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「来た仕事は断らない」の本当の意味とは。

京都で編集者・ライター、ときどき大学講師をしている江角悠子(@ezu1030 )です。

昨日、何となくつぶやいたことが、思いのほかシェアされていて、びっくりしている。

来た仕事は断らない。

この言葉の本当の意味がやっと分かったなと思うことがあって、それをつぶやいたのだけど、共感してもらえたなら嬉しい。

せっかくなので、ちょっと深堀して書いてみようと思う。

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ありがたいことに、私はブログ経由でいろいろな仕事が来るのだけど、中にはちょっと変わった案件もあって、そんなときはどうやって断ろうかなと悩むことも多い。

断るのが面倒でいっそ請けた方が楽だなと思って、請けて死ぬ思いしたこともあるし。断る言葉を考えるのが面倒だし、私は何より断るのが苦手。

きっと心理的に、全方位的に好かれたいとどこかで思っているんだろう。見ず知らずの、いい人か悪い人か分からないような人にも。

そもそも私は、依頼を断っていいとも思っていなかった。新入社員の頃は、「断る権利は私にない」とすら思っていたので、依頼された仕事をすべて「はい」と言って請けて溜まりすぎて、上司に「なんでできないと言わないの? 断らないの?」と真顔で聞かれて、そのときに初めて「え、断っていいんだ」「できないと言っていいんだ」と知ったくらいだ。

そして、断っていいことを知った私は、ようやく無理だと思うことは断れるようになったんだけど、なんせ、断るのも労力がいる。断るの面倒。いい人でいたい。

そこから、やっとたどり着いたのが、断らず、自分から◎◎ならできますと提案して、それがダメなら先方から断ってもらうという方法。この方法なら、

●自分で断らなくても良い!
●あわよくば自分の希望が通る!

と良いことずくめ。

なんてラクチンなんだ!これ!

もし単価が安くて、「やだなぁこの仕事」と思うなら、

ぜひやらせていただきたいのですが、△△万円が相場なんです。

と言ってみる。言うのはタダだし。

実際、もともと1件5,000円だった依頼が、作業量を考えると、最低でも8,000円〜で、相場は10,000円だなぁと思って、その旨を伝えたら、あっさりと倍の1万円になったこともある。(え?って感じだけど)

クライアントにしてみたら、5,000円で請けてもらえたらラッキーという感覚だったのかもしれない。中にはそういう人もいるということ。

ただし、この場合は、本当に自分が納得できる価格にしておかないと、実際単価を上げてもらったのに、揚げ句断るというのは、信用問題に関わるし、大変に失礼なので、本当に請けられる、納得できる価格にしておかないといけない。

断ることを知らない私


嫌な仕事は、断っていいんだ! 


断らずに、自分が納得いくように提案すればいい

3段階を経てようやくたどり着いた結論。もっと早く知りたかった!けど、このことに気が付いた今、これでどんな依頼も怖くない!

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最後に。
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(おわり)

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