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【Graf Von Faber Castell】クラシックコレクション ボールペンの忘備録

文房具の王様ファーバーカステル。その高級ラインであるGraf Von Faber Castell クラシック(伯爵)コレクションのボールペンだ。

プラチナコーティングではウッド系バレルであるペルナンブコ 、エボニー、グラナディラの3種類がある。また、純銀925のスターリングシルバー。ギロシェのロジウムコーティングのラインアップも存在する。購入したのはプラチナコーティングのペルナンブコ。所有する満足感はこの上なく高い。

購入動機は90%以上デザイン。これにつきる。そのデザインにうっとりしながら使う嗜好のペン。完全なる趣味ペンだろう。笑伝統的でコンサバティブな印象のデザイン。心を鷲掴みされたのだった。

基本情報から。

**GRAF VON FABER CASTELLCLASSIC
グラフフォンファーバーカステルクラシック(伯爵)コレクションプラチナコーティング **

●ボールペン機構 : ツイストノック式
長さ:約132mm
軸径最大:約9mmφ(クリップを除く)
重さ:約26g
素材:ペルナンブコ、エボニー、グラナディラ
プラチナコーティング
初期装填芯 : 太さ B / ブラック

●価格 2019.05.30調べ
メーカー希望小売価格:¥48,600(税込)
販売相場 : ¥32,000 ~ ¥28,000
中古相場 : ¥22,000 ~ ¥18,000

●全体9mmという細さは、ケースに入れても、胸ポケットに挿しても邪魔にならない使いやすいサイズだ。少しリアヘビーだが、長時間筆記でなければ好み。同シリーズのメカニカルペンシルより少し短い。

●ウッドバレル / 木軸クラシックコレクションではエボニー、グラナディラとペルナンブコ という3種類。自然素材のため2つとして同じものがない。

ペルナンブコはブラジル東部のペルナンブコ地域に特産する良材である。弦楽器の弓部として使用されることでも有名である。現在は輸出禁止となっている貴重な木材である。グラナディラやエボニーに比べて軸色の個体差があり、シャープペンシルや万年筆などをシリーズで購入する場合は、色が近いものを選んで購入した方がいいだろう。また、木軸の模様などもかなり違う。導管の現れたものはブツブツとした質感が嫌な人ならなおさらだ。

私はネットで購入したので、メカニカルペンシルのペルナンブコよりも明るめで彩度が高いものだった。2つを並べた時に色味の違いが気になったが、その時は、まあ、いいか。となぜか受け入れてしまった。ペルナンブコ は、使っていくうちに色味など変化していくので、あまり気にせず使うことにしている。。

後悔は、、ない。。。

しかし、持っている軸と合わせたい場合は店頭で確認して購入が望ましいか。
少しも後悔、、、は、、していない、、、。。


●天冠 / クリップ
(2019.05.31追記→)ファーバーカステルのギロシェはロジウムコーティングだが、クラシックコレクションはプラチナコーティングとなる。スターリングシルバーは925。それぞれ質感や輝きが違う。ペルナンブコようなウッドバレルの質感とプラチナコーティングの組み合わせは上品で良い。天冠部分にはギザギザのチェッカリングのローレット装飾がされている。スターリングシルバーのものはダブルローレットとなる。

(←2019.05.31追記)

ボールペンはノック式ではなくひねると芯が出てくるツイスト式である。慣れれば片手で芯の出し入れは可能だ。天冠にはGraf Von Faber Castellのロゴが刻印されており、現在は旧型と新型のロゴが混在されて販売されている。

新宿のキングダムノート店員さんの話では、旧ロゴが人気とのこと。私はあまり気にしていなかったが、言われてから気になりだした。しかし、シリーズで合わせればいいかな。と割り切っている。クリップは可動式。スーツのポケットに挟んでも生地を傷めない。こういった細かなこだわりが、またくすぐられるポイントだった。

●書きやすさ全体的に重量感がある。リアが少し重いので前を持つ方は好き嫌いが分かれるだろう。個人的には少し後ろを持つので問題なし。長時間使う場合には他のペンの方がいいかもしれない。個人的には首軸(ペン先)が長いため、書いている部分の視認性がよい。細かな字を書くにも向いている。ボールペンは90~60度くらいの角度で書くのたが、少し寝かせ気味にしてリア側を持ち、ペン先を遊ばせながら書くと濃度差が出て味のある文字が書けて好み。リフィルと持つ位置によって書き心地の印象が異なるので、色々なリフィル種類と太さを変えてみるだけでも楽しめた。

●リフィル初期装填芯の太さはB。細い方がいい場合、別途リフィル購入する必要がある。リフィルはいわゆるパーカータイプといわれるG2規格。ジェットストリームのSXR-600シリーズが使える。(価格は600円前後)太さを0.7と0.5で試してみたが、後ろ持ちすると0.5が好み。ゲルタイプのリフィルを使うことも可能。iungoのリフィルでは黒と青、ブルーブラックがある。値段も一本あたり90円程度。詳細は別途記事にて。リフィルはメーカーによっては収納時に、0.1mmほどペン先が出てしまうものがあった。ファーバーカステルは、ペン先部分に独特な形状のスプリングを使用している。安物のボールペンのスプリングと交換するとフィットした。

●手入れ別記事にて紹介予定。出来次第リンクを貼る予定。何度も書いてしまうが、総じて満足度は高い。胸に挿しても、デザインが美しいため落ち着いたアクセントにもなる。次はどうしてもグラナディラ が欲しくなった。。

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