見出し画像

ライジングサンに思いを馳せるの巻

1999年からRSRに行き続けている、いわゆる皆勤賞である。

衝撃だったことを今でも覚えている。
初年度からテント泊したんだけど、2日開催というよりは、前夜祭があって、次の日に本番みたいな感じだった。
不思議な感覚だった。
寝ても覚めても音楽がある空間。
「こんな楽しいことが世の中にあるなんてええ」
若かりし僕は本当に衝撃を受けた。

その3年後。
2002年に何をトチ狂ったか非公式RSRファンサイトEZOorDIE!を誰にも頼まれてないのに立ち上げた。
セットリストをまとめたり、RSR辞書みたいなのとかとにかく色々やった。楽しかったな。

セットリスト含め、その辺ももう今ではちょっとさぼっている。

勝手にやる前夜祭だけは2009年からずっと続けている。
※2020〜2022年はコロナ休み

色んなフェスに行ったけど贔屓目込みで
RSRは本当に特別だ。
歴史もある。
その分、みんな年をとった。
お兄さんお姉さんがおじさんおばさんになった。
来なくなった人もいるけど。
みんな毎年の恒例行事になっている。

最近は発表されるアーティストの中で知らない名前も増えてきた。
個人的にはもはや「誰が出ても行く」という末期の人間なので気にしないが、時々「○○いねえのか!」「△△知らねえ!」と強めのお気持ちを目にすることがある。

わからないこともない。
よほどの知識がない限りはすべてのジャンルを網羅している人は少ない。
年齢を重ねたからと言って好きなバンドを変えていくわけでもない。
となると新たにインプットしていくのは難しいのかもしれない。
その上での不満、寂しさ。なんとなくわかる。
万人が大満足するラインナップは存在しない。

去年。
とあるRSRの偉い人とお話する機会があって

僕「だんだん知らないアーティスト増えてきて・・・ラインナップが若くなったというか」

偉い人「君が若い時、RSRで受けた衝撃あるだろ?その衝撃をさ、今の若い子にも感じてほしいじゃない?」

はっとした。

若い頃にRSRに参加して、ミッシェルすげー!ブランキーきたー!マッドきたー!と衝撃を受けたこと。

それが今は若い色んなバンドがそのポジションを担っているのだと。
年代によってレジェンドは移り変わるのだ。

僕のようなおじさんは叫ばなくとも、若者がテンション上がって叫ぶことが大事。
「こんな楽しいことが世の中にあるなんてええ」と思ってくれることが大事。
僕含めアダルト達が感じたように。
RSRがそんなフェスだと思ってくれることが大切なんだな。

既に伝えましたが、末期のRSR好きなので誰が来ようがフェス自体を楽しめる身体になってしまっているので元々ラインナップに要望はそんなに意見はありませんが、アダルトな僕はもうラインナップには何も言わないことにしよう。

これからもRSRはアダルトと同じくらい、いやそれ以上に若者が衝撃を受けるようなフェスになってほしいなと思いました。

サカナクション呼んでください。絶対にだ。


次回は
「RSR初めて行く人に皆勤賞の僕から何かアドバイスが出来ないかの巻」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?