なにげに家事01

なにげに家事。 2018.2.5

家事とひとことで言うけれど、その種類と頻度とボリュームたるや大仕事である。いつのまにやら、それは主婦の仕事のように、女性の仕事のように思われてきた。しかし、子供から見ても、男から見ても、母や妻に任された家事は、大変だなと感じることが少なくない。

若い頃からそんなことを思ってきたので、家事を誰かがしてあげないと生きていけないなどという無様はご免被りたくて、一通りは最低レベルだろうけれど、やれる。夫婦2人の時は、家事は分担したし、家族が増えても役割を変えつつ続いた。いまは逆単身で独身生活のような日々だが、量も大したことはなく、取り立てて質も問われない。楽なものだ。
そもそも、生活の多くの部分は、家事のことなのではあるまいか。などと考えるので、家事を横に置いて何かを語っても、事を成しても、それはどこか十全な感慨を得にくく、暮らしあっての仕事だろうと思ってしまうのである。なにより、わが仕事上のさまざまな提案は、こうした日常の体感を背景に紡がれている。すべては、衣食住の中から生まれてくる。

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・洗濯は、洗濯機がほぼやってくれる。シャツだけはこうして陰干し。

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・いかに手間をかけずに美味しく作るか。散歩で採ったムカゴを炒めて。

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・食洗機がない大分別宅では、すべて手洗い。罪滅ぼしのように手伝う。