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萩原麻未さん&亀井聖矢さん:ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024① 2024/05/03

今年もこの季節がやってきました。
ラ・フォル・ジュルネ。


今年はここからスタート。
萩原麻未さんと齋藤友香里さんのラヴェル。


5,000人収容のホールA。
響かせるにはかなりの筋力が必要。女性、特に小柄な日本人で大丈夫かなと心配しましたが、ラヴェルコンチェルトの萩原さんのエネルギーは凄かった!全体重を乗せていい音出されていました。
萩原さんはバイオリニストの成田達輝さんとご夫婦とか。素敵ですね♪
齋藤友香里さんの指揮はキビキビしてかっこいい!
オケととてもよいコラボレーションでした。
最後はボレロ。
スネアの方、大活躍!ノリノリの様子が大画面にも投影されていました。
楽しかったー!ラヴェルっていいなあ!と思って会場を後にしました。


次は亀井聖矢さんのチャイコフスキーコンチェルト。
指揮とオケは萩原さんと同じ。齋藤さんとかなフィル。
最初のワーグナー、先程のラヴェルとは全く違う荘厳さ。

そして、亀井さんのチャイコフスキー。これが、まあ素晴らしくて!
昨年もチャイコンだったように記憶していましたが、全く別物でした。
技巧的な凄さが全面に出ていたのが前回でしたが、今回は憂いのある、ときにしっとりとした丁寧な演奏。そして、急にエネルギーを上げて巻き込む。
オケのこともよく見ていて、一緒に曲をつくっている様子が伝わってきました。
いろいろな経験されて、進化されましたね~!驚愕しました。アンコールはラ・カンパネラ。亀井さんの十八番ですが、フジコ・ヘミングさんがお亡くなりになった後でもあり、より一層心に響きました。美しかった。
5,000人が音楽に陶酔した時間でした。


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