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2024/4/7映画オッペンハイマーの感想

先日映画『オッペンハイマー』を観てまいりました。
アメリカによる日本への原爆投下については事あるごとに語られ、学び、感じるでき事ですが、軍事作戦的な視点、被爆者的な視点、被爆国的な視点で語られる事はありましたが、製作者にフォーカスした事は未体験でしたので興味がありました。

映画の演出として印象的だったのは、大きな音の使い方でした。
あの音の使い方は劇場ならではだと思いますが、私には大きすぎたため、没入感を途切れさせられました。

構成については場面や時代を多く入れ替える事で、時間的に余裕がなかった事や、当時の心理の動き、そして長く考え続けられている様子などを表現したのだろうと思います。
この描き方は嫌いではなく、観ている方も必死に観ないといけない気持ちになりました。

私の観た回は、えぞひぐま世代の方が多く納得の客層でしたが、中にちらほら若い世代の方がいらっしゃったのも印象的でした。
コナンやドラえもんが上映中のため、ロビーに出るとご家族連れでほほえましくそして大変そうな光景に溢れており、平和ってありがたいと改めて思ったのでした。