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ウェットシェービングへのいざない Vol.29

MÜHLE R41 三兄弟

MÜHLE(ミューレ)のR41というアグレッシブの代表みたいなレーザーが気に入り過ぎてリリースされている3種類を揃えてしまいました

一番最初に買った両刃のカミソリDouble Edge Safety RazorレーザーがMÜHLE R89 Traditional Razorだったのですが、トップキャップとベースプレートを交換することでオープンコームのR41にスイッチすることができるので試してみることにしました

WetshavingへのいざないVol.10でもR89とR41の記事を書いているのでよろしかったらご覧くださいね

R41
R89
クローズドコーム(左)とオープンコーム(右)のベースプレート
重量は71g

異なっているのはベースプレートのコームの形状だけではなく、トップキャップの角度や長さも異なっています
R89のトップキャップに比べてR41のそれはブレードの反りが少なくなるような角度に、そして刃の突き出し量が多くなるように形成されています
そのことによって肌への刃当たりが多く角度も浅いためアグレッシブな味付けになっています

私はこのアグレッシブなレーザーに7o'clock Super Stainlessのような少しシャープなブレードを着けて軽い肌当たりになるように優しく肌をなぞるようなシェービングが気に入っています
本当に軽くなぞるだけできれいに剃り上がるからです
何度も重ねて同じ場所を剃るよりも肌へのダメージも少ないし、なによりも簡単に深剃りができてしまうからです
私の場合は毎日シェービングしていますので、少しの剃り残しは明日のお楽しみということになります(笑)

そしてステンレス製のR41を試したくなったのでR41GSを購入しました

開封の儀
まさに質実剛健
ステンレス製ののしっかりした作り
ブレードの接地面はマットな感じの仕上げ
肌にあたる部分は鏡面仕上げ
114gの重量級

R41GSを使用した感想はR41の切れ味を更にアグレッシブにしたような感じです
重量によるブレードの肌へのプレッシャーが増えることもあるように考えられますが、ブレードの突き出し量や角度も微妙に異なるような感じがしました
R41と同じように軽い肌あたりで剃っているつもりですが、特にマスタッシュエリアでニックと呼ばれる引っ掻き傷のようなもの(吹き出物や肌の少しの突起が、例えれば尖った山の頂上が少し削れて富士山の山頂のように平らになるみたいな感じ)や、イリテーションと言われるカミソリ負けが起きやすいように感じました

まあ、これはこれでこのR41GSの特徴なので慣れていこうと思っています

もう一つの特徴はハンドルが一回り太くそして長くなっているということです
バランス的にはR41の方が私の好みではあります

そして更にはR41Twistもゲットしました

トップキャップはR41と共通のようです
何のためのTwistかわかっていませんでした
きれいなクローム仕上げ
届いてビックリ、2ピース構造でした
91gと少し重めの重量感

手にする前はハンドル下部のツマミはデザイン的なものだと思っていました
そのパーツはトップキャップを閉めたり緩めたりする捻るものだったのでした
そして3ピース構造と思っていたところがまさかのピース構造!
なるほどね〜っと感心したものでした
また、ハンドルもR41よりも一回り太くそして長くなっているのでした
私の場合はR41GSのところでも言っていますが、ハンドルの上部を軽くつまむように持つタイプなので、やはりR41の方が握りやすかったりします

剃り味についてはR41のそれとほとんど変わりないように感じました
トップキャップの型番も5番で同じもののように感じました

そこでR41とR41GSがどう異なっているのかトップキャップとベースプレート、ハンドルの組み合わせを変えて試してみました
(R41Twistは2ピース構造なので試していません)

R41のハンドルにR41GSのトップキャップとベースプレート

今日はR41GSでは少しだけイリテーションやニックが出るのでその重さが原因なのかどうかを試してみました。
R41のローズゴールドのハンドルにステンレスのR41GSのトップキャップとベースプレートをつけてみたところ、果たして今日はニックなどは出来ませんでしたが、少しの影響はあるような感じがしました。それとは別にR41GSの方がブレードが当たる具合がアグレッシブなようにも感じました

R41GSのハンドルにR41のトップキャップとベースプレート

更に今日はR41GSのハンドルにR41のトップキャップとベースプレートを着けてのシェービング。果たしてR41GSよりも少しマイルドな剃り心地でした。ハンドルが重いのでバランスはあまり良い感じではなかったですが、少し太めなので握りやすくはありました。このことからR41GSとR41ではトップキャップとベースプレートは別の仕様になっているようだと感じたのでした。

R41のトップキャップにR41GSのベースプレート、R41のハンドル

今日のMuhleR41はR41のトップキャップにR41GSのベースプレートを組み合わせてシェービングしてみました
尚、R41GSのトップキャップとR41のベースプレートの組み合わせは上手く嵌め合わず使用できませんでした

果たしてR41GSのベースプレートの場合はブレードの肌当たりがR41のそれよりも更に大きく(R41のブレードフィールは私にはちょうどいい感じなのですが)ニックが1箇所できました
個体差があるのかもしれませんが、R41GSのシェービングで感じたアグレッシブさの原因はベースプレートにあるのだと分かりました
R41GSはそのような味付けなのだと思います
これにてR41の検証は一先ずお終いということにしますね

最後に私がR41に感じたことを

私個人的にはR41がいちばんのお気に入りのレーザーです

そして国内では比較的入手しやすいことに加えて、価格もリーズナブルでブランド的にも信頼感と高級感があります

色々な剃り味を求めてR41のシリーズを揃えてみましたが、果たしてbasicなR41がいちばん良かったという結果にはMuhleというメーカーの心意気が感じられました

これはまだ私には早いと思ったのなら、クローズドコームのR89を入手してください
チャレンジしたくなったらR41のトップキャップとベースプレートを購入すれば良いのですから

それでは今回のエントリーはこの辺で

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