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【大人のピアノ】「悲愴」第2楽章、難しさに直面

キャンペーンのお題「最近の学び」について書いてみます。
いくつかありますが、現在一番エネルギーを注いでいるのは、ピアノです。
取り組んでいるのは、ベートーヴェンソナタ第8番「悲愴」。
第1楽章は人前で弾けるところまで到達したので、次は第2楽章、第3楽章です。夏の発表会はこれにしようかなと思い始めているところです。

第2楽章は、多くの人が弾きたいという人気の曲で、初級者の方の発表会曲としてもおすすめされています。確かに、テクニカルには、難しくありません。だからこそ、美しく弾きたいと思い、レッスンを受けました。

第2楽章、第3楽章とも、高校生の時にレッスン受けていた模様(楽譜に先生の書き込みあり)。で、一応弾けます。特に第2楽章は手が勝手に憶えているようで、特につっかえることもなく弾けますが、先生に見て貰う前にとにかくきれいに聞こえるようにしないと、と、練習して臨みました。

そうしたら・・・・・まず指導されたのは、「一番最初の1音」。
「右手のド、ラ、左手のラ」この3音。
○この3音のバランス
○右手のドの響かせること
○左手のラを歌わせること
○真ん中のラは弱いがきちんと鳴らす、ただし消えてはいけない

そして、その後の音もずっとバランスと響かせ方を考えながら演奏しなければならない。
オーケストラであるようなイメージ。
フレーズごとに、「ここはチェロ」「こちらはビオラ」みたいな。
で、ところどころにベートーヴェンならではのキラッとした煌めきが入る。
・・・と、頭ではわかりますが、そんな簡単にできるわけはなく・・・。
構成されている全ての音を意図して出さないといけないわけですが、手がいうことききません。

ひぇ~~~
悲愴第2楽章、難しい~

全然簡単じゃない第2楽章。

で、お手本を探しました。
ありました!

辻井さんの演奏は、見事に先生が仰ったことが全部クリアされてる。素晴らしい。完璧なバランス!
最初の一音を出すときに、凄く集中してバシッと決めています。プロはすごいですね。
こういう風に弾けばいいのね(・・・なんて言っても、もちろんできませんが😄)。このイメージを持って練習します。

そして、こちらの動画もとても勉強になります。

「弦楽四重奏」と表現されていますね。
とてもよくわかります。
表現は違いますが、先日先生が仰ったのもこういうことでした。

完全にその表現をするには、技術がまだまだ足りません!
音のコントロールが、高校生の時のようにはまだできないのです。筋肉も戻っていないし、脳からの信号もストレートには伝わらなくて「もーっ💢」となります。ま、これはコツコツやるしかないですね。

音楽、深いですね~。
なんて面白いんでしょうか。可能な限り学び続けます。

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