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音楽素人のライブ後記 vol.17

クレナズムのワンマンライブ
〜tonkotsu f
ragrance〜
@天神 Early Believers
2021.02.13
(初)


福岡発、
ジャパニーズ・シューゲイザーの星、
クレナズム。

4人にとっても、
ファンにとっても記念すべき、
初ワンマンライブに、
お邪魔しました。

会場は、
クレナズムが育った、
天神の路地に位置する、
こじんまりしたライブハウス。

Early Believers

オール着席、
キャパ半分の50人が見守る中、
いざ開演です!



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 福岡、
 クレナズムです。
 よろしくお願いします!




恒例の掛け声から、
定番の1曲目、
「白い記憶」の轟音が、
会場を突き刺します。

実に個人的には1年ぶり、
久々の生音。

そして大好きな、
シューゲイザーと、
クレナズム。

ライブが楽しめる幸せに、
思わず泣きそうになりながら、
音に身体を委ねました。



2曲目は、
「月のようで」。

この曲も定番です。

メロ部分の、
ボーカルとリズム隊のバランスの良さが、
際立ってましたね。



続いて3曲目は、
最新作より「ラテラルアーク」。

萌映さん(Vo.)の歌い出し、
すごく深い声です。

この低音の深さ、
魅力ですよね~。
一気に引き込まれました。

あとギターアレンジが、
原曲と違うような気がしました。

照明と相まって、
音像がカラフルに見えたんですよね。



そして、
4曲目「いつかの今頃」、
5曲目「ひとり残らず睨みつけて」と、
続いていきます。

「ひとり残らず睨みつけて」は、
1サビの入りが完璧でした(泣)。

「終わりのない事も」の、
「り」のところ。

4人の息がピタッと合って、
萌映さんの声も抜群に深くて、
この日最初の、
鳥肌ポイントになりました。



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ここでMC。

コロナで開催できなかった、
2nd EP『In your fragrance』の、
リリースツアーファイナル。

今日はその代わりの舞台であると、
伝えてくれました。

約1年越しのライブ。
開催できて本当に良かったです。

もうこれ以上、
中止になるライブが出ないことを、
祈っています。



そして6曲目、
「キミのいない世界」。

これを聴いてファンになった人も、
多いかもしれません。

クレナズムのポップセンスが、
溢れまくっている1曲です。

この曲のAメロ、
めちゃくちゃ早口なんですが、
ライブでもちゃんと聴き取れました。

この聴き取りやすさも、
萌映さんの魅力ですね。



7曲目は、
「velvet rain」。

ミディアムで、
ドリーミーなナンバー。

萌映さんの様々な声色を、
堪能できる曲です。

『「わ゛」かっていたんだ』の、
エッジボイスを生で聴けて、
痺れました(溜息)。



さらに8曲目「夜に溺れて」、
9曲目「花弁」と、
キラーチューンが続いていきます。



ここで本日2回目の、
鳥肌ポイント。

これぞTHE・シューゲイザーと言える、
「花弁」のイントロ。
そしてサビ。

この音圧と、
重層感は、
ライブハウスでしか体感できないやつです。

堪りません。

音源と比べて、
少しがなり気味だった萌映さんの声も、
ライブ感があって最高でした。



ここで、
2度目のMCタイム。

なんとメンバーから、
サプライズバレンタイン!

次の曲だけ、
ライブを撮影できることに!!

うわあ、
ありがたい。
本当にありがたいです。
ファン心理をわかっておられます。

1番だけですが、
動画に収めました。
ぜひ生の臨場感を感じてください🎧

10曲目、
「ヘルシンキの夢」です。

どうですか?
聴けましたか?
最高じゃないですか??笑

映像越しでも、
グルーヴの良さが伝わってきますよね。



そして11曲目。

たまにあるんです。
次の曲が分かる瞬間が。

萌映さんが少し、
気を張り詰めたのが、
伝わってきました。

アフターコロナに想いを馳せ、
初めて作曲にも挑戦した曲。

そう、
「エピローグまで」です。

名曲。
ギターのアレンジも、
素晴らしいんですよね。

生で聴けて良かった。



そして、
本編の最後に聴こえてきたのは、
「365」。

この曲もまた、
名曲。
いつ聴いても、
泣きそうになります。

4人にとっても、
特別な曲ですね。
その重みが伝わってくるような、
パフォーマンスでした。



一旦ステージを下りた4人。
アンコールの声に導かれ、
再びステージに登場です。

まず披露したのは、
「鯨の鳴き声」。

アグレッシブなバッキングの中、
萌映さんの迫力ある低音が、
響き渡ります。



そして最後の曲、
「青を見る」。

もしかすると、
この日1番、
出来が良かった曲かもしれません。

楽曲全体を司る、
繊細なドラム。

歌詞の景色を見せてくれる、
立体的な音像。

圧倒的な、
萌絵さんのアカペラ。

特に「月日だけが残る」の、
「こ」にかかるエッジボイスは、
素敵すぎて震えました。

最後にふさわしい、
余韻を感じさせるステージでした👏



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いやあ、
良いセットリストでしたね。
特に後半は素晴らしかったです。

そして改めて、
楽曲の音楽性の高さに、
心酔させられました。

本当に良い曲ばかり。

とはいえ、
ライブのポテンシャルは、
まだまだありそうだなと感じる部分も。

コロナが落ち着いたら、
どんどんライブに出ていってほしいですね。

そしてファンの力で、
もっと大きなステージに、
連れて行ってあげたいです。

私も1ファンとして可能な限り、
たくさんの方に知ってもらえるきっかけを、
作っていけたらと思います!



最後に、
この大変な状況の中、
ライブ開催に尽力いただいたスタッフの方々、
関係者の皆さま、
本当にありがとうございました!


- SET LIST -

白い記憶
月のようで
ラテラルアーク
いつかの今頃
ひとり残らず睨みつけて
キミのいない世界
velvet rain
夜に溺れて
花弁
ヘルシンキの夢
エピローグまで
365

EC
鯨の鳴き声
青を見る

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