サマソニでテント生活~Seaside Villageのメリット・デメリット
SUMMER SONIC(以下サマソニ)東京会場にはSeaside Villageというキャンプサイトがある。今回初めてテント泊を体験してきたので備忘録としてプランの詳細や実際に利用した感想などを残しておく。
Seaside Camp券:¥30,000-(税込)
100サイト限定 定員4名まで
※東京2日通し券購入者のみ
【概要】
・テントが事前に設置されている
バッテリーランタン、テント内マットレスを含めた3点セットを借りることができる。椅子とテーブルは希望者のみ。マットレスだけだと少し背中が痛くなったので寝袋とかあったほうがいいかもしれない。
・宿泊者分の朝食券(土・日 2日分)がもらえる
隣接するレストラン「美浜茶房」にて使用可能。バイキング形式なので自分好みに朝食をカスタマイズできる。しかも美味しい。寝不足上等で駆け抜けた今回のサマソニにおいて最も気力と体力が回復できた最重要拠点。
【主なメニュー】
サラダ、納豆、冷奴、生卵、ソーセージ、鮭の西京焼き、鯖の塩焼き、レンコンのきんぴら、彩野菜、ナポリタン、から揚げ、スパニッシュオムレツ、コロッケ、ミニクロワッサン、ホットケーキ、素麺、塩にぎり、カレー、焼きそば、味噌汁、牛乳、コーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュース など
・コールマン特典グッズ2点つき
どうせボールペンとノートみたいなクソしょぼいノベルティだろうと思ってたんだけど想像以上にいいものを貰えたので正直すまんかった。
LEDライト付扇風機と宿泊者分のタオル
※水筒はプレゼントに含まれません。
・簡易シャワー使い放題
使えるのは水のみ。男女個室で各5部屋。室内に鏡あり。脱いだ衣服などを置く場所がないので濡れないような工夫が必要。隣接した場所に水場とトイレがある。
・リストバンド交換について
キャンプサイトに関しては金曜日の正午より利用可能。土曜日の朝8時よりエリア内の受付にて東京2日通し券もリストバンドと交換できるのが非常にありがたい。
・バーベキューについて
指定エリア(っていうか歩道)でのみ可能。食材や食器は各自持参。利用しなかったのでなんともいえないけど、一組だけ派手に肉を焼き狂ってるグループは見た。
・シャトルバスについて
キャンプサイト~マリン会場~メッセ会場を周回。10分間隔で運行しているので使い勝手がいい。キャンプサイトからマリン会場まで歩いても10分程度だけど選択肢は多くあるに越したことはない。
・その他
キャンプサイト内にはコールマンのブース、ドラムサークル、マッサージ屋、ハンモックやキャンドルアート、意味不明なオブジェなどがあって独特なコミュニティが形成されている。サイレントディスコやガーデンステージもエリア内にある。また、あまり選択をする人はいないだろうけどヘッドライナー終了後に打ちあがる花火が一番よく見えるのはキャンプサイトだと思われるので覚えておくといいかもしれない。
【利用した感想】
上記の概要は全てメリットであるが、実際に利用してみて感じたデメリットについても書いておく。
・キャンプサイト券の価格が微妙
30,000円という価格が判断の分かれるところであろう。
例えばサマソニが公式に用意していた宿泊プランによるとツインで利用できる最安のホテルが1泊1名9,500円(千葉みなと・幕張本郷エリア)である。
自分を例に挙げると、
キャンプサイト:2名で2泊→30,000円
ホテル:2名で2泊→38,000円
なのでめっちゃ高いという訳ではないがお得感を感じるほど安くはない。
・日差しが地獄
キャンプサイトは完全な更地なので木陰という概念がない。どんなに夜更かししていようが疲れていようが朝7時にもなれば太陽が情け容赦なく襲いかかってくるので暑さに耐えきれずに目が覚める。SONICMANIA、HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER両方参加したので両日ともに2時間弱しか睡眠できなかった。フジロックと同様にテント内の暑さ対策は必須。
サマソニで夜更かしをしない3~4名グループだったら非常に有意義なプランだと思う。個人的には寝不足を強いられたこと以外は概ね満足のいくものであったので来年以降も利用するかもしれない。
【関連記事】
・SONICMANIA 雑感
・SUMMER SONIC 2015 雑感①
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