その後の元気計画01

その後の元気計画。 2016.6.17

雨模様の日々が続く。森も大地もたっぷりと水分を含んでいる。

今月上旬、久しぶりに料理会なるイベントに顔を出した。福岡市中央区薬院の人気イタリア料理店チェルニア。この日と翌日の2日間、盛期を目前にした赤司直紀君の桃を使ったメニューが並ぶ。店内には、旧知の顔も交じり、九州ちくご元気計画のことを思い出した。

2008年に始まり、2014年に終了した九州ちくご元気計画は、厚生労働省が用意した雇用創出を掲げた助成制度で、ちくごは福岡県とのタッグで取り組んだ。厚労省との軋轢で、6年目の最終年度で総合プロデュースを降りるまで、僕とスタッフは、実に多くの研究会を動かし、たくさんの商品開発や広報計画のお手伝いをした。その数は、優に100を超える。
その中に、赤司君がリーダーを務めていた、うきは百姓組もあった。元気計画では、彼のように、プロジェクトが終わった後もさらに進化を続けるケースがいくつもある。むつごろうラーメンの夜明茶屋、おばちゃんふたりが会社まで興してしまった山の神工房、今春から改めてプロデュースに入った筒井花火、等々。厚労省には、ぜひ追跡調査をお願いしたい。

明日はヤブクグリ総会。活動は新たなフェーズへ。今夜は、楽しい前夜祭。

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・すべてのメニューに桃を使う難しさを、見事に美味しさに変えていた。

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・リバーワイルドの葡萄豚のひと皿。ワインが飲めなかったのが悔しい。

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・最後は桃のコンポート。農家がこうして発信するのはとても大事なこと。