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2024/2/24天皇誕生日のSNSについての私見

2/23のXでは若いと思われる方が陛下の誕生日を祝う投稿が散見されたものの、私が目にした多くは面白い投稿をまとめた方の情報でした。
陛下の写真を加工し、バースデーケーキの帽子を被ったようなお姿に、クラッカーや紙吹雪が舞う装飾でお祝いしている画像だったり、「あまり絡みはないけどハピバ!」などと言うものが見られ、ちょっと考えてみました。

ひとつは、陛下に対しての投稿内容や、写真の加工などが「不敬ではないか」と言う事。
内容自体は親しみを持ってお祝いしているともとれるものの、陛下に対して友達のような言葉遣いや画像の加工はいかがなものか。と言う思い。

もうひとつは、若い(と思われる)世代が、皇室に興味を持ち、彼らなりのやり方でお祝いするのは悪い事ではなく、広く愛される皇室の一端ではないか。と言う思い。

戦後生まれで、既に皇室の存在が身近ではなく、「天皇は日本国の象徴」と教えられても象徴ってどう言う立場?と言うような少年時代を過ごしたえぞひぐまですが、その時にSNSがなかっただけで、当時SNSを扱っていれば自分がそんな投稿をしてないとも限らないので、そもそも実在する投稿か否かの判断もできない情報に「不敬だ!」と決めつける事はないものの、考えるきっかけになった事は事実。

萎縮や遠慮は必ずしもマイナスではないとは思うけど、同様に大胆や豪快もまたプラスとは限らない。時と場合、人や間柄を選ぶんだと言う事を考えた日になった。
久しぶりの一般参賀も雨にもかかわらず、多くの方が皇居を訪れた。
能登半島地震で被災された方が多くいらっしゃり、まだ復興の最中にもかかわらずお祝いを受ける事に迷っておられた陛下と、陛下のお出ましの際には誰ともなく傘を閉じて陛下に対しての礼と後方の方にも陛下のお姿が見られるように配慮したと報道で知り、思いやる気持ちの素晴らしさを知った。