
しかしながら、情報、機動ではつゆぴろが勝利。背水の陣となったが、残り三戦をディックが勝利し、センチネル8点、ドラグーン10点。つゆぴろのスキル「ラストショット」は無事発動する。

第23戦:鬼灯(餓者髑髏展開状態) VS シルフィーゼロ
攻撃タイプ同士の激突。鬼灯のスキル「静かな苛立ち」はタイプ補正を強化。シルフィーゼロのスキル「勝利へのシステム」は自身の火力を+1する。また、前戦闘におけるつゆぴろのスキル「ラストショット」が発動し、鬼灯のステータスは全て−1される。お互いにステータス補正が入ったところで戦闘開始。
情報は鬼灯が、機動はシルフィーゼロがそれぞれ勝利。火力はタイプ補正とスキルによるマイナスが入った鬼灯が14、シルフィーゼロが13で鬼灯の勝利。耐久は同値だったがマイナス補正を受けた鬼灯が敗北し、続く電力もシルフィーゼロが勝利。結果、シルフィーゼロがギリギリの総合勝利を飾り、センチネル8点、ドラグーン11点となった。

第24戦:オウキ VS 珠白
攻撃タイプのオウキだが、相手となる珠白は防御タイプとオウキに不利な対面。タイプ補正を打ち消されるも、スキルの「するどいめ」で機動に+1。一方の珠白は相手がセンチネル所属のため、自分の最大ステータスが+2される。珠白の最大ステータスは耐久と電力の9だが、耐久にはタイプ補正が入るため、最大ステータスとして扱われ、耐久+2。
情報戦は珠白が1点差で勝利。機動と火力はオウキが上回るも、耐久と電力で敗北。珠白が勝利し、センチネル8点、ドラグーン12点。

第25戦:ヒメル(ドルカスモード) VS コセツ
攻撃タイプ同士のぶつかり合い、ヒメルのスキルは「メガスピンハンマー」、コセツはのスキルは「大物狩り」。両者とも相手が大型機である場合に発生するスキルのため、今回はどちらも不発。
情報はヒメルが僅差でリード、機動でコセツが持ち返す。火力は両者同値だが、耐久でヒメルが、電力でコセツが優勢となり、引き分けルールが適用される。
機動力で優勢なコセツが先制。火力8はヒメルの耐久8と同値となり、突破はしない数値である。攻撃権がヒメルに移り、火力8がコセツの耐久6を突破。ヒメルが勝利し、センチネル9点、ドラグーン12点の結果に終わる。

第26戦:クロネ VS 夜叉兜
一度決戦を書くのに疲れてここから二日目。一気に書き上げたいところだけどうまくいくだろうか。索敵タイプのクロネとぶつかるのは攻撃タイプの夜叉兜。クロネはスキル「ファントムコール」で情報に+1、夜叉兜は「羅刹入魂」で機動に+1し、お互いパワーアップ。
情報戦では索敵タイプのクロネが大幅に上回り勝利。続く機動戦ではしかしお互い同値ながらも、夜叉兜のスキルによる+1が効果を大きく発揮し勝利へと繋ぐ。そのまま勢いに乗って火力、耐久戦も制し、センチネル9点、ドラグーン13点と点差をつける形になった。

第27戦:キョウ VS キュラウロス(アンチェインド)
第7戦で引き分けまで運んだものの、敗北してしまったキュラウロスが再度挑戦。お互い攻撃タイプとタイプ相性に差はなし。キョウのスキル「神殺し」は大型機相手の自己強化だが、今回は不発。キュラウロスも索敵相手のバフスキルのため、「The Delete」は発動せずに終了した。
情報と機動はキュラウロスが素早く連勝。続く火力戦はお互いタイプ補正を入れても同値となり、引き分け。早く勝利したいキュラウロスだが、耐久、電力はキョウに遅れを取り、敗北。引き分けルールが適用された。
機動の数値はキュラウロスが高く、先制。火力10がキョウの高い耐久8を破り、攻撃タイプの強さを見せて勝利となった。センチネル9点、ドラグーン14点。

第28戦:アイギスとこぶた VS アレイ(強化鎧骨格メタグロスクロス)
アレイはパワーアップして大型防御タイプになるも、アイギスが一般タイプのため、スキル「デストラクション」は不発に終わる。一方のアイギスの「加護」は、敗北時に次の味方の耐久を+2する後続支援スキルのため、未発でスタート。
情報はアレイが勝利するも、機動性においてはアイギスに遅れをとる。しかし続く火力で圧倒、耐久もVステータスで勝利し、センチネル9点、ドラグーン15点とセンチネル陣営に勝利点を与えない展開を進めた。

第29戦:メリッサベル VS
攻撃タイプ同士の激突。メリッサベルのスキル「ピンチヒッター」が、珠が攻撃タイプなので発動して自身の火力+2。一方で珠は「黒猫団」のため、ブラックラビッツ戦ではないこの戦いにおいてそのスキルを発揮できずに終わった。
情報戦では珠の情報収集能力が高く出るも、続く機動戦でメリッサベルのスピードについていけない。お互い得意な火力戦だが、メリッサベルが大きくパワーの差を見せつけて勝利。耐久戦も僅かな差ながらメリッサベルが上回り、センチネル陣営に勝利点を献上。センチネル10点、ドラグーン15点とやっとセンチネルも二桁に乗ることができた。

第30戦:アイン(バックレー1) VS チェシー
やっと終わりも見えてきた第30戦目。戦いはまたしても攻撃タイプ同士の激突。だがアインの「大物食らい」も、チェシーの「黒猫団」も相手がはまらず不発に。
情報、機動をチェシーがどちらも1点差で勝利し先行。だが火力戦ではアインが大火力で優勢。巻き返すかと思われたが、耐久はチェシーの方が高く、ここでゲームセット。センチネル10点、ドラグーン16点となる。

第31戦:初音ミク(クラシック) VS ティアー
一般機の歌姫と大型索敵タイプの戦い。一般機不利に見えるが、Vステータスがあることを除けば両者は共にステータス配分21点同士の戦い。うまく噛み合えば一般機が勝利することも可能な采配だ。
ティアーのスキル「阻害粒子」はタイプ不利ではないため発動せず。ミクの「インフェクション」は敗北時に次の相手を一般機に変更するもの。タイプの有利不利やタイプ補正を打ち消してしまう、かち合えば恐ろしいものだが、発動条件が敗北のため、発動するかは現段階では不明だ。
まずは情報戦。索敵タイプの大型機であるティアーのVステータスが圧倒的。続く機動戦もティアーが優勢。ティアーの火力は僅か1ではあったが、ミクは戦わないため火力0。ティアーのストレート勝ちに終わり、センチネル10点、ドラグーン17点。

第32戦:リネス VS ネルスキュライ
リネスが攻撃、ネルスキュライが妨害タイプ。この組み合わせもやや多く感じるため、もしかしたら今回は妨害タイプも攻撃タイプに次いで多いのかもしれない。お互いタイプ相性はなしの勝負、スキルはリネスの「うたずきんの歌」が不発。ネルスキュライの「蜘蛛の糸」は自分の機動を下げられておらず、タイプ補正によって10になったため発動し、相手の機動を−2。
情報戦はリネスが勝利するが、機動は蜘蛛の糸でがんじがらめにされて動けなくなったリネス(実際機動が0になった)が敗北。それでも火力で巻き返し、ネルスキュライも負けじと耐久で優勢に出る。お互い譲らぬ攻防で迎えた電力戦ではしかしリネスが大きく差をつけ、センチネル11点、ドラグーン17点となった。

第33戦:シフォン VS マリィ
攻撃タイプのシフォンの相手は、補充タイプのマリィ。優勢に立つシフォンのスキル「ドラゴンスレイ」は効果を発揮せず、一方でマリィの「聖母の独奏曲」は自身の情報+1の効果を発動。
情報戦はマリィのスキルが功を奏し引き分けに。機動戦は2対4でマリィの勝利。火力戦、耐久戦は連続してシフォンが上回るも、電力戦でマリィに敗北。勝負は引き分けルールへと持ち越された。
引き分けルールでは機動で優勢なマリィが先手を取り、攻撃。火力6はしかし耐久8を突破できず、シフォンの堅牢差が攻撃権を獲得する。シフォンの火力9がマリィの耐久7を上回り、センチネル12点、ドラグーン17点と点差縮めに手をかけ始めた。

第34戦:オリンピア(ころな) VS ルナ
補充タイプのオリンピアと妨害タイプのルナという少し珍しい組み合わせの戦い。オリンピアの「φデルゼネカ」も、ルナの「偽善者への憤り」も、お互いに相手が悪く発動せず。
情報戦ではオリンピアが、機動戦ではルナがそれぞれリード。火力戦は少しの差をルナが制すも、耐久戦はオリンピアが大きく引き離す。両者譲らぬ戦いは電力戦、補充タイプのオリンピアが意地を見せて勝利。センチネル13点、ドラグーン17点の結果に。

第35戦:るり VS 朱羅(サムライ/金獅子)
センチネルの索敵タイプ、るりと、ドラグーンの攻撃タイプ、朱羅の激突。るりの「モードチェンジ」はタイプ不利ではないので発生せず、朱羅の「AGギアブラスト」も大型機相手ではないので発生しなかった。
情報、機動は共にるりが勝利。情報戦はなかなかの僅差ではあったが、るりが索敵タイプの能力の高さを見せつけて勝利。火力は一転して攻撃タイプの朱羅に軍配。続く耐久でもるりを上回るが、電力戦ではほんのタッチの差でるりが上回り、センチネル14点、ドラグーン17点と点差を詰めていく形となった。

第36戦:トライヴァルキリー VS かえで
攻撃タイプ同士の激突。激しい火花が散る中、トライヴァルキリーは「神奈月の代行者」のスキルが発動せず。一方のかえでは「傭兵のプライド」が、相手が同じ攻撃タイプのために発動。自身の火力が+2。
情報と機動はトライヴァルキリーが先を行くも、かえでが火力勝負でしっかりと持ち返す。続く耐久戦もかえでが勝利して突破し、最後の電力戦も2点差でかえでが勝利、ドラグーン陣営は詰められていた差を引き離すことに成功する。センチネル14点、ドラグーン18点。

第37戦:ゆず VS シルフィーII(mode-B)は小学生
まさかの一般機同士の激突。ゆずは「メイドの置き土産」で敗北すると次の見方に電力+2、シルフィーIIは「セキュリティ」で敗北すると次の味方のスキル無効化を防ぐ。どちらも負けたいような、勝ちたいような戦いが始まる。
情報戦はゆずが戦勝。しかし続く機動戦は小学生の機動力を見せたシルフィーIIが勝利。火力でも勝るも、耐久戦はゆずが優勢。最終電力戦ではゆずが勝利をもぎ取り、センチネル15点、ドラグーン18点。ドラグーン陣営の次の参戦D-phoneはスキル無効化の影響を受けなくなった。

第38戦:ロキア VS テストくん
攻撃タイプのブラックラビッツ・ロキアに、索敵タイプのテストくんが挑む。ロキあはスキル「戦闘狂」を発揮してタイプ補正をパワーアップ、一方のテストくんは「トレースシグナル」が相手のタイプ不一致により発動せず。
初戦の情報戦ではロキアが実力を発揮せず、テストくんの勝利。続く機動戦ではお互い良い勝負ながらもテストくんが僅かに勝利。火力と耐久ではロキアが大きくリードして制圧するが、電力戦で持久力の高さを見せつけたテストくんが勝利し、センチネル15点、ドラグーン19点の結果に。

第39戦:二輪駆動型 [八一九式轟雷] VS ウェアウルフSDR(試製21装備)
長い名前の二人が激突。二輪駆動型は索敵タイプ、ウェアウルフは攻撃タイプと、直前の勝負とは逆のタイプ配分。二輪駆動型の「モードチェンジ」は機動を+1、ウェアウルフの「強化アクチュエーター」はタイプ補正を強化して、お互いバフを受けての開戦だ。
情報戦では早速二輪駆動型が大きくリード。続く機動戦も、そのスピードを存分に発揮して勝利。だが火力、耐久とやはりバイクでは伸び悩むのか、ウェアウルフが圧勝。それでも燃費のよさを見せたい二輪駆動型の八一九式轟雷、電力戦では勝利を飾り、センチネル16点、ドラグーン19点とリードを許さない。

第40戦:これくと VS レティ
これくとは一般機、レティは攻撃タイプ。ここで点差を縮めて勝ちにいかなければ残すところあと戦闘回数も僅かなセンチネルにとっては大きな痛手だ。スキルはこれくとが敗北時発動の「兵站置いてきます」に対し、レティは「捕食者」という相手が補充タイプなら発動するスキル。お互いに数値だけの純粋な戦いとなる。
情報戦ではこれくとがまさかの先手をとる。しかし情報収集能力で負けても倒せば良い、とレティが機動、火力、耐久で大きく上回り、圧勝。センチネル16点、ドラグーン20点と決して小さくない点差が開いた。

第41戦:さくら VS フレイヤ・イビル
防御タイプと妨害タイプの戦いは、防御タイプのさくらが不利。タイプ補正を失うが、スキル「桜の誇り」で耐久+1となり、不利な相手とも渡り合う。一方のフレイヤ・イビルは「タイプブースト」でタイプ補正を強化して、確実に倒しにかかる。
さくらが少しの差をつけて情報戦をリード。しかしフレイヤ・イビルは圧倒的な機動性でさくらを翻弄。火力でもさくらを上回るパワーを見せるが、防御タイプの誇り、耐久性能でフレイヤ・イビルを超えていく。電力勝負ではまたしても少しの差でさくらが勝ち残り、タイプ不利の逆境を見事に勝利して見せた。センチネル17点、ドラグーン20点。

第42戦:ゆき VS ヨツバ
妨害タイプ同士の戦いだが、両者の戦い方は全く違う。「白兎の気まぐれ」でタイプ補正を強化するゆきに対し、ヨツバは「高性能ジャミングシステム」で対抗。情報10以上を持っているため、ゆきの情報に−2をかけるというお互い譲らぬスタートを切った。
情報戦はスキルでデバフをかけたヨツバが勝利。だが機動戦はスキルでバフをかけたゆきが勝利。火力もゆきが上回るが、なんと耐久と電力はどちらも同値。2対1でゆきが総合的に勝利するが、スキルが少し違っていたら、全く違う結果になっていたのかもしれないほどに良い戦いと言えた。センチネル18点、ドラグーン20点。

第43戦:少佐 VS Satan
索敵タイプの少佐と攻撃タイプのSatanがバトル。少佐は「タイプブースト」で自身のパワーアップを図るが、Satanが「魔王の眼力」で火力に−2の修正をかけてくる。
情報戦は索敵タイプ、スキルによるブーストもあって少佐が圧倒的な勝利。機動性でも上回るも、火力と耐久ではSatanが一歩先を行く。勝負となった電力戦ではあるが、なんとここで引き分けが発生した。
機動性の高い少佐が先制攻撃。だがスキルによるマイナス修正を受けた火力2ではSatanの耐久8を抜くことはできない。攻撃権が移動し、Satanの火力は圧倒的な13。耐久6の少佐はここで貫かれ、センチネル18点、ドラグーン21点で終了した。

今回の決戦はドラグーン陣営の勝利で終わった。とはいえ、全体を通してなかなかギリギリの戦いが行われていたという印象が強い。後半、ドラグーンが一気に追い上げてきたあのタイミングが無ければ、勝負はどちらにでも転べただろう。また、組み合わせ次第で戦いは大きく変わった可能性すらある。
今回参加してくれた全てのD-phone、そして全てのマスターに感謝を。また次回の決戦で会おう。

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