見出し画像

2024/2/12ポップスが最高に輝いた夜についての私見

Netflixで配信されている作品。
『We Are The World』の制作ドキュメント映画で、気になっていてようやく観る事ができた。
この曲が発表された1985年、えぞひぐま少年は洋楽には興味がなく、流行にも乗れていない田舎の坊主少年だった。
それも「毎日髪形を気にするのが面倒」と言う理由で自主的に坊主頭にしていたほど興味のない事には無頓着だった。

そんなえぞひぐま少年でもこの曲が発表された時の衝撃は覚えている。
「アメリカの歌手が本気出してきた!」

今でこそボランティアやチャリティーの必要性を理解しているものの、当時はそんな事は意識した事もなく、赤い羽根共同募金ですら協力した記憶がない。

アメリカの芸能界の規模は日本のそれとはケタ違い、いや芸能界だけじゃなくスポーツ界も何もかもケタ違いだと思っていた。
そのアメリカの超有名人が集まって、チャリティの曲を作ってアフリカを救おうとしている事に、何も分かっていない田舎坊主にもスゴさだけは伝わった。英語の曲なので歌詞の意味も分からないまま、歌の持つパワーに圧倒された事は鮮明に覚えているものの、この映画を観るまで歌詞の意味さえ理解していない大人になってしまっていた。

ずっと気になっていたのはこのタイトル。
ポップスが最高に輝いた夜(The Greatest Night in Pop)
「最高に」と謳っているので頂点となれば1日で、語意としては合っているのだが、なぜ1日だけなのか・・・

ネタバレになるような事は避けたいので、一言だけ。
えぞひぐまの疑問は解消されました。

そして約40年前には既に大スターだったUSA for Africaの面々には既に10人も鬼籍に入っており、時に長さと同時に飢餓の大きさと言うか深さみたいなものを感じている。

We are the world(僕らは一つの世界)
 we are the children(僕らはその子ども)